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回転寿司いこっ!
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――とある平日、夕方(その1)
放課後、
八神 修
は未知との遭遇を果たした。
「ここが……回転寿司店……!」
修の双眸がきらきらと輝けば、
椿 美咲紀
がことりと首を傾ける。
「あれ? シュー君、回転寿司初めて?」
「初めてだが、大体どんなものかは知ってるよ。寿司が回っているんだろ?」
平静を装う修だが、声がうきうきと弾むのまでは隠し切れない。
野々 ののこ
と
七夜 あおい
が、顔を見合わせてくすくすと笑みを零した。
「な、何だよ。野々、あおいまで」
「だって、修くんの方がくるくる回って踊り出しそうなんだもーん♪」
「あはは、言い得て妙だね、ののこちゃん」
「いやっ、俺はいつも通りだって!」
一応否定する修だが、「シュー君ムキになっちゃってー」と美咲紀もころころ笑っている。
面映ゆさを吹き飛ばさんと、コホン! と一つ咳払いをして、
「と、とにかく席に着こう。大勢だから、テーブルがいいな」
と、修は話の舵を切ろうと試みた。
「あっ、賛成なのです! 私、もうお腹が空いちゃって……」
「だねだね! 早く食べたいおっ・すっ・し~♪」
美咲紀がお腹を押さえ、頷いたののこが自作の歌を歌い出す。
修とあおいがレーン側、修の隣に美咲紀、あおいの隣にののこが座れば、お寿司な時間の始まりだ。
「寿司が流れてる……」
と、最早感動を隠し切れない修の隣、美咲紀がビシッ! と手を挙げた。
「シュー君! ここは先ず! くじを引きましょう!」
「え? あ、ああ、そうだな」
美咲紀が店員を呼んで、4人は順にくじを引いていく。
最初に、くじの中身を確かめたのは修だった。
「わ、大当たりだ!」
おめでとうございますと手渡されたのは、金のサンマさんボールペン。
ののこが、「わ~!」と瞳を煌めかせた。
その様子に、柔らかく口元を緩める修。
「これ、野々にあげるよ」
「え! 修くん、いいの!?」
「ああ、どうぞ」
ありがと~! とペンを受け取ったののこが、制服のポケットにそれを飾る。
「えっへん! ね、どうどう?」
「ののちゃん、とっても似合ってるのですよ! では、次は私が!」
ぐっと拳を握って、美咲紀はにっこにこの笑みを零した。曰く、
「TVの占いコーナーに因ると、本日、私、牡牛座はラッキー順位上位だったのです!」
きっとイイ事ありますよー! とのこと。果たして、そんな美咲紀が引き当てたのは、
「わーい! マンボウくんボールペンなのです!」
丸っこいフォルムが愛らしいと、美咲紀の笑顔は益々輝く。
「これ、欲しかったのです! 私的には大当たり! やったぁ☆」
「よし、この流れに乗って私も……!」
「私もいっくよー!」
と、あおいとののこも、くじの当たりを確かめ、
「うう、ハズレかぁ……」
「わっ! 私もマンボウくんだ!」
なんて、殆ど正反対の反応を見せた。
うーん、と美咲紀が唸る。
「あおいちゃんの蟹座も、ラッキー上位のはずなんですけど……」
「ね、ね! 美咲紀ちゃんと私はお揃いだね!」
「お、本当だな」
ののこがじゃーん! とマンボウくんボールペンを翳せば、修が微笑ましげに目元を和らげた。
「……で、あおいはあまり落ち込むなよ?」
「あはは、大丈夫大丈夫。よし、気を取り直してお寿司食べよ?」
「そうだな。ええっと、職人……は奥にいるのかな。注文は店員に?」
修の言葉に、あおいとののこは瞳をぱちぱち。
修の隣に座る美咲紀が、修をつんつんと突いた。
「シュー君、その流れてきているお寿司の皿を取るですよ」
「へ? ……何を取ってもいいのか?」
こくり、美咲紀が頷く。
「取った皿は……戻すのか?」
「あ、それはぜーったい戻しちゃダメなのですよ!」
「……回転寿司、奥が深いんだな……」
「その通り! ちなみにその醍醐味は、わくわくうきうき、何が流れてくるのか待ち構えるトコにもアリ!」
ばばん! と言い放つ美咲紀。
「あ、でも、食べたいネタがない時は注文しても……あおいちゃん、お願いできる?」
「うん、任せて! あのね、修君……」
美咲紀に振られて、レーン側に座るあおいがタッチパネルについて修に軽く説明する。
ふむふむ、と修はその仕組みをすぐに理解したが、
「ラーメン? 唐揚げ? デザート? 酢飯カレーって何!?」
これが回転寿司かっ! と、力強く音を紡いで――そこでハッと我に返った。
「ご、ごめん……なんか楽しくて……」
「それはよーくわかったので、マグロとカツオを取ってほしいのです」
「え? えっと、これか……?」
「あっ、その皿です! 早くしないと流れていっちゃうのですよ! ああっ、中トロが!」
初めての体験にあわあわする修だが、レーン側の席はある意味戦場だ。
けれど、あおいのサポートを受けながら皿を取るうちに段々楽しくなってきて、
「あおい、寿司に海老天が乗ってる……?」
「あっ、それ美味しいよ。私、1皿食べちゃおうかな?」
「じゃあ、俺も。ほら、あおいの分」
「わ、ありがとう!」
という具合で、修からしてみれば珍しい変わり種を味わうのもまた面白い。
(味は正直、俺の知ってる寿司とは違うものだな……)
けれど、これはこれで美味しいと修は口元を緩めた。
隣では美咲紀が、前に座るののこと寿司談義を繰り広げている。
「私、赤身の魚が好きなのです。びんちょう、カジキ……」
「うんうん、美味しいよね! ……あ、ブリが来た!」
「わ、ブリも好き~! はっ、キュウリ巻きも食べまする! 鉄火巻きも外せないし……」
「そういえば、軍艦巻きってカッコイイ名前だよね~」
「軍艦巻きといえば、イクラ、まだ食べてません! あとネギトロ! 時々イカ!」
「ネギトロの代わりにトロタクという選択肢も……」
「ののちゃん、中々やりますね……! むぐ、おいしいのです☆」
笑顔の花があちらにこちらに咲き誇るのに、
「皆、美味しそうに食べるなぁ……俺、回転寿司好きだ」
と、修はそっと呟き、その声を拾い上げたあおいが、ふわりと口元に優しい弧を描いた。
「本当? 良かった」
「なんていうか、見てて幸せになるなって」
「ふふ、そういう修君も、幸せそうに見えるけどな」
「俺も? そうかな……うん、そうかも」
目の前にあおいがいるからなおのことだと胸の内に零して、修はふっと微笑む。
また来ような、と呼び掛ければ、
「もっちろんなのです!」
と美咲紀がにぱっと満面の笑みを零し、あおいとののこもお互いの顔を見てそれぞれに笑顔を見せた。
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担当ゲームマスター
巴めろ
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月10日
参加申し込みの期限
2017年11月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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