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ラブ☆部活&同好会 ~運動部の春~
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【射撃部(3)―備品の点検・整理・掃除―】
そして、射撃訓練を終えた射撃部の一同は、みんなで部室の備品の点検・整備と部室の掃除を行うことにした。
「それでは備品の点検を始めましょう」
きゅっと手袋をはめて、几帳面で潔癖なところのある
鈴野 加代
が部室の総点検を行う。
「椿さんはそちらの箱に入った銃の数の確認を、日暮さんは部室のはたきがけ、ほうきがけなどをお願いします」
「わかったわ☆」
「うん。了解だよ」
加代がキチキチっと指示を飛ばすと、それに応じて
椿 美咲紀
と
日暮 ねむる
がそれぞれの作業のために動き出す。
「八神さんは点検・整備の内容の記録をお願いします」
「ああ。任せてくれ」
八神 修
はすでにノートパソコンを開いて、備品管理用のファイルやフォルダを作成している。
「じゃあ、あたしも銃の点検手伝うよ!」
と、
野阿 胡桃
も美咲紀のそばに移動し、
「じゃ、あたしは掃除の方を手伝うかなー。あー、かったるー」
と、
種田 凜乃
も面倒くさそうに頭をかきながらねむるとともに、はたきがけに参加する。
「私は銃の故障・破損等がないかを確認することにします」
そう言って、加代は黙々と、さながら機械のような集中力と素早さで、存在を確認した銃の品質を確認していく。
「ふぁぁあ~。掃除なんて簡単だと思ったけど、結構手間と時間がかかるなぁ~」
と、ねむるが欠伸をかみころしながら、本棚やロッカーの上に溜まった埃を落としていく。
「そーいやさ」
と、備品を確認しながら思い出したように声を上げたのは胡桃だった。
「みんなが何でココ入部したとか。理由聞いた事あったっけ?」
「……理由、ですか?」
美咲紀は首を傾げながら少し考え込むように手を止めて、
「そういえば、皆さんからそういう話を聞いたことはなかったかもですね」
と頷く。
「でしょでしょ。あたし、みんなの射撃部に入った理由が訊きたいなー」
「……理由、か。確かに興味深いな。そういえば、鈴野は何故射撃部に?」
と、修が指先はキーボードを叩きながら視線だけを黙々と銃を点検していた加代に向ける。
「……え? 私、ですか?」
いきなり話を振られた加代が少し驚いたように目を見開いて、その手をとめる。
やがて、少し考え込むような仕草をして、
「……そうですね。軍事オタクの兄の影響……というわけではなく『純粋な興味』からでしょうか。計算と集中力には自信があるので」
そう言って、また黙々と作業に集中する加代の姿に、一同は苦笑する。その彼女の一挙手一投足が集中力に自信があるという彼女の言葉を裏づけていた。
「じゃあ、日暮はどうだ?」
「……ん~、僕も鈴野さんと同じで、『純粋な興味』からかなー。学校で競技射撃が出来るっていうのも魅力だったけど」
はたきがけをしつつ応じるねむるは、じつはかなりのバトルマニアである。
「へー、みんな色々あんだね。で、かくいうやがみんはどうなのよ?」
と、訊いたのは、凜乃だ。
「……俺ですか? そうだな……。俺も、ただ『射撃が好きだったから』かな。正直、趣味でつくった部が、ここまでになって驚いています」
何でもないことのように笑いながら語る修だったが、思い返せば色々と苦労もあった。
「私は……神様のお導きです!」
と、言ったのは美咲紀だった。
「「「神の導き!?」」」
唐突なパワーワードに驚く部員達だったが、そこに続く美咲紀の言葉にすぐに誰もが腑に落ちる。
「……そう。何気なくお試しで練習していたら、どんどん腕が上達して……! これは神様が私に射撃部に入れと仰っているに相違ないと」
「あー、そういうことね」
と納得の溜息を漏らしたのは、凜乃だった。
「ふーん……で、言い出しっぺのあんたは?」
と、凜乃がじっと胡桃を見つめる。
「あたしはさ、ほらゲームとか漫画とかアニメとか見てると銃持ったキャラとかよく出てくるじゃん? そーいうの見てカッコいいなーって」
胡桃がそう言うと、予想外に食いついたのが凜乃だった。
「……へぇー、いい趣味してるじゃん」
ぽつり、と漏らした凜乃の言葉は小さすぎて他の部員には聞こえなかった。
「それで、種田先輩は何故射撃部に?」
「ん? あー、あたしは、ほら、なんとなくさ」
と、お茶を濁した凜乃だったが、じつは彼女もまたアニメのヒロインに憧れてガンマニアになったから――というのが、入部の本当の理由だった。
「……みなさん、それぞれ理由があるということですね。さて、これで銃の点検は終わりました。一部、破損しているものがありましたので、後で修理に出しておきましょう」
銃を保管場所に戻して、加代が言ったときには、部室の掃除等も大方が終わろうとしていた。
「こっちも掃除終わったわー。あー、お腹空いたー。ねー、なんかあそこにお菓子あんだけどさ、誰の? ちょっともらっていい?」
「あ、そうだった。お菓子持ってきたの忘れてた」
と、声を上げたのは胡桃だった。
「いいですよー。じゃあ、今から部室で皆で食べよー」
「あ、私も春キャベツとハムでサンドイッチ作ってきたのです。これも皆で食べましょー」
胡桃の言葉に、美咲紀も思い出したようにサンドイッチを取りだした。
「いいですね。私も補給が必要だと思っていました。私物の煎餅と芋羊羹がありますので、みなさんにもお裾分けしましょう。腹が減ってはなんとやら、とも言います。これはとても大事な部活動の一環――そうですよね、八神さん?」
「ああ、そうだな。じゃあこれから皆でお茶にしよう。飲み物入れるよ。あ、そのまえに、しらもち君に青菜を上げてからな」
そう言って、修がPCを閉じて立ち上がる。
そうして、射撃部の備品総点検&掃除はつつがなく終了したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月30日
参加申し込みの期限
2017年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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