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【前菜終了~メイン突入】
まずは前菜、それらを全て出し終えた事を料理を終えた久雨がソワカに伝え、ソワカが全体へと伝える。
「24番(フィーアウントツヴァイツィヒ)、現在の【アレ】の残りは?」
「大体半分程度が残っているな。おそらく残りの料理で全て使い切ると思う」
こっそりと久雨がそれだけを伝え、他のメンバーの手伝いをするとだけ言い残し、厨房へと姿を消していく。
偶然ではあったが、手に入れた【アレ】――神魂付きの調味料は中々にいい結果を出している。
楽しむべきは楽しむ、そしてなにより、これで美食クラブの名が多少なりとも知れ渡るはずである、となればソワカにとっては、ここまでの段階では成功しているといっても過言ではない。
「たっだぁし! 本番はこれからですよぅ、桃川さん?」
「分かってるわよ。まぁ、そちらも? 体重計に乗って絶望みたいな顔にならないように注意する事ね」
ソワカの挑発から、ようやく自分なりのペースに戻せた圭花がそう口にする。
そうした雰囲気の中でベルが鳴り響き、厨房から先ほどまでとは打って変わってしっかりとボリュームの在る料理を持った美食クラブメンバーが姿を現していた。
【メイン一品目(洋食):ボンゴレビアンコ&カレーライスのセット】
調理を終えた久雨と共に姿を現したのは、26番(ズィプウントツヴァンツィッヒ)こと
雨寺 凛
である。
配膳を行っていく料理は、あさりをふんだんに用いたボンゴレビアンコと、手軽ながら誰にとっても親しみのあるカレーライスである。
先ほどまでの汁物のような軽いものとは違い、しっかりとボリュームを持たせたメインの一品目として、凛がメインの先鋒としてこれを用意していた。
「なるほど、雨寺さんは洋食を作られていたのですね」
既に準備万端、と言った形で第二テーブルに座る五月が目の前に置かれた二種の料理へと目を輝かせる。
香りも然ることながら、前菜だけあって、先ほどまでの料理はあくまで口慣らし程度の量しかなかったのだ。
しっかりと食べる、そのつもりで来ていた五月にとっても、そして集まっている全員にもようやくメインが来た事を実感させるには十分であった。
「他の人に食べさせるのは初めてだけどね。どぞどぞ、食べてみてよ!」
元気よく、凛は五月と、そして第二テーブルに座るメンバーにも声を掛けていく。
「まぁ、凛ちゃんなら問題ないだろうけれど……」
バイト先によく顔を出す事もあり、凛とは知り合いである五郎八は、微妙に隣で目を輝かせている澄佳に顔を向ける。
「え、あ、そうだね。ん~、でもほら、おいしそうだし、大丈夫だよ」
五郎八にとっては、既に前菜からして大騒ぎの傾向があった以上、多少なりとも用心をする必要はあるのだ。
庚に聞ければ早かったのだが、結局その口を割る事は無かった。
だからこそ、それはより一層にでも。
「……そうだね。食べる事がまずなによりも、って事か」
とは言え、【安全】を確かめる意味でも、まずは自分から素直に箸を進める必要はない。
――なにより、今この場に居る響也を除いた三名はしっかりと食べるつもりでいるのだ。
ならば、先に箸を付けてもらうのが最善であろう、と言った考えの下に、五郎八はあえて三人に料理を勧めていく。
「よーっし、それじゃ食べちゃうよー!」
「えぇ、そうしましょう」
しっかりと両手を合わせ、いただきますを口にしながら、まずは五月と荒太郎が自分の小皿へと料理を移し箸を付けていく。
「そ、それじゃあ私も、いただきます!」
それと同じように、澄佳もまた、まずはボンゴレから取り分け、料理を口にする。
――口にした直後、三名からは素直に笑みがこぼれる。
「ん、おいしいです。さすがですね、雨寺さん」
きっちりと感想を口にし、五月は作ってくれた凛に対し感謝を述べる。
「ホント? あはは、ちょこっとだけドキドキだったけど、よかったよ~」
「えぇ、もちろんです。そうですね……例えるなら、これはカピバラの瞬きのような味、と言った所でしょうか」
もくもくと口にしながら、五月が自分なりの感想を口する。
「……カピパラ?」
ようやく先ほどのショックから立ち直った響也が、その言葉に反応する。
「えぇ、カピパラです。食事に夢中で瞬きをしないような、それだけ美味しい、と言った意味と受け取っていただければ」
「ならそっちで言えばいいだろう……分かり辛いぞ、それ」
そうでしょうか? と言った表情を浮かべつつ、五月は響也の言葉を聞きながら料理を口にしていく。
――さて、問題はここからである。
おおむね凛の料理は好評ではあるが、凛もまた、料理に対し【アレ】を使用していたのだ。
少しだけテーブルから離れ、凛は事前に音楽室から借り受けたとある代物を二つばかり手に持ち、再度第二テーブルへと戻る。
「響也くん、はい」
とことこと、凛はそのまま響也へと、その代物を差し出す。
「……なぜ、俺にこれを持ってくる?」
タダでさえ、先の一件で思い出したくも無い代物――凛が差し出したヴァイオリンを響也が見た第一声はこれであった。
「ん~? すぐに必要になるだろうからね!」
「必要になるって……料理を食べるだけなのに、楽器が必要になるなんて――」
あるはずが無い。
普通に考えればそうであるのだが、現状がどうにも【普通】じゃない以上、響也はここに来てようやく気がつく。
――妙に熱心に向けられる、澄佳の視線を。
「引けと?」
うんうんと、これまた元気よく頷く澄佳。
響也にとって、それが何を意図するのかは分からないが、今度こそ【本物】の楽器がある以上、先ほどの繰り返しにはならない。
「おぉ、篠崎君、弾いちゃう? 弾いちゃう?」
しっかりと出された料理を完食した上で、荒太郎と、そして五月までもが澄佳と同じように急かしたてる。
「出来れば、皆で歌える曲をお願いします。こう、今は無性にそんな気分ですから」
割と真顔で、五月が響也に対しリクエストを行う。
「ったく、しょうがねぇな」
「そうそう、ホラホラ、他の皆も希望してるっぽいしさ!」
楽器の登場に、料理を食べた全員が、なぜか五月同様に【無性に歌いたい】と言った感覚と共に響也と凛を急きたてる。
結局、凛に連れられる形で、響也は第二テーブルを離れ、全員に聞こえるように三つのテーブルから向かい合う位置へと移動していた。
――以前に行われたゲリラライブとはまた違う、少しだけ静かな、そして楽しい音楽会。
練習し始めの凛をリードしながら、料理を食べた生徒達の大合唱の下、学食には【寝子島校歌】が響き渡っていく。
・ソワカちゃん&圭花評価(今回から圭花も対抗参戦)
【ボンゴレビアンコ&カレーライスのセット】
ソワカ【6】
たまには歌うこともよいことです。チョイスが校歌なのもいい感じですよ。
料理も及第点と言った所ですので、評価は悪くない形でいきましょうか。
圭花【5】
一般的な料理ってとこね。可も無く不可もなくってことで。
というより、なんで歌い始めてんのよ、これ。
皆もノリノリっぽいし……いやまぁ、歌っちゃった私も私だけどさ……
【メイン二品目(洋食):目玉焼き~謎の草添え~】
三分間の合唱を終え、続けて鳴らされたベルと共に、次なる料理が運ばれてくる。
「帝王サマぁあ~! 不肖あゆむ、お料理をづぐっだでありまずぅぅ~!」
元気なのか、はたまた顔色からして元気じゃないのか。
ゾンビよろしく、調理を終えた美食クラブのメンバーが手伝いつつ、配膳されていく料理は、簡素な【目玉焼き】と、見た事も無い変な色の【草】が添えられていた。
「ほぅ、ミノスフュンフ(-5番)、そういえば貴女も料理を作ると言っていましたね」
料理として基本と言ってもいい目玉焼きである。
形自体は決して悪くは無い。食べることが専門であるとソワカは見ていたが、中々どうしてちゃんと作れていることに感心を返していた。
「……ゾ、ゾンビさん?」
が、先ほどソワカに十字架を押し当てていたみゆきにとってはそうは行かない。
今度は本格的に十字架が効きそうな料理人が出てきているのだから、ソレこそ表情にはおっかなびっくりと言った物が現れていた。
「いやいや、違うってみゆきちゃん! 人、人だってばぁ!」
きっちりと十字架を握り締めているみゆきに、佳奈が慌てるように口にする。
見た目こそアレだが、歩は人である事には間違いないのだ。
「ぞうでありまずうぅぅ~! あゆむは、ゾンビでありまずよぉぉ~!」
しかし、そんな佳奈の言葉を一切無視するように、歩はみゆきを煽る。
それはもう、分かりやすいくらいに、自分が得意とし、絶対の自信を持っている【ゾンビポーズ】を作りつつ。
「いぃやぁぁぁ~~!」
怖がり、というよりもソワカと相まってか元の美食クラブのイメージが既に完全に崩れているみゆきにとっては、これはこれで十分に怖い。
ぶんぶんと両手で銀の十字架を振り回しつつ、歩を牽制し、どうにか退治しようと割と本気でみゆきは考えていたのだが――
「おんやぁ? 先ほども思いましたが……もしかして、北原さんはこういった類が苦手かしらー?」
ニヤニヤと、その様子を眺めていたソワカが歩側に参戦する。
当然の如く、止めるはずは無い。弱いものいじめ、というよりも弄ることにやや快感を覚えていると言ったほうが正しい、困った行動ではあるが。
「ソワカちゃんも混ざってこないで~! 面倒くさくなるからぁ~!」
完全に混乱してしまっているみゆきを庇う形で佳奈が動くが、楽しいのだからやめられないとばかりに動く二人。
――そんな中で、残りの三名は出されていた料理へと目を向けていた。
「いやー、ソワカちゃん絶好調だねー」
とりあえず、目玉焼きを三等分に切り分け、三人の小皿の上には数枚の草と共に乗せられていた。
「岩国だしな。しょうがない」
ここまでの行動で、煉もまたソワカがどういった人物なのかをある程度確認していた。
享楽的、とでも言えばいいのか、時折真面目な顔を見せはするが、大抵の行動はそちらの方に大きく傾いている。
今までは煉もそれほど知る生徒ではなかったが、ここまで目の前でインパクトのある行動を見せられれば、嫌でも理解しないほうが難しいところではあった。
「とは言え……なんなの、これ」
ため息一つ。
圭花の前に置かれるのも、他二人と同様の代物である。
目玉焼き自体は卵が好きな手前まだ良しにしろ、問題はこの【草】にあった。
「個性的な料理だよねー。これってあわせて食べるのかなぁ?」
圭花と違い、一切の疑いなく、雅人はウサギが食べるような細い草を箸で切り取った目玉焼きの切れ端に器用に乗せて行く。
「食べないことには分からないだろう。それに、岩国無しで食べるといったのは桃川だろ?」
煉は雅人とは違い、小皿を手に取ったまま、一気に食べるといった状態に持ってきている。
たとえどんな物であろうと、覚悟自体は既に完了しているのだから。
「まーね。よし、じゃあいっせーので食べる事。いいわね?」
二人が圭花の言葉に頷きで返事を返す。
今まで評価を下していたソワカに食べさせない、その上で自分が評価してあげる。
そんな考えの下、圭花は二人にそう誘いかけていたのだ。
――そして、圭花からの号令と共に、目玉焼きと草を口へと三人は口へと運ぶ。
「……もっさりしてるねぇ」
「あぁ、もっさりだ」
シャキシャキ、というよりも口の中にへばりつくような妙な食感。
噛み切れないわけではないが、野菜というよりも、見事なまでにどこぞに生えていそうな草だと口にした【二人】は思う。
「って、ちょっと!?」
だが、しっかりと口に出来ていたのは二人まで。
圭花が持っていた小皿の中身は、歩とソワカが同時に出した箸の餌食となっていた。
「おいじいでありまずぅぅ!」
「いい、いいですよミノスフュンフ! このどこぞと知れない草! せっかく私が用意した食材を見事に裏切ったこの発想、悪くなぁい!」
「てか、それ私のだっての!」
小皿から奪い取られた結果、圭花は歩の料理を口にする事は出来ず、先ほどの目論見は見事に崩れ去る。
但し、食べ終わった後に特別な効果といった物は発揮せず、騒ぐだけ騒いだ結果、ソワカより歩の料理の採点が下される事となっていた。
・ソワカちゃん&圭花評価
ソワカ【4】
どんな物でも美味しく食べる。ミノスフュンフが美味しいというのであれば、それは間違いなく美味しいのでしょう。
人の味覚を馬鹿にする者は私が許しません。えぇえぇ、許しませんとも。
ですが、料理としては一般的すぎますので、評価はこの程度です。
圭花【採点不可】
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月25日
参加申し込みの期限
2013年09月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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