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欠けた世界と欠けたココロ
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五代 拓哉
がその場所にやってきたのは、ほんの偶然だった。
友人たちと九夜山ハイキングに訪れ、いつもの失踪癖を発揮したのだ。
この時はトイレに行くためだったが、誰にも何も言わずに離れたため、戻ったときには友人たちはとっくにいなくなっていた。
「何だ何だ。みんな迷子か?」
妙なポジティブさをも発揮し、拓哉は彼らを探すことにした。――で、なぜか道を外れたのである。
とはいえ、それほど奥まったところではなく、戻ろうと思えばいつでも登山道に戻れた。
だが拓哉はそこで、妙なものを見つけた。
ソフトボール大の玉だ。赤、青、黄色、紫、黒……様々な色が絶え間なく、生きているかのように渦巻いている。
「何だこれ?」
拓哉は興味津々にその玉を触った。
ここは、寝子島から遠く離れた緑の世界。
志波 武道
は足元の
翡翠(ひすい)
を、起こさないようにうつ伏せにし、その首筋に手刀を叩き込んだ。
気絶していた翡翠は、そのまま麻痺で動けなくなる。
少し離れたところでは、
東門 巧
が顔をぐしゃぐしゃにして、自分の左手首を掴んでいた。
「どうしよっ、どうしよこれっ、ねえっ、僕死んじゃうの!?」
どす黒く変色した手首に痛みはないが、掴んでいるという感触もなかった。
「落ち着け、落ち着けって!」
北里 雅樹
は
椎井 莉鳥
に言われ、巧を後ろから羽交い絞めにした。自分も体中が痛いのに――空中から落ちたせいだ――とぶつくさ言いながら、
「頼むから静かにしてくれ! それと暴れるな!」
と怒鳴った。
「落ち着いて話を聞いて」
莉鳥は巧の顔を真っ直ぐに見つめ、分かりやすいよう区切りながら言った。
「……あなた、
琥珀(こはく)
……いえ、
光(ひかる)
に会いたいんでしょう? だったら、こんなところでガタガタしたり喚き散らしたりしないでちょうだい。いい? よく聞いて。あなたがここで騒いだらその分、追手がこちらに近づいてくるし、そうなったら今度こそ私たちは助からない。ここまではわかるよね?」
巧はごくり、と息と一緒に涙を飲み込んだ。恐怖が減ったわけではないが、追っ手の方が今は怖い。
「光に会いたいのなら、とにかく今は焦らないことよ。……そこにいる翡翠から腕のことについて、何か聞き出せるかもしれない」
「あれ誰? そんな親切そうに見えないけど?」
雅樹が怪訝そうに尋ねた。やってきたばかりの彼は、光と
柘榴(ざくろ)
以外のことをほとんど知らない。
「光……というか、柘榴の仲間。少なくとも、何もしないよりはマシよ」
莉鳥は軽く肩を竦めた。元より、翡翠が簡単に話をしてくれるとは思っていない。
「落ち着いた?」
武道が莉鳥の後ろから顔を出す。ええ、と莉鳥は頷いた。
「よかった。先に言っとくけど、君のこれ――」
武道は巧の手首を指差した。
「ヒーラーがいるから、多分大丈夫」
椿 美咲紀
のことかな、と巧は思った。彼女のろっこんは、怪我を治すことが出来る。
「その上でこれが何か、という問題だけど、多分壊死か、吸収といった類だろう」
「え、壊死!?」
「だから大丈夫だって。さくさくっと合流しなきゃいけないから、そのためにも今は落ち着いて。俺たち、ちゃんと早く治るように手を尽くすから。……って、聞いてる?」
ろっこんが発動したわけでもないのに、巧は完全に硬直していた。
「……ま、仕方ないか」
そろそろ麻痺が切れる頃である。武道と莉鳥は、翡翠の尋問をすべく戻った。
雅樹は巧の手を離してやった。力が抜けた巧は、その場にへなへなと座り込む。
さてどうしたもんかな、と雅樹は思った。
莉鳥が真面目なのはいつものことだが、この真剣さはただ友達だから、というわけでもなさそうだ。
雅樹は何となく、小学生の頃を思い出した。名前のことでからかわれて、それがいじめに変わったころのことを。あの時、自分が不在時に何かされたのではと心配する雅樹に、莉鳥は今と同じような表情「大丈夫だから」と答えたのだ。
――本当は、誰よりも不安なくせに。
「……なあお前、ひょっとして椎井に気があるのか?」
不意の質問に、巧は何度も目を瞬かせ、雅樹を見上げた。
「まさか!! ないない! ないですって!!」
あまりに必死な様子に、そこまで否定することはないだろう、と雅樹は逆に不満に思った。
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2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月25日
参加申し込みの期限
2017年10月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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