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朝日に消える幽霊
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●石の力
幽霊の目撃場所にある蜃気石の情報を得た後、
薄羽 白露
は仕事があると言って
響 タルト
と別れた。
どこで占おうと考えながら歩いていると、メモ帳とペンを手にダッシュしている眼鏡の女性とぶつかった。
その拍子で、女性は尻餅をついた。
インクのようなもので汚れた手、疲れ気味な顔をしているので、漫画を描いている人だなと白露は思った。
手の差し伸べて立たせてから「ごめんね」と謝る。
「ありがと。九夜山に出る幽霊の場所に行きたかったから急いでたのよ。漫画のネタに使えそうだから」
「漫画家なのかい?」
「あたしは
工藤 来夢
、週刊少年ニャンプで連載中の漫画家よ!」
ネタになりそうなことは、作品をより面白くするため即、取材。それが来夢の信条だ。
「その幽霊、人によって見えるものが違うのよね。面白いじゃない!」
あたしには何が見えるのかしら? と来夢はワクワクした。
今夜行くから一緒にどう? と誘うと「もちろん!」即答する来夢。
待ち合わせの場所を決めると白露は仕事、来夢はネタ探しの続きに。
目撃場所に戻ったタルトは、石の修復をしている
八神 修
に住職から聞いた昔話のことを話した。
「人間が見たいものを出現させる力を持つ蜃気石か。蜃という妖怪が変化したものなら蜃気楼みたいなものか」
蜃気楼は密度の異なる大気の中で光が屈折し、地上や水上の物体が浮き上がって見えたり、逆さまに見えたりする自然現象だ。
気を吐いて楼閣を出現させられるのだから、幽霊の幻覚を見せることは容易いだろう。
修復の手を休めず、修は石についての仮定を話す。
「これが何らかの陣だとしたら、入ったり近づいた人の魂を通じ、関係者や故人の魂を呼ぶ効果、その人の心を映す鏡の役割を果たしているのではないかと思う」
鏡の妖怪もいるので、蜃気石にも心にある者の姿を映し出す力があるだろう、という推測だ。
「心の中の者に化けるのは人に興味がある。考えられる可能性はいろいろだ」
「八神くんは、そう考えているんだ。住職さんの話だと見たいものを見せる力はあるけど、人に害を与えたことはないって」
幽霊を見た人に何らかの不幸が起きないのは、それが理由なのだろう。
「無害なら、修復が終わったら安置しておこう。害があるなら掘って壊し、散らそうと思ってたんだが」
それがいいよ、とタルトも安置に賛成した。
『ソノママニシテ……』
修復が終わったら祀ろうか、と考えていた修の背後から声が聞こえた。
「響、何か言ったか?」
「僕は何も言ってないよ」
その声は、蜃気石のものだったのかもしれない。
修復が終わった後、修とタルトは手を合わせ、害が起きないよう祈る。
「八神くんは夜にここに来ないの?」
「皆みたいにか? 皆の話を聞き、現場を調べて謎が解ければ幽霊のことはスッキリしてしまうからなぁ」
苦笑するが、タルトの話で謎はある程度解けたといえる。
「夜の山は色々なモノが顕在化し実体化する。これは危険じゃなくても、危険なモノは無数に蠢いているんだ。見えなくてもね……」
だから俺は行かない、と修は修復道具を片付ける。
障りを受けたり、目を付けられる可能性を婉曲にやんわり忠告しようとしたがタルトが乗り気なのでやめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
カターレ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
冒険
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月04日
参加申し込みの期限
2017年10月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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