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ラブ☆部活&同好会 ~運動部の春~
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【射撃部(4)―練習を終えて ver.射撃部―】
そして、練習と備品整理と掃除とを終えた射撃部の面々の細やかなお茶会が始まる。
「皆、お茶とコーヒー、どっちがいい?」
電気ポットを手に、率先してお茶くみをしているのは部長の
八神 修
だった。
「……あ、じゃあ、お言葉に甘えて僕はコーヒーを貰えるかな」
掃除を終えて、椅子でウトウトしていた
日暮 ねむる
が、眠気覚ましとばかりにコーヒーを所望してくる。
「私は紅茶をお願いするのです☆」
と挙手したのは
椿 美咲紀
だった。そんな彼女が持ってきたのは、春キャベツとハムのサンドウィッチ、そして『しらもちくん』にあげるために用意したいくつかの野菜だった。余った野菜は部室の冷蔵庫にしらもちくんの餌として備蓄してある。
「射撃には集中と計算が必要不可欠。そして、集中したり、計算したりするとお腹が空くのです!」
「私も椿さんに同感です。そして、頭を使ったときには、糖分の補給が必要不可欠。さあ、皆さんもどうぞ」
と、
鈴野 加代
も私物の煎餅と芋羊羹をテーブルの上に並べる。
「あたしは紅茶がいいなー。あ、お菓子だけど、パッキーと、サンマさんチップスと、あと――」
野阿 胡桃
も、ここぞとばかりに持ってきたお菓子をテーブルに並べる。
煎餅・芋羊羹、サンドウィッチ、パッキー、サンマさんチップスが所狭しと並ぶテーブルは、なかなかに壮観だった。
「あ、やがみん、あたしはコーヒーね」
だらりと椅子に腰かけながら言ったのは
種田 凜乃
。
凜乃はさっそくパッキーを一本口にくわえつつ、ダルそうに机の上に腕を突っ伏す。
と、そこに全員分の飲み物を用意した修が戻ってきた。
「あ、そうだ。みんな、大会――春季デジタルスポーツ・シューティング大会に出たい人は、今月中に申し出ておいてくれ」
カップを各自の前に置きながら思い出したように言った修の言葉に、ピキンと反応して挙手をしたのは美咲紀だった。
「大会、出たいのです! 目標があると、練習にも気合入りますよね☆」
「そうですね。目標があるのはいいことです」
と、煎餅をかじりながら、加代も頷く。
「僕も出るよ。で、出るからには結果を出したいよね。みんなもどうせならいけるところまで行きたいでしょ?」
と、ねむるもコーヒーをすすりながら、密かに燃える闘志の片鱗を見せる。
「いいねー、あたしもモチロン参加する! 百発百中のスナイパーを目指しちゃうよ!」
胡桃もまたパッキーを相棒に紅茶をすすり、大会への意欲を見せた。
部の面々はおおむね競技大会への参加に意欲的なようだった。
だが、三年生の凜乃はそうでもないらしい。
「あー、大会ねー。あたしは、どうでもいいかなー。そういうのはやがみんに任すわ」
と、投げやりに言いながらコーヒーをすする。
彼女にとっては、自身が憧れのアニメのヒロインのような『ガンナー』であることが重要であり、大会の成績などは些事に過ぎないのだった。
「まあ、後輩がどうしても~って頼むなら出てもいいけど……。あたしは、みんなで楽しくやれればそれでいいかな」
何気なく凜乃が口にした言葉は、しかし、そこにいた誰もの総意でもあった。
もちろん大会でいい成績を目指すこともいいことだ。
けれど、何よりも大事なのは、射撃部のメンバーとして楽しい時間を過ごすことなのだ。
「そうだ。楽しみといえば、夏の合宿についても、皆の意見を聞いておきたいな」
合宿、という言葉にそこにいた誰もが心が浮き足立つのを感じる。
「合宿かー。どこいくのがいいかなー。基礎体力鍛えるのも兼ねて山中泊まり込みサバゲーとかやっちゃう?」
と、胡桃が山を提案すれば、
「山かー。山もいいけど、あたしは海に行きたいなー。ビーチでサバゲーとか乙じゃね」
と、凜乃が海を推す。
「屋外でサバゲーは僕も賛成だなぁ……。憧れがあるんですよねー。実際の戦場みたいなところでドンパチやるの」
ねむるは、サバゲーがやりたいらしい。
「サバゲー形式は私も取り入れて欲しいのです☆ あ、あとプールで全身の筋肉を鍛えるとかもいいかもです」
と、美咲紀はサバゲーを推しつつ、水を使ったトレーニングも提案した。
「いや、だからそれは海でいいじゃん。あたし、水着着たいんだよね。それにほら、男子も見たいんじゃね? あたしらの水着姿?」
にししっと人の悪い笑みを見せれば、女子達の視線はおのずと男子部員である修とねむるの方へ向く。
そのときの二人がどのような表情をしていたかといえば、まあ年相応の男子高校生の顔をしていたと表現しておけば差支えがないだろう。
「……コホン。み、みんなの意見をまとめると、まずサバゲー形式で、場所は海か山かってとこだな」
何とも言えない雰囲気を空咳を打ってごまかしつつ、修はノートPCにみんなの意見をまとめて、おおよその方向性を導き出した。
「みなさん、アイデアが豊富ですね。素晴らしい」
と、さっきから芋羊羹に集中していた加代がぽつりと感想をこぼす。
「……サバゲー、か。水をトレーニングに取り入れるのも悪くない。というと、海……。じゃあ、ハワイとかどうかな?」
おもむろに修がそう提案すると、そこにいた者達が一瞬目を見開いて顔を見合わせ、同時にゲラゲラと笑いはじめた。
(え……?)
と、それに、冷静沈着を心掛ける修が珍しく狼狽える。
「あははっ! やがみん、冗談キツいなー。ハワイとか行けるわけねーじゃん」
と、凜乃が涙目になって笑っている。
「これが、シューくん流のジョークなのです☆」
などと何故か美咲紀が胸を張っている。
「ハワイかー。あそこは実銃が撃てるんだよね~。行けたらいいのになぁ……」
ねむるはまるで夢を見ているような口調でそんなことを言っている。
「アニメとかだとたまにあるよね。合宿でハワイ♪」
と、胡桃はもはや現実の話としてみていない。
「さすが八神さん。射撃だけでなくジョークもお上手です」
加代が、彼女にしては珍しく穏やかに微笑んでいる。
そんな一同の姿を見まわして、
「あ、はは。そ、そうだろ、今のはちょっと自信があったんだよ」
と修は渇いた笑いを漏らすしかなかった。
(……言えない。普通に本気でハワイと言っていたなんて、この空気で言えない……)
やはり自分の金銭感覚は一般の人とちょっとズレているのかもしれないと――修がそう実感したのが、本日の射撃部雑談のハイライトとなった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
スポーツ
定員
1000人
参加キャラクター数
24人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月30日
参加申し込みの期限
2017年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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