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いっしょにスイーツ・タイム♪
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さて、『ビバ・ネコジマ』の残りを食べようか……と思っていると、陽毬と目が合った。彼女は流が切り取った一口分のケーキをぱくっ、と口にする。
(?! お、おい……今のって……)
何故か心臓が跳ねる流。陽毬はにこっ、と笑って「ほら、2人で1個食べれば、その分沢山味わえるからぁ」なんて言う。
「そういう問題じゃない気がする。けど本居だしなー……」
「ん?」
流が頭痛を覚えたように頭を抑えて呟き、陽毬は不思議そうに首をかしげた。
*:*:*
「いやぁ、個人で動画を撮って宣伝できる良い時代になったものです 」
そうしみじみ言ったのは、仕えている主の命もかねてやってきたメイドさん、
檜扇 舞華
である。彼女はお店へ向かう前に連絡をし、前もって事情を説明していたのだ。勿論職場から休暇を貰っているからこそ参加できている。
まぁ、彼女が勤める星ヶ丘寮のスタッフは優秀なので、使用人の一人や二人抜けたところで業務に支障をきたす事は無いだろう。……よっぽどの事が無いかぎり。
「文字通りこんなに美味しいネタがあるのですよ? 宣伝せざるを得ないじゃないですか~」
舞華はそう呟きながらお店に入ると機材を点検し、早速準備に取り掛かる。
何の準備か。
それは……動画配信の準備である。
「はい、こんにちは~。舞華です♪寝子島はシーサイドタウンに期間限定のスイーツショップがオープンしましたので早速やってきましたー」
カメラに向かい、にこやかに笑う舞華。ねこねこ動画に普段から映像をアップしているだけあり、非常に慣れている。
彼女はシーサイドタウンのどこで、どのぐらいだけの期間開店するのか、も解り易く説明し、ちょっとだけ自慢げに笑う。
「今日はモニターさんを集めた宣伝ですのでケーキ食べ放題。なんか役得です。どうだ羨ましかろう?」
なんて言って見れば視聴者からも反応があるだろう、と予測。僅かな間を開けて舞華は話題を振り出す。
「こちらは、なんと! かのお菓子コンテスト優勝者のアリス・リオンさんのお店です。これは美味しくないわけがない!」
と言うわけで、早速頂いてみたいかと……、と言った所で注文をしたケーキをカメラへ映す。
(一応アリスさんの取材許可は得た。他のお客様には直接交渉し、顔出しNGで声も加工する事を説明すること、だったわね)
脳裏で撮影条件と次の行動を確認しながら舞華は、撮影を続けながら小さく微笑む。今回は生放送ではないが、視聴者の反応が見える気がして妙に楽しい。
(ちょっとした飯テロ動画になりそうですね)
舞華はカメラをむけたケーキに微笑みかけた。
最初に映したのは、ガトーフレーズとオペラ、ベークドチーズケーキの『ニューヨーク』である。これらはみな、味が濃厚めの物だ。
「ガトーフレーズ、オペラ、ニューヨーク! 洗練された甘さ! 見た目も満点! 特にガトーフレーズは食べてみてください! 定番にこそ隠しきれない腕前が見えるというもの!」
と、目を輝かせて舞華は言う。
早速口にすれば、シンプルだからこそごまかしの効かないモノだと理解する。ほどよい甘さの生クリームと、さっぱりするイチゴや果物の風味。その調和が取れた一品にプロの腕を実感する。
オペラの重厚なチョコレートの風味だって、竪琴の弦を思わせる層の美しさと共に紹介し、『ニューヨーク』で感じたチーズ独特の風味と軽やかな気持ちにさせる隠し味も豊かに紹介する。
「これ以上は筆舌に尽くし難し! や、それでは宣伝にならんとゆやつですが!」
コーヒーが進む! 悔しい! でも頼んじゃう! と勢いにのっていく舞華。だが、これは本心である。実に美味しいケーキが、彼女のテンションを確かにあげていた。
(なんかこう、仕事の疲れが癒されるケーキですね。これでお持ち帰りがOKでしたら……)
己の主のことだ。何か貰ってくるように言っていた事だろう。確かに主にも味わって欲しい程おいしいケーキな訳だが。
「あ、もちろんさっぱりめのケーキもございますのでご安心を」とお店が作ってくれたメニュー表をカメラに向けながら舞華は顔を綻ばせる。彼女は他の来店客にも感想を聞こう、と一旦ここでカメラを止めた。
*:*:*
「……という訳でこの写真も宣伝に使いたいんですが」
流がお店側に【陽毬が笑顔でケーキやキッシュを食べる写真】を見せていると、店員さんは少し考える。
「そちらのお嬢さんの許可も取れたら、元々合った条件とあわせてOKですよ。それにしてもいい笑顔ですね。こんな笑顔で食べていただけるなんて、光栄です」
「わかりました」
流は店員さんの言葉に少し胸が暖かくなった気がしつつ一礼する。陽毬がOKさえ出せば後はSNSに投稿するだけだ。
「本居~、ちょっといいか~」
流が席に戻りながらそう声をかけていると、陽毬が取材を受けていた。舞華である。
「所で、今回はどんなケーキをお食べになりましたか?」
「『ニューヨーク』と『スプリングネコジマ』を食べました。今は、別のケーキが来るのを待っています♪」
陽毬が笑顔で答え、友達と来た事を楽しく付け加える。彼女は己の感想を聞きとして答え、とても楽しそうだった。
(動画撮影? まぁ、許可もらってやってる訳だし……)
と傍観の構えだった流。だが、ここで陽毬に見つかった!
「あ、水守君! 戻ってきたんだ~♪ 取材だって! 一緒に受けようよ!」
「良かったら、ケーキの感想をお願いします~」
陽毬と舞華に言われ、流はちょっとだけ身構えたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月17日
参加申し込みの期限
2017年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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