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【第一テーブル:白海老のクリームフランベ】
さて、第二・第三テーブル共に甘かったり癒されたりするようなデザートの中、第一テーブルに配膳されたデザートは少々違ったものが用意されていた。
「白海老? デザートに?」
見た目とすれば、確かに生クリームが掛かった上で、軽くフランベされた状態の香ばしいような香りが鼻腔をくすぐる。
しかし、材料が白海老という事もあって、圭花はそんな質問を口にしていた。
「そ、白海老だよ。最初は新井君がちくわもーって言ってたけど、流石にそれを入れたらデザートじゃないもんねぇ」
創作、というカテゴリーにおいて、どうせなら何か違ったものを作りたい。
メインでステーキを作った毬藻仔がそう思い、目をつけたのが白海老であった。
「う、うーん、でもおいしそうな匂いはしてるよね」
「あぁ、デザートかどうかは俺も疑問には思うが」
少しだけためらいがちな雅人と、疑問には思うが特に料理自体は悪くないんじゃないかと口にする煉。
二人と共に、みゆきと、そして佳奈も同じような意見を持っていた。
「ま、まぁ、私もちょぉっとばっかり味には不安があったりーかもだけど、大丈夫、おいしいと思うよ!」
元より、こういった感想は毬藻仔も海老を使った時点で予想していたところである。
多少なりとも味に不安があった為に、毬藻仔はそういった意味を籠めた上で、調味料を使い【好きになってもらう】と言った形で残った最後分を全て使っていたのだ。
――但し、少しばかり、その意味合いが変わってしまったことには、毬藻仔自身もまだ気づいてはいないが。
「えぇ、その通りです。まずは食べてみる事、それが重要ではありませんかね?」
各自が疑問に思っていた中、ソワカだけはそ知らぬ顔をしつつ、この一言を口にし、さっさとデザートを口へと運ぶ。
その動作に一切のためらいは無い。
ゆっくりと咀嚼し、味わうように、ソワカは毬藻仔のデザートを飲み込んでいた。
「……ど、どう、かなぁ?」
「ふむ、そうですね。味は悪く有りません。ただ……」
ただ――
この一言に続く言葉を、毬藻仔は固唾を呑んで見守る。
効果が確かであれば、【この料理】を好きになるはずであるのだ。
ならどうなるか――その結果を待っていた毬藻仔にとって、これまた予想外の状況が目の前で展開される。
「あぁぁぁ! もう毬藻仔さんマジ天使!」
「え、えぇぇぇ!?」
ガバっと、ソワカが料理を平らげたかと思うと、そのまま毬藻仔へと抱きつく。
「え、ちょ、ソワカちゃん様!?」
当然、その行動に毬藻仔が驚くのも無理は無い。
――若干、他の生徒達もどこか遠い目をしているのも気のせいではないが。
「えぇっと……これ、どうなってんの?」
よく分からないまま、圭花と、そして他の生徒達も同じようにデザートを口へと運ぶ。
ソワカが妙な行動を取るのは慣れてきた事とは言え、それが何の原因であるかは分かってはいないのだ。
だからこそ、とりあえずソワカも食べたのだから、と言った理由で。
――その為に、なんとも互いが気恥ずかしい思いが三分間の間、この席を覆うこととなる。
毬藻仔が望んだ効果は【目が合った相手が好きになってもらう】と言った効果に姿を変えていた為に。
・ソワカちゃん&圭花評価
ソワカ【総合点7】
ん~ん、全体的に悪く有りません。
私、程よく満足できましたよ。
そして、旅鴉さんと檜扇さんのコース料理は全体として及第点、と言った所ですね。
味そのものは決して悪くありませんが、美食クラブとしての観点からはもう少し面白味があれば、尚よろしい。
あぁ、どうせならこのままうちに来てみません?
圭花【総合点7】
デザートの総合って事で、締めとしてはいいんじゃないの?
……うん、さっきなんとなく神木君が妙にかっこよく見えたのは気のせいって事にしておくとして。
気づいたらやっぱり別って感じだったし、あれ一体なんだったのかしら……
【戦い終わって日が暮れて】
――こうして、美食クラブが用意した全メニューは終わりを迎える。
一人の脱落者も出す事無く、初めこそ大騒ぎではあったが、終わってみれば各人共にある程度満足のいった結果となっていた。
「ふむ、美食クラブとしては悪くない結果ですね」
支配、というよりも結果を見る感じでは楽しい食事会辺りに落ち着いたことは否めないが、それでもクラブとしての名前を売ることは出来ていた。
ならば、まずはそこからでも問題は無いと、ソワカは一人納得していたのだ。
「だがしかぁし! まだ終わってはいませんよ桃川さぁん! ほら、あちらに行きますよ!」
「えぇ、いいわよ、乗ってやるわよ!」
ひらひらと、どこから持ってきたのか、なんとも言えない可愛らしいドレスを手に、負けたらこれを着るといった形で圭花へとそんな言葉を口にしていた。
そして、最後に、ソワカが優雅に席を立ちながら全体へと向かい最後の号令をかける。
「皆さん、これで終わりではありませんよ! また次の機会にお会いしましょう! では、解散!」
一切悪びれる事無く、ソワカはこの一言を口にする。
その後に学食の封鎖を解き、ソワカは圭花と共に体重計の場所へと向かい歩き出していた――
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あとがき
担当マスター:
御神桜
ファンレターはマスターページから!
まずはリアクションが大幅に遅れてしまった事を、こちらにて謝罪させていただきます。
私個人の都合で、長い期間PCの皆様をお待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
今回のリアクションでは、基本神魂付きの調味料を使った料理と、それを食べる被害者としてのPCを中心に描かせていただいております。
この為、美食クラブ側の調理シーンは余り表現できませんでしたが、その分、色々と動いていただく形を取らせていただきました。
各料理の味や感想については、アクション内にあった調理法等を参考にし決定しております。
お待たせした分も、少しでも皆様に楽しんでいただけたら幸いです。
再度となりますが、本当に申し訳ありませんでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年08月25日
参加申し込みの期限
2013年09月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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