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ラブ☆部活&同好会 ~運動部の春~
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【陸上部(7)―夕食(準備編)―】
そして、春の日は暮れて、その日の練習は終了となる。
「うぁあー……。疲れた……。やっぱキツいわー」
いつになく真剣に体力づくりに取り組んでいた
楢木 春彦
がグラウンドに大の字に寝そべり長い息を吐く。
「……ま、真央ちゃんも、も、限界なのだ……最初のおネコ様探しで……全力を使い果たしたのだ……」
「…………み……みなさん……だいじょうぶ……ですか……?」
と心配顔で問いかけるのは
垣根 瞳
。彼女は午前中は軽く流して、ペース調整をしていたために疲れてはいるものの、疲労困憊というほどではない。
「ウチも練習疲れたにー」
と
七音 侑
も言っていたが、彼女は言葉とは裏腹に元気そうだ。というのも、彼女は夜こそが合宿の本番だと考えているからだ。
「よし、みんなお疲れ様だったな。これは俺からのプレゼント――特製蜂蜜レモンドリンクだ」
と、手製のドリンクを振る舞うのは、
冴木 竜司
だ。
「みんなクタクタだと思うが、今のその達成感と充実感を忘れないで欲しい! それが、今後の大会とかで自分を出しきる助けになるからな!」
「「はい、ロリコン先輩!」」
「よし、いい返事――って、ちょっと待てッ!!」
後輩からのひどい言われように、竜司は思わず目を剥いた。
「流石だな、冴木。珍しくまともなこと言ってるのに、完全にネタキャラ扱いだ……」
「どいひー!?」
不憫の王の
桐野 正也
から不憫な目を向けられ、竜司は道化じみた悲鳴をあげた。
「まあ、それはさておき――」
「さておくな!」
「――練習はここまでだが、合宿の夜はこれからだ。全員後片付けとシャワーを済ませたら次は夕食の支度だぞ。整理運動と後片付けまでが練習だからな」
「「「はい!」」」
正也の指示で、部員達はそれぞれの道具置き場やシャワー室に三々五々に散っていく。
志波 拓郎
は整理運動をしながら、今日教わったことを頭の中で復習している。
(……誰かに見られていると……どうしても緊張してしまう……。先生にもそこは見抜かれているみたいだし……)
拓郎は後でメモをとろうと心に決めつつ、シャワー室に向かう。
椎井 莉鳥
は道具の片づけを終え、シャワーを浴びながら今日の練習風景を思い出していた。
(……先輩、か……存外、悪くないわね……)
そんなことを思った自身に少し驚きつつ、莉鳥はシャワーの水を止めて、疲れと水滴をタオルで拭い始めた。
* * *
家庭科室では、夕食の調理の準備が始まろうとした。
「夕飯は俺様の独壇場イエー! というわけで、合宿恒例カレーのお時間です!」
飢えた部員達を見まわしながら、
宇佐見 望月
は声高らかに宣言した。
「メニューに文句は言わせねぇぜ!」
「「「イエス、マイロード!!!」」」
空腹の生徒達の返事はどこまでも良かった。
「もっちー先輩! 真央ちゃんもお手伝いするのだ! 猫鳴館の住人として、きっちり料理ができることを後輩達にお見せしたいのだ!」
「……っ!? お、おおっ……俺様助かるぜっ……!」
気がつけば隣にいた真央の姿に、望月は思わずドキリとしてしまった。
というのも、真央は、望月の意中の人であり、彼女の前だと望月はついつい言動がおかしくなりがちなのだった。
「…………? もっちー先輩、どうかしたのだ?」
と、そんな望月の胸中を知ってか知らずか、真央が無邪気に顔を覗き込んでくる。
「~~~~っ!? も、もちのろん、絶対大丈夫なんだぜ!? そ、それより早く買出しに行った連中帰ってこないかなーと……!」
望月は真っ赤になった顔を悟られぬように、逃げるように外の様子を覗きに行く。
幸い、ちょうどそこに、買出しに行っていた春彦、瞳、その他数名が家庭科室に戻ってくる。
「遅くなって、すんませーん。いや、近場の安売りスーパー行ったんすけど、野菜がきれてて……」
「…………旧市街の八百屋さんをまわっていたら……遅くなってしまいました……すみません……」
そう言った春彦と瞳らの両手には、おいしそうな食材がこれでもかと入っていた。
「おー、お疲れお疲れ! じゃ、さっそく始めよう。後輩君達はサラダの野菜ちぎってくれな。ミニトマトのヘタ取りとか、キュウリのナナメ切りとか、ツナ缶の盛り付け……え、腹が減って動けない? 仕方ねぇなー」
すでに空腹が限界に達した何人かの部員達の姿を見ると、望月はニヤリと笑って即席の一品を用意する。
「まずお椀に乾燥ワカメと糸寒天と中華だし入れて、ごま油をとろーりとたらし、ポットのお湯で出来上がりー♪ ほら、お前らこれでも食っとけ!」
魔法のごとく完成した即席スープに、空腹でゾンビ化していた後輩達が跳びついた。
「早い! 美味い!」
「貴方が神か!」
「もっちー先輩、あいかわらず料理が上手なのだ!」
望月のスープに、後輩達は舌鼓を打った。何故かそこにはさっき手伝う気満々だった真央もいたが、褒められて望月は満更でもなかった。
そして、ようやっとカレーづくりにとりかかる望月に、竜司、瞳、莉鳥、侑がお手伝いにまわる。
「……俺達がつくったカレー。愛しのまゆ先生にも食べて貰いたかった……って、垣根、ちょ、おま、切るから! それ、指切るから!」
「……え……あ……は……は、はい……ごめんなさい……」
相変わらずまゆ先生ラブな竜司が愛を叫んでいれば、隣で瞳が危なっかしい手つきで野菜を切って周囲を心配させる。
「味付けは、先輩に任せますね。野菜は私が切ります」
莉鳥はそう言って、丁寧に切ることを心がけていく。
それぞれが得意分野で頑張ったり、苦手なところを補いあったりして、どんどんと調理は進んで行く。
「うん。やっぱりこういうの楽しいにー♪」
包丁を手に、思わずというふうに口にした侑の言葉が、その場にいた全て者の心を鮮やかに代弁しているようだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月30日
参加申し込みの期限
2017年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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