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下着泥棒の怪
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新田 亮
と
新田 樹
。
二人の兄妹は、今、もれいびの間で噂になっている事件の事を話していた。
「何でも女性の下着を奪う泥棒が最近旧市街の方で出るらしい」
「うん、知ってる。何か面白そうな事件だよね。何でも犯人、人間じゃなくて黒くて丸い毛玉みたいな生物なんでしょ?」
「あぁ。幸いと言って良いかは解らないが、被害者は下着を盗まれるだけで済んでいるらしいが、このまま放っておくわけにはいかない」
「うん! 犯人を捕まえよう!」
そして、二人はその犯人を捕まえる為の作戦会議を開いた。
既に情報を集めて、作戦に必要そうな物資も用意してある。後は、どういう作戦でいくかだけなのだ。
「犯人は賢くないからパンツで誘き寄せよう!」
「なるほど、おまえのパンツで誘き寄せるのか」
樹が仕入れた情報から罠にかけれると判断し、そう提案する。
兄である亮は何故樹がパンツなんてものを用意したのか不思議に思っていたのだが、この提案を聞いて漸く納得した。
つまり樹が自分の下着を使って、犯人を罠にかけようとしているのだと判断したのだが、実は違ったりする。
「ふふ。これお母さんのヤツだけどね」
「……お前、母さんのを勝手に持って来たのか? 普通そういうのは自分のを使うだろ……」
「何故自分のじゃないかって? だって犯人に私のパンツ触って欲しくないんだもん」
そう言う樹に、母さんも犯人に触れて欲しいとは思ってないと思うぞとツッコミを入れる。それはその通りだ。誰でもそうだろう。
「まぁでも、犯人は頭良く無いみたいだし、良いかもな。母さんには罠に使った事はバレないようにしないといけないが」
「まぁまぁ。何とかなるって!」
お気楽な樹はそう言うが、母と言うのは子がする事に対して鋭いのだと亮は知っている。だから、隠す事は無理ではないかと思うが、敢えて言葉にするのは止めておいた。
それに、使わなかった物が戻しておけば、何とかなるかもしれない。
だが、それはそれとして、この案で恐らく上手くいくとは思うが、もし上手くいかなかった場合は、別の方法を取る必要があると亮は思っていた。
お気楽な妹と違い、彼は常に幾つかの手を用意する事にしているのだ。
その方法とは、樹を囮にするというものであった。
本来であれば妹を囮にするという手はあまり使いたくないのだが、何せこの生物の習性を考えるに、男である亮では取れる方法がない。
なので、樹を囮にするしかないのだが、恐らく樹からは大反対されるだろう。だから、現時点では、この案を口にする事は止めておいたのである。
この方法を取る必要がない事を祈って。
亮はハンマーグローブと大量の鉄球入り大型のウェストポーチ、樹はガスガンに警棒、そして、母の下着を持って旧市街へと来ていた。
まずは、母の下着を用いて罠を仕掛ける作戦を実行する。
あまり人通りがなさそうなところを選んで電柱に下着を引っ掛けてみる。
普通なら、こんなところでそんな風に下着がかかるわけがないのだがこの生物たちにそこまでの判断能力があるかは怪しいので、二人はこういう形にしてみたのだ。
亮と樹は罠を仕掛けた後、物陰に身を隠し、そっとその下着がある電柱を見張る。
流石にすぐすぐ来る事はないと思っており、持久戦覚悟であったのだが、それとは裏腹に仕掛けてから30分もしない内にこそこそと動く物が現れた。
「兄さん」
「あぁ。多分、あれだな」
兄妹の目の前で、ぴょんぴょんと跳ねながら電柱に引っかかった下着を取ろうとしている生物がいる。
黒い毛玉で、一本ほど尻尾のようなものがある生物。間違いなく、この生物こそが犯人だと二人は確信する。
どうやらかの生物は下着に夢中で、隠れている亮と樹には全く気付いていないらしい。噂通り頭があまりよろしくないのだろうと思われた。
「よし。今なら隙だらけだ。樹、援護を頼む。もしかしたら、逃走をするかもしれないからすぐ追えるようにしておいてくれ」
「おっけー! 任せておいて! ふふ。絶対捕まえてやるんだから!」
楽しそうにそういう樹に一抹の不安を覚えるものの頼りになる時はなるので、何とかなるだろうと亮は考えた。
樹は事件解決の際に、常に楽しむように事に当たる。亮は遊びではないと言い聞かせているのだが、同時にそれが樹の良さにも繋がっていると思えるので、中々難しい問題であった。
「そこまでだっ!」
物陰から飛び出した亮は、そう言って不思議生物へと硬球を投げつける。
「ぶぎゅっ!?」
下着を取るのに夢中になっていた生物は、投げつけられた硬球を避けれるわけもなく、見事にぶち当たる。
何とも言えない悲鳴を上げて転がるが、むくりと起き上がるとそのまま跳ねて逃走を開始した。
「意外と逃走開始するの早い!?」
そう驚くも、その可能性も考慮に入れていた樹はすぐさまガスガンで跳ねて逃げる生物を撃つ。
しかし、その生物はガスガンを受ける度に転がって行き、そして、また跳ねて逃げる。
「案外しぶとい!? やるなー!」
「感心してる場合か! 追うぞ!」
てっきりちょっと攻撃すれば降参するとばかり思っていたので、樹はつい感心してしまった。
だが、兄の言葉を受けて、二人で直ぐ様その後を追う。一体、どこに逃げようとしているのか? それは追っていけば解るだろうと、今は追跡に専念する事にした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月23日
参加申し込みの期限
2017年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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