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下着泥棒の怪
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旧市街のあちらこちらから、跳ねて来る黒くて丸い毛玉の生物。
彼らこそが、今起こっている下着泥棒の犯人である。
その彼らを追って、今は人気のない公園に幾人かのもれいび達が集まってくる。
「刀君、海ちゃん、見て。私達が追っていたの以外にもいるわ」
『ここがあの子達の本拠地って事?』
「解らないが……。どうやら俺達以外にもあいつらを追ってた人がいるみたいだな」
海のパンツを盗られ、仇を取ろうとする刀、千歳、海。
「やっと追いついたわよ! 覚悟しなさい!」
自らのパンツを盗られ、その復讐に燃える桜。
「よっと。どうやらここが終着地点みたいね? あれ、あれは……ムッツルギくん?」
謎生物に興味を持って追いかけたタルト。
因みにタルトは猫から人の姿へと戻っている。
「追いつめたぞ!」
「よーし、とっちめて上げるよー!」
兄妹で下着泥棒の事件を解決しようとしている亮と樹。
「追いついたわよ、女の敵!」
女の敵を倒すチャンスとばかりに追いすがる苺喜。
「はぁ、はぁ、はぁ……。あ、あれ? 何か人が沢山いる?」
人助けの為に下着泥棒の犯人を捕まえようとした日影。
「ほうほう。結構な人数がいるね」
陰陽師として怪異を祓おうとしている白露。
それぞれが別々の理由を持って、今、毛玉生物を追ってここに集まった!
しかし、毛玉生物もただ闇雲にここに逃げたわけではなかった。
彼らは、ここに集合したのだ!
「ぴぎー!」
一匹が大きく鳴き声を上げたかと思うと、毛玉生物がわらわらと集まっていく。そして、ポンッと音を立てたと思ったら、そこには直径2Mくらいになった毛玉生物が!
「って、合体して大きくなった?」
『ってうわ、合体した?』
「合体した? 合体した!? すげー!」
千歳と海が似たような反応をし、刀が合体した毛玉生物を見て、若干の喜びの声を上げる。
「そう言えば、合体したところを見たという目撃情報もあったな……」
「へぇ。面白いじゃない!」
合体したのを見てそんな風に呟く亮に対して、樹は楽しそうにガスガンを構えた。
「ぴぎゅあー!」
合体した事で気が大きくなったのか、毛玉生物達は鳴き声を上げると毛を逆立てて襲い掛かってきた
「はぁっ!」
刀の頭の中で撃鉄が落ちる。ろっこんが発動し、刀は一気に加速する。
空気を足場にして宙へと駆け上がったと思えば、落ちる勢いを利用して蹴りを毛玉生物へと見舞う。
「ぐぴっ!?」
海や千歳達に注意が向いていた毛玉生物はそれを思いっきり喰らってしまう。
更に海の仇とばかりに、千歳が蹴りで追い打ちをかける。
それに続き、海がろっこんで石を撃ち出して攻撃。
現在、下着がない海は派手に動かないように注意をしていた。
「的が大きくなったから当てるの楽そうね。いくよ、兄さん!」
「あぁ!」
亮と樹は息を合わせてガスガンと硬球の射撃を浴びせて行く。
その連携の良さは兄妹ならではだろうか。
「これでも喰らえ!」
桜は一撃一撃に復讐の想いを乗せた打撃を見舞う。
これは私の分! これも私の分! といった具合に。
その桜を狙おうとする尻尾を木の枝で上手く打ち払うのは日影だ。
日影は本体を狙うのではなく、あくまでも尻尾を相手に集中するつもりだった。
「えい、このっ!」
その際に、出来るだけ女性陣の方は見ないようにしているのはご愛敬というものだろうか。
特に派手に蹴りを入れている苺喜の方などは特に見ないように注意している。
「この! 女の! 敵が!」
その苺喜と言えば、そんな事を言いながらゲシゲシと蹴りを加えていた。
「女性物の下着って、けっこう金額するんだからね!」
そして、最後の仕上げと言わんばかりにポケットから取り出した三枚目の女性用下着を、怪異の尻尾にズボッと被せる。
「パンツ好きなんでしょ? そのかっこ悪い姿のまま消えると良いわ!」
その苺喜の台詞が切っ掛けというわけではないのだろうが、ボコボコにされた毛玉生物はついに目を回し、その姿が薄らいでいく。
「ぴぎゅぁあ……」
弱々しく鳴くその姿は、まだ下着を手に入れたりなかったとでも言っているかのようであった。
「あー、消えちゃったか。一匹くらい捕まえたかったんだけど。うんでもまぁ、あれが全部とは限らないよねぇ」
何分今まで見た事もないような妖怪なのだ。まだいる可能性はある。
白露は暫く少し旧市街を探してみるのも良いかもしれないと考えた。
消えたのを確認すると、漸く気が済んだのか刀が一息吐く。
「ふぅ。どうやら倒したみたいだな。しかし、今回の奴は何で下着を狙ってたんだろうな~。俺は下着別にどうでもいいし、その下というか中身の方が……イエ、ナンデモナイデス」
途中で海が自らに向けて若干の冷たい視線を向けている事に気付いたらしい。
しかし、ここで刀は不思議に思った。普段なら、ここで千歳からも何かある筈なのだが、と千歳の方を見ると何やら様子がおかしい。
若干混乱した様子で、自分の身体を確かめている。そして、呆然として一言呟くのであった。
「な、ない……」
『どうしたの? 千歳ちゃん』
「え? ない? ……あ、まさか」
そう。そうなのである。
実は、お札で防げるのはあくまでも、眠らせる能力のみであって、下着を霞め盗る能力までは防げるわけではなかったのだ。
一体、どういう理屈でそうなっているのかは解らないのだが。
「つ、つまり、今、海と千歳は二人とも……」
思わず刀はゴクリと喉が鳴らしてしまう。まさかの真のサンクチュアリが二つに増えたのだ。ある意味当然とも言える。
しかし、そんな様子を見て、千歳が取った行動とは。
「馬鹿ッ!?」
世界をも狙えそうな右ストレートで刀を殴る事であった。
「ムッツルギくんは一体何やってるのやら」
刀、海、千歳のそんな様子をタルトはニヤニヤと眺めていた。
「そういやうちの弟、無事剣道部に入ったかな」
三人の様子が落ち着いたら聞いてみようとタルトは思うのであった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
下着泥棒の怪のリアクションをお届けいたしました。
さて、今回はちょっとお色気要素もあるかもしれないコメディ系のシナリオを目指してみましたがどうでしょうか。
皆さんのアクション、それぞれ面白く拝見させて頂き、そこから楽しく書かせて頂きました。
自分の中で、お話を書く上で得意なジャンル、不得意なジャンルというのはやはりあるわけですが、今回のシナリオはその上で一つのチャレンジでもありました。
ただまぁ、これをやる事になったのはある日突然アホな閃きをしただけでもあるのですが。
今後はもっと別のジャンルにもチャレンジをしてみたいところですが、不得意ジャンルとなると中々シナリオの案が閃かなかったりするもので。
それではこの度はご参加頂きありがとうございました。
また次のご機会の際にお目にかかれれば幸いです!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月23日
参加申し込みの期限
2017年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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