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【遠足】テーマパークから愛を込めて!?
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――宇宙の平和を守るため!?
宇宙船型ライドに乗り込んだ
源 竜世
はスチャ! とヒーローみたいに光線銃を構え、
――さあ、皆で宇宙人を倒して宇宙の平和を守るのにゃ!
との司令官猫の声が響き渡るのを耳に、
「おおっ、宇宙の平和か! よし、任せろ!」
なんて、元気いっぱい、全身全霊で司令官猫の言葉に応じた。
同じライドに乗っている
タイラ・トラントゥール
が、
「おい! 煩いぞトリ頭!」
と、竜世に噛みつく。
それを受けて、ぷうっと、不満げに頬を膨らませる竜世。
「何だよタイラ。折角母さんが2人と回っていいって言ってくれたんだから、楽しまないと損だろー?」
な、翔! と水を向けられて、
鳳城 翔
は小さく首を傾けた。
「楽しまないと損、には同意だ。けど、世界観も楽しみたいから司令官猫の声が聞こえると嬉しい」
「うぐっ」
「ほらな、静かにしていろ、トリ頭」
「タイラ、トリ頭トリ頭って言い過ぎだって!」
段々とタイラと竜世の掛け合いがヒートアップしていくのに、
「おい、落ち着け、2人とも。まあ、ケンカするほど仲が良い……か?」
と、翔が、少しだけ慌てて仲裁に入る。
「な……こいつと仲良しだと!?」
とタイラが言葉を失うのを目に、
(タイラは竜世にはこんな感じなのか。俺にはそんなにムキにならないんだが)
なんて、翔は目元を仄かに和らげた。
喧嘩は困るが、同級生達と一緒だからこその、この賑やかさは翔の胸をあたためるものだ。
翔のそんな様子を確かに見留めて、タイラは小さく息を吐く。
(気晴らしになっているだろうか。翔が楽しいなら、まあ、我慢してやらなくもない)
そんなことを胸の内に思って、タイラは翔へと声を投げた。
「シューティングもギアの対戦と似た様なもの。勉強では悔しい思いをしたが、ここでは負けないぞ、翔」
「悪いが、俺も負けるつもりはないな。もし負けたら、勝者の言うことを一つ聞いてもいい」
バチバチッと火花が散る中に、ずずいっと竜世が割って入る。
「オレを忘れるなって! 一番はオレが貰うからな!」
かくして、3人の熱い戦いの幕は開いた――!
司令官猫の言葉を耳に、「うぴゃー!」とテンション高く奇声を上げるのは
パトリシア・プロウライト
。
「ふふふっ、こういうシューティングゲーム、楽しみにしてたのだ!」
ギャラクシーポリス・パトリシア参上! なんてはしゃいでいたら、
「これはまた、えらい自信満々やね。見てて清々しいわ」
と、後ろ側の席から、楽しげな声が掛かった。
くるりと振り向いたパトリシアが「きゃー♪」とまた明るい声を上げるのに、
「え? な、何? どうしたの?」
先ほどとは違う声が言って、声の主――
史越 奈津樹
がびくりと肩を跳ねさせる。
その様子を横目に最初の声の主
伏見 真
がくすくすと笑う中、パトリシアは慌てて口元を押さえた。
「わ、ご、ごめんね~! 素敵な制服姿だったから、つい……!」
「制服?」
「だって、いわゆる制服テーマパークだよ!? 寝子高の制服はほんのりファンシーで激カワだから……」
「ああ、この場所にも馴染むかもしれんね」
「そう! その通り!」
奈津樹が首を傾げる中、意を察しての真の言葉と頷きにパトリシアは瞳をきらり。
君、おもろいね、とにっこりとしたあとで、
「文月さんはどう? いつもやっとるんよりリアルやけど、大丈夫?」
なんて、にっと整った笑みを向けて、奈津樹を挑発する真。
挑戦的なその笑みに、奈津樹もまた、笑みを返した。
「VR系はあんまりやってないけど……シューティングは好きだからね」
「ほんなら、勝負しよぉか。負けた方がジュース奢るんでどない?」
「わかった。負けないように頑張るよ」
ジュースもかかっているしね! と、やる気を覗かせる奈津樹。
そんな2人のやり取りを耳に聞きながら、パトリシアは、こそりと前に向き直った。
そうして小声で、頭に被っている犬耳帽子へとひそひそと話し掛ける。
「ねえねえマルク。ほら、出番だよ」
『あ? 何だよ、集中してねぇと始まるぞ?』
「そこをマルクに協力してほしいの! マルクが見ててくれたら後ろの敵もダイジョブでしょ? ね? ね?」
どっちにいるか教えてね、と零せば、犬耳帽子に宿った人格たるマルクはため息を吐いた。
『全く……何でそんなことを……』
「お願いっ! マルクだけが頼りなんだよ~!」
パトリシアがそこまで言った時、
「ねえ、えっと……どうしたの?」
今度は、奈津樹の声がパトリシアの肩を跳ねさせて。
ぱっと振り返ると、奈津樹も真も、思いっ切り不思議そうな顔をしている。
「な、なな、何でもないよ! 楽しみだな~! ワクワクが止まらないな~!」
声を上擦らせるパトリシアを目に、奈津樹と真はきょとりと顔を見合わせた。
「くっ、トリ頭にだけは負けてなるものか!」
「って、あっ! それ、オレが狙ってた的だって!」
「2人とも、暴れると危ないぞ」
「そこだー! って、あれ? あれれ?」
「うわっ!? 何今の初見殺し!?」
「残念やったね。……さて、決めなアカンとこはきっちり決めさせてもらうで!」
――そして、アトラクション降車後。
小学生トリオの中で1番高い点を取った竜世は、
「へっへー! オレがいっちばん!」
なんて、電光掲示板の表示を前に声を弾ませ、
「……竜世の反射神経と野生の勘には敵わなかったか」
と、量より質の高得点な宇宙人狙いで僅差に並んだ翔も、その様子に目元を優しくした。
(悔しくないわけじゃないけど、タイラに勝てて良かった)
……ということは、最下位は……、
「トリ頭! お前が邪魔をするからこんなことに……!」
そう、悔しさで真っ赤になって震えているタイラである。
ええーっ!? と竜世が大きな声で不服を訴えた。
「邪魔してきたのはタイラだろ!?」
光線銃を握っていた時も今も変わらず全力な竜世の様子に、翔の口元が微かに和らぐ。その後ろで、
「う、うう……!」
と、しょんぼりと打ちひしがれるのはパトリシアだ。
パトリシアの光線銃のナンバーは、電光掲示板のかなり下の方に表示されている。
「何で……私には、心強い仲間がいたはずなのに……ねえ、マルク」
『何でってそりゃ、的を教えてやっても当てられねぇんじゃな』
「うぐぐ……でも、パティさんは挫けないよ! 折角のニャンド、楽しまないと!」
力強く宣言し、パトリシアはぐっと握った拳を天高く突き上げたのだった。
「ふふふ、いっちゃん高い点、ちゃーんともろたで~」
「うーん、結構上手く対応できたつもりだったんだけど……」
かなりの高得点を叩き出し上機嫌の真の隣で、奈津樹はちょっぴり眉を下げる。
「文月さん、狙いつけるんは上手かったんやけどなぁ。独特の動きする的が多かったしね」
「うん、俺、あれ苦手だった……」
「また、その的がそこそこの得点やねんな。僕は、そこは連射でカバーしたけど」
ジャキッ、と光線銃を構える真似をしてみせて、真は笑った。
胸元をエア光線銃でバキュンと撃ち抜かれた奈津樹も、つられて笑みを漏らす。
「勝負には負けちゃったけど、一番気になっていたアトラクションだったから、凄くワクワクしたよ」
「それは重畳やね。ほな、次行ってみよか」
「だね。あんまり遊びに来たことがないところだし、たっぷり遊ばないと!」
「いっぱい遊んださかい、お腹も空いたなぁ」
ジュース、あとでしっかり奢ってもらうで? と、真は悪戯っぽく口元に弧を描いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月07日
参加申し込みの期限
2017年12月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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