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寝子島高校
ユメユメ事変 害魂使い
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「全く、なんで私がこんなことしなくちゃいけないのよ」
歳にして四十を大きく回った小太りな女性が、寝子島高校の前をうろうろとしていた。大路である。
夏の部活動にいそしむ生徒たちがその様子に振り返るが、誰かの保護者だろうということで無視される。
……そんな様子を、
氷那月 蒼破
は物陰から観察していた。
「意外と、いきなり暴れ出したりはしないんですね」
手にはスマートホン。通話の相手は生徒会長、
志波 武道
であった。
『奴らの能力はフツウが壊れるほどに強くなる。非日常もやがてそれが日常になってしまう。能力を高めていくにはより大きな変化をもたらす必要が出るんだ。つまり……』
「まわりがフツウならフツウなほどいい、ってことですか」
だとしたら、戦いが始まってからが危ない。
「私に考えがあります。すこしフツウを壊しますが、学校の皆を危険にさらさない方法です。そのうえ、さらなるフシギハザードを防げます」
『…………』
武道は数秒沈黙したあと、聞かせてくれと言った。
蒼破は髪を結び、学校制服に袖を通す。
そして、校門前へと走り込んだ。
「みんな! 聞いてくれ! 講堂の裏手にお金が降ってきているぞ! 持ちきれない!」
両手に沢山千円札を掴んで、高く掲げてアピールした。
「マジか!」
「なんで?」
「いいから行くぞ! なんかあの、アレのやつだ!」
武道の言葉を借りるなら、非日常もやがてそれが日常になる。
本土に比べフシギ現象が多く、特にその渦中になりやすい寝子島高校の生徒たちは、フツウの尺度が一般よりもずっと広かった。
生徒たちは一旦部活動をやめ、講堂へと走って行った。
それでも若干の破壊が起きたのだろう。
「なにしにきたのあんた。うるさい!」
大路のヒステリックな叫びが蒼破に強い金縛りをおこさせた。
といっても全身の指先や喉に至るまで制止するほどではない。おそらくは、蒼破の能力と同タイプ。
「どうされました? 部活視察にきた先生ですか?」
足早に近づき、武道は大路の肩を手刀で突いた。
「触んないで!」
激しくふりほどこうとする大路。
しかし肩が麻痺し動かなくなったことで、驚きと動揺、そして怒りによって感情が高まった。
「あ、あんた……子供のくせに……!」
武道は、そして蒼破はササヤキによって大路の能力を知っていた。
前提条件と、その弱点を。
「今だ、蒼破くん!」
「校歌斉唱!!」
大路に組み付き、寝子島高校の校歌を歌い始める蒼破。
高校の前で校歌を歌うという、(珍しくはあるが)決して非日常的ではない風景に、しかし大路はさらなる怒りを露わにした。
「いい加減にしなさいよ!」
強烈なパワーで蒼破をふりほどくと、蒼破の顔を思い切り叩く。
びいんという激しい衝撃が、蒼破の頭を揺さぶった。
が、これはあくまで人間としての攻撃。
「いいからさっさとやられなさいよ! あたしがどうなってもいいっていうの!?」
ヒステリックな叫びが、本当にヒステリーを起こし始めている。
が、その言い方で武道は理解した。
大路はユメユメに力を授かる代償として、精神や記憶の剥奪という脅しを受けていること。それを恐れ、大路たちは自分たちへの攻撃を行なっていることだ。
「良くはないが、放ってもおけないんだ!」
蒼破の反撃。大路の頬を強く打つ平手。
武道はその隙を突くように、手刀を打ち込んで身体のあちこちを麻痺させた。
スマホを取り出し、同じような事件を対応しているメンバーを探し出す。
すると、大路と同じように寝子島に侵入してろっこん使いを狙った害魂使いがいたことがわかった。
「彼らから情報を引き出すのはやめておこう。もし情報を喋ろうとすれば精神や記憶を剥奪されるおそれがある。
ユメユメにとって不都合なことをしないように何らかの方法で見張っているんだろう。
許されないことをしたのは確かだけど、それでも彼らを助けたいんだ」
武道はそのように話すと、仲間の手を借りて害魂使いたちを寝子島神社の裏手へと運んでいった。
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年03月19日
参加申し込みの期限
2019年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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