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回転寿司いこっ!
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――とある休日、お昼時(その1)
七夜 あおい
達との待ち合わせ場所へと向かった
鴻上 彰尋
は、
「……あれ? 佐藤君?」
と、瞳をぱちぱちと瞬かせた。
気遣わしげな様子で腕時計を見遣っていた
佐藤 英二
が、名前を呼ばれて顔を上げる。
「あ、鴻上君。今日はよろしくね」
「……へ?」
言葉の意味がわからずに思わず声を漏らせば、英二が「あ」と何かに思い当たった顔をした。
「そっか。野々さん、たぶん、うっかりしたんだな……」
そうしてかくかくしかじか、英二が語ることには。
「あのっ、野々さん!」
学校にて。英二に声を掛けられた
野々 ののこ
は、声の主を見留めてにぱっと笑った。
「あ、英二くん。どしたの? 何か用事? それとも、何か楽しい話!?」
「ええと、たぶん、両方かな。その、胸元のペンなんだけど……」
「おっ! これ、いいでしょ~♪ 2本も! でも、まだまだサンマさんを集めるんだ、私!」
「そう、その話なんだけど、僕も手伝えないかなって思って」
だから皆で一緒にお寿司どうかな? と、英二は勇気を振り絞って言葉を手渡し切る。
途端、ののこの顔を彩る笑顔が、益々明るいものになった。
「ほんと!? 英二くんが手伝ってくれたら百人力だよ~♪」
ぎゅっと握られた手をぶんぶんと上下に振られれば、触れる温度に頬が勝手に火照り出す。
「次の休みにね、あおいちゃん達とチャレンジする予定だから一緒に行こ!」
あおいちゃん達には私から話しておくから、と、ののこは言っていたのだが……。
「……忘れたんだね、野々さん」
「……うん、そうみたい。ごめんね、鴻上君。驚かせた……っていうか、お邪魔かな?」
「いや、それは全然。びっくりしただけだから、本当に気にしないでもらえたら」
言って、彰尋は、自分があおいだけでなくののこも誘ったのだという旨を英二に説明した。
だから人数が増えても問題ない、ということを伝えようとしたのだ。
「あおいさん。それなら、俺も協力するよ。野々さんも誘って一緒に行かない?」
廊下にて事の次第を説明された彰尋は、思い切ってあおいにそう声を掛けた。
あおいの青の双眸が、くるりと丸くなる。
「え? いいの、彰尋くん?」
「うん、俺で良ければ……あ、放課後はちょっと難しいから、休日になっちゃうけど。キャンペーンは……」
「大丈夫、次の休みならまだ終わってないよ」
ぐっと拳を握って、あおいがにっこりとした。
「ののこちゃんは私が誘っておくね。ありがとう、彰尋くん」
次の休み楽しみにしてるね! とあおいが手を振り振り身を翻す。その背中を見送りながら、
(あおいさんと一緒に回転寿司……いや、野々さんのお目当てを当てる為だけど、うん!)
と、彰尋は早くもそわそわとする胸を押さえたのだった。
互いに事情を把握して、何とはなしに笑い合う彰尋と英二。
なお、時計はまだ待ち合わせの時間よりも幾らか前を示している。
「ええと……早く来すぎちゃったね、俺達」
「あはは……あ。鴻上君、あれって……」
英二の眼差しを追って、彰尋は振り返り――こちらに向かって駆けてくる彼女達の姿を見留めた。
「うわ~! 2人とも早いね~!」
「ごめん、もしかしてだいぶ待たせちゃった?」
ののこが感嘆混じりの声を出し、あおいが申し訳なさそうに眉を下げる。
2人とも、可愛らしい私服姿だ。
男2人は、瞬間、そっと視線を交わし合い、
「いや、僕達もさっき来たところなんだ」
「思ったより早く着いちゃって。だから気にしないで」
と、口裏を合わせてそういうことにしておいた。
「本当? 良かったぁ……あ、じゃあ行こっか」
あおいが言って、4人はそのまま共にねこ寿司へと。
「私、マヨコーン軍艦!」
「ののこちゃん、先にくじを引いちゃわない? 私、どきどきしちゃって……」
そういう次第で、席に着いた4人は早速くじを引くことになった。
一番手を務めることになったのは、英二だ。
「ちゃんと手伝えると良いんだけど……」
言いながら、英二が引き当てたのは残念賞のサンマさんシール。
「う……あんまり貢献できなかったね。ごめん、野々さん」
自身のくじ運のなさに苦笑しつつもシールをののこへと手渡せば、
「ううん、シールもサンマさんだもん! 英二くん、ありがとう♪」
と、ののこの顔にぴっかぴっかの笑顔の花が咲く。
「あ、ののこちゃん、これでもうペンと交換できるんじゃない?」
「あおいちゃんダメだよ~。私、シールも集めてるんだから」
これで3枚目! とシールを掲げるののこはとっても楽しそう。
胸を幸せ色にあたためて、英二は目元をそっと和らげた。
「じゃあ、次は俺が。何が当たるかな?」
と、名乗り出たのは彰尋だ。
サンマさんだったら、ののこの他の手持ちと交換して貰うのがいいだろうか。
(それ以外なら……灰白猫がいいな、なんて)
ちらと、彰尋はあおいの方を見遣った。
今日はロイヤルブルーのワンピースを身に纏っているあおい。
そんな彼女の制服姿、その胸元を飾るボールペンを思い出したのだ。
果たして、そんな彰尋が引き当てたのは。
「わ、鴻上君、すごいな」
英二の反応もむべなるかな、彰尋がおめでとうございますの言葉と共に手渡されたのは金のサンマさんだ。
「でも、これはもう持ってるんだよね、野々さん」
少し考えて――彰尋は、ボールペンを結局ののこに渡すことに決める。
「良かったら、お友達とお揃いで持っていたら良いと思うよ」
「お友達、かぁ……」
うーん、と首を捻ったあとで、ののこは受け取ったそれを、英二の前へと差し出した。
「え? ええっと……」
「シールのお礼っ! 制服の胸ポケットに飾るのがオススメだよ!」
明るく言って、ののこは金糸雀色のブラウスの胸元、制服ならポケットがある辺りを示す。
その後、ののこが引き当てたのは灰白猫のボールペン、あおいの方は残念賞だ。
ののこが、「はい!」と灰白猫のボールペンを彰尋へと押し付ける。
「苦手な猫に似てるから、これは彰尋君に貰ってもらうことにしました!」
「え、あ、ありがとう……」
思いがけず、あおいと同じペンを手に入れてしまった彰尋。
お揃いだね、と、あおいが笑い、彰尋がボールペンを知らず握り締めるのを余所に、
「じゃあ今度こそ、私はマヨコーン!」
と、ののこが元気良く声を上げた。
「じゃあ僕も……先ずは、マグロかな。あ、イカとブリも流れてきた」
「英二くん、そういう時は全部取っちゃえ! わぁ、ほら、納豆巻きも来たよ!」
「いやその、納豆は……って、玉子も来た……どうしよう……」
英二とののこのやり取りに、あおいがくすりと微笑む。そして、
「私は甘エビから行こうかな。彰尋くんは?」
「俺は、サーモンと玉子を。好きなんだ」
「ふふ、美味しいよね。私も、玉子も取っちゃおうかな?」
なんて、彰尋とあおいもまた、寿司ネタの話で盛り上がる。
そんな時間がしばらく続いたあと、
「で、やっぱり!」
「〆は、ねこ寿司パフェ!」
女性陣の声が華やぐのに、彰尋と英二はまた視線を合わせて、ふっと口元に笑みを乗せた。
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担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月10日
参加申し込みの期限
2017年11月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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