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【遠足】テーマパークから愛を込めて!?
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――続・美味しいワッフルはいかが?
ワッフル・ワッフルの前で、「何だ? 巨大ワッフル?」と首を傾けたのは
高杉 かよう
。
瞳を瞬かせた次の瞬間には、かようの目はきらきらと輝いている。
「なあ、これ食いきって写真撮ってもらおうぜー」
「うん? そうだな、3人で分ければ何とか……」
「写真、ばーんと一番目立つところに飾ってもらおう!」
「って、おい、飾ってもらうって……1人1皿食う気か!?」
という具合で、
響 蒼留人
の心労は絶えない。
至極真っ当なつっこみに、けれどかようはにやりと笑って、
「何だ? 響お前、食いきる自信がない感じ?」
「っ、そういうわけじゃないが……」
ちょっとカチンときて、微妙に挑発に乗ってしまう蒼留人。
その時、
マーガレット・ライカー
が、ぽん、と軽く手を合わせた。
「では、ここは1人1皿としましょう」
その内心は、「なんというか二人とも妙に張り合ってくれていて、これは構想が進みますね」である。
ともあれ、これで蒼留人は引くに引けなくなったわけで。
じきに3人は、店内で1番大きなテーブルで、巨大ワッフルとそれぞれに対峙することとなった。
「こんなとこで写真残すのか……」
「おっ。写真を残したくないってのは悪くない言い訳だな、響」
「言い訳じゃない! 食べる! 食べ切るに決まってるだろ」
2人の絶妙な張り合いっぷりは、
(いわゆるメシウマというやつですね)
という調子で、マーガレットがワッフルと一緒に美味しくいただきました。
さて、そんなこんなで、3人は揃って巨大ワッフルを食べ終えて。
「美味かったが、さすがに多かったな……」
蒼留人が腹を撫でながら零す中、マーガレットは口元を優雅にハンカチで拭い、
「私も本当に満腹ですね。色んな意味で、ご馳走様でした」
「……色んな意味で?」
「いえ、何でも」
マーガレットの謎の言葉に蒼留人が内心首を傾げている間に、
「おーい! 写真撮るぞー!」
と、かようが店員を連れてくる。
最後は、(半ばかようの勢いに押される形で)3人揃って「はい、チーズ!」。
「なんでもやるなら一等を狙わなきゃな。どこでも、なんでも、ホームラン!」
自分の生きた証を残してやるぜ! とのかようの言に、
「いや、大袈裟すぎるだろ」
と、蒼留人が本日何度目になるかわからないつっこみを入れた。
貴家 衿花
もまた、ワッフル・ワッフルの前で足を止めたひとりだ。
「……にゃんこフェイスのワッフル、可愛らしくて食べてみたかったのよね」
呟いて、甘く香ばしい匂いが漂う店内へと足を踏み入れる。
席に着いてメニューを開いた衿花が目を留めたのは、ベリー系のワッフルだ。
(うん、これがいいわ)
じきにテーブルに届いた熱々ワッフルは、スマートフォンでこっそり撮影。
写真の中の愛らしいにゃんこフェイスを目に、衿花は仄かに口元を和らげる。
(大事にしなくちゃいけないわね。……それにしても)
スマートフォンを仕舞いながら、衿花は辺りを見回した。
店内は賑やかで、沢山の笑顔に溢れている。
(校外学習でこんな所来るのね。このあとは、どこに行ってみようかしら?)
折角だから楽しみたいと、衿花はワッフルを口に運びながら思案に浸るのだった。
前を行く
史越 奈津樹
の服の裾をくいと引き、
「文月さん。僕、アレ食べたいんやけど」
と、
伏見 真
はワッフル・ワッフルの前、ビック・キャット・ワッフルの看板を指差して訴えた。
「あ、いいね。やっぱり、ここに来たらあれが気になるっていうか」
「やね。ねこったーでよう見るし。……せやけど、言うて、一人で食べれる気はせんなぁ」
わけっこせん? との真からの提案に、
「うん、そうだね。わけっこしようか」
と、奈津樹は笑顔で頷いてみせる。
巨大ワッフルがテーブルに並べば、真が早速、写真を撮ってねこったーに投稿。
「上手く撮れた?」
「せやね、ええ感じや。そういえば、さっき文月さんが話してたゲームの話やけど……」
「ああ、あれ! ええっと、どこまで話したっけ?」
そんなふうに会話を弾ませながら、和気藹々と巨大ワッフルに挑む2人。
しかし、2人がかりでも巨大ワッフルは強かった。
「……ねえ、イナリ」
「何? 文月さん」
「これ……二人でもきつくない?」
「僕も、多いなぁ思ぉてたところや。提案なんやけど、同じ制服の人に助けてもらわへん?」
「うん、他の人も誘っちゃおうか」
そうして2人は辺りに目を配り――丁度自分のワッフルを食べ終えたらしい衿花の姿を見留める。
真が、パンフレットを取り出そうとしていた衿花へと声を投げた。
「お嬢さん、まだ余力ある?」
「……私?」
突然の質問に内心驚きながらも、クールな顔と声で応じる衿花。
そうそう君や、と、真は衿花に向かって手招きをした。
衿花が、少しばかり訝しげな顔のまま、真と奈津樹のいるテーブルへとやってくる。
そして、「ああ」と得心したように小さく漏らした。
真が、くすと笑う。
「お察しの通り、二人では食べきられへんねん。ちょっとナンパされへん?」
「もしよかったら、手伝ってもらえると有り難いな」
真と奈津樹、ノリは違えど同じ意味を乗せた2人分の言葉を受けて、
「……これからは、食べきれるかどうか考えてから頼んだ方がいいわよ」
なんて、衿花は氷河期もびっくりなクールな反応を返した。
「う。その、なんかごめん……」
と、思わず縮こまる奈津樹に、
「あはは、見事なまでのクールビューティーやね。絶対零度や」
と、予想の斜め上の反応を面白がる真。
「ほな、次からは気を付けますってことで改めてお誘いするわ。おごりやからお得やで~」
「別に、お得じゃなくていいけど……じゃあ、手伝うわ」
残っても勿体ないし、なんて、ついつい余計なことを言ってしまいながらも、
「その……一応、ありがとう。おごってもらうわけだから」
と、衿花は小さな声で、けれど確かに付け足した。
「いやあ、おもろいお嬢さんやなぁ。とにかく、これで巨大ワッフル制覇も安泰やね」
「助かるよ、ありがとう」
2人分の笑顔を向けられて、席に着いた衿花はそわそわとして髪を弄る。
こういう態度をとってしまう癖を直したいと思いながら、中々直せずにいる衿花である。
「そ、そんなふうに言ってもらうことじゃ……」
「あれ? もしかして、照れてる?」
「君、ちょっとおもろすぎるって~」
奈津樹が目をまんまるにし、真が込み上げる笑いに口元を押さえる。
顔が真っ赤になりそうな面映ゆさを押し殺すようにして、衿花はナイフをワッフルに走らせた。
3人で巨大ワッフルを囲むうちに、奈津樹が所属するパソコン部の話題が持ち上がる。
「部活、楽しいん?」
「うん、楽しいよ。イナリも一度覗きに来ない?」
「考えとくわ。あ、お嬢さんは何かやってないん?」
「私は、風紀委員会所属」
「わ、イメージぴったりだね」
「いやいや、ぴったりすぎるやろ~」
かくして、ワッフルの香りに包まれた時間はのんびりと過ぎていった。
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担当ゲームマスター
巴めろ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月07日
参加申し込みの期限
2017年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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