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それいけ蚤の市! ~欲しい物は何ですか?~
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恵御納 夏朝
と別れた
紗雪 幽
は、蚤の市巡りを満喫していた。
「この幽霊画、めちゃくちゃ雰囲気ありますね!」
「そう、何でも、血で描かれたとかいう話で……」
「マジっすか! 買いで!」
と、険呑な臭いのする日本画を嬉々として買い求め、
「このネックレス、何でこんなに厳重に保管されてるんすか? 高級品?」
「高級は高級だけど……その、身に着けた女性が皆不幸になったとかで、ねぇ?」
「そんな逸話がある品が500円で!? 買う買う! 俺に売ってください!」
と、本当に呪われているかはともかく、恐ろしい話のおまけ付きな品を前に身を乗り出し、
「すいませーん、この箱って何ですか?」
「それが、その桐箱ね、開かないんですよ。呪いの札が入ってる、という話ですけど……」
「下さい!!」
と、もう、荷物はおどろおどろしいような品でいっぱいだ。
しかし、数々の怪しげな品を手に入れたあとも、幽のわくわくはまだ止まらない!
夜中に暗がりで見たらぎょっとしそうな顔をした銅像を、
「あ、この顔がメッチャ怖い銅像、飾ってたら友達遊びに来た時ビビるかも!」
なんて、無邪気な子供のような笑みをかんばせに湛えて手に取り、「買おー」と即決。
荷物からはみ出た銅像の顔は蚤の市を行く人々をしばしば驚かせたが、持ち主たる幽は至極ご機嫌だ。
「いやー、楽しいなー蚤の市……うん?」
ふと目に留まったのは、また恐ろしげな品……ではなく、いかにも高級そうな陶器の器だった。
圧倒的な存在感を放つそれは、素人目にも感嘆の息が零れそうな逸品で……。
幽は、ひょいと件の器を商っているスペースの前に腰を下ろすと、スタッフへと声を投げた。
「ね、この超高そうな陶器も500円なんすか?」
勿論だよ、と声が返る。
この蚤の市の開催を思いついた人物の趣向は、とことんまで徹底しているらしい。
(そういえば、この前茶碗割っちゃったんだよなー)
そんなことを思いながら、目の前の品を、じぃ、と見つめる。
そうして、幽は確信した。
(……高そうな陶器に入れたご飯は多分美味しい)
とくれば勿論、「これも買い」だ。
一つ頷いて視線を脇に移せば、そこにはこれまたどれも高価そうな、ティーセットがずらりと並んでいた。
「へー、ティーセットまで。……茶道部にも入ったし、家にこういうの一個あっても良いっすよね」
うーん、どれにしよっかなー、と悩む時間もまた一興。
じきに、「これだ!」と思い決めて財布を開いた幽は、くるりと目を丸くした。
「あ、やべ」
1個500円と言っても、沢山買うと中々のお値段になる。
財布の中は、既に、結構寂しい状態に陥っていた。しかし。
「……でも、バイト代も出たばっかりだし、奮発奮発!」
そういう次第で、幽は後腐れなく、財布をまたも軽くしたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月06日
参加申し込みの期限
2018年01月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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