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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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冷静な顔で保健室をあとにした
ロベルト・エメリヤノフ
は、廊下に出るなり両の拳を握ってちいさくガッツポーズをする。
「やったー! 背伸びた! やったー! 嬉しい!」
去年156cmだった身長は9cmも伸びて165cmに。
これを成長期と言わずして何と言おう。
「その代わり……」
体重は56kgから52kgに減っていた。相当痩せたということだ。
ロベルトは握った拳を解いて、薄い胸板に手のひらを当てる。
「胸囲も測ってもらったけど友人に比べて筋肉がないことが浮き彫りに……!!」
もっと鍛えなきゃだめかな。
そんなことを考えながら教室へ戻る廊下を歩いていると、強そうな女子がわあわあ叫びながらぶつかって来た。ウェイト差で負けたロベルトは、ものの見事に吹き飛んで壁に叩きつけられる。
「うわっ! 危ないなあ、吹っ飛ばされたんだけど……ん? んん?」
ロベルトが感じたのは、もうお約束になりつつある違和感だ。
「……胸!? 巨乳だね……?」
いわゆる、胸が邪魔で床が見えないというやつである。
「これは……もしかして、女になってる……?」
明るい赤髪は、ゆるふわ感のあるロングヘアになっていた。
「まいったなぁ……うーん、美少年と遊ぶのに支障はないといえばない……けど……男の身体、結構気に入ってたんだよな。でもまあ、去年もこんな感じだったし、暫くすれば元に戻るよね」
困った、と思ったのは一瞬だけ。一時のことだろうとさっくり納得して、窓に映った自分を確認する。
そこに映っているのは童顔ですこしつり目の、小悪魔系な美少女だ。
耳の下あたりで左右で括って、甘めのツインテールをつくる。
「いい感じかな」
ロベルトは女の子の体を楽むことにして、教室とは反対の方向に歩き出した。
教室に戻って驚かれるより、美少年を探す方がいい。
2階付近に美少年がいる気がした。
2年生の教室がある階だ。あの学年には、気に懸けている美少年が複数いる。
2階廊下に足を踏み入れた途端、案の定、ロベルトの優秀な美少年センサー(直感)は、某妖怪アンテナのようにびんびんに反応した。
(む。この感じ。どこかに絶対美少年がいるはず)
そう思って見回せば、視界の中で一番強く反応するのは、藍色の髪の見覚えある後ろ姿だ。
(あれ、来島だ)
来島 アカリ
のピンクの瞳を確認しなくとも、美少年センサーでなんとなくわかる。優秀なのである。
(今の来島は性転換している……)
背後から近寄り、ロベルトは肩を叩いた。
「アカリ?」
名を呼ぶ。
するとアカリは驚いて振り返った。赤毛のロシア系ツインテール女子に、突然呼び捨てで名を呼ばれる覚えはなかったが、恋とは美少年センサーより優秀なもの。
「その髪……もしかして、ロベルト先輩?」
「あったり」
ロベルトはにこっと笑った。
男だった時の面影残る笑顔を見て、アカリは思案した。
(先輩も女になってたのか……)
アカリもまた、愛李子にぶつかって三度目の女体化をしたのだが、誰にも気づかれないくらい、見た目にほぼ変化がない。胸のふくらみは『うっすら』というもの。ロベルトのように一目でわかる変化ではない。
あまりに誰も気づかないので、(むー……そこまで気付かねーもんなわけ……?)と微妙にヘコみもしたものの、好きな人を前にすると、また別の想いも湧いてくるというもので……。
(……俺も女になってるって、バレない、よな……?)
ところがロベルトはあっけらかんと言うではないか。
「女になってるよね、どうしたんだい?」
どうしてこの人は一瞬で見抜いてしまうのだろう。誰も気づかなかったのに!
それよりなにより、先輩の好みである「美少年」でなくなった自分を見られたくない!
複雑な思いに駆られたアカリは、返事もせずに、咄嗟にロベルトの手を払って駆けだした。
「アカリ! なんで逃げるのさ!」
「知りません! 他を当たってくださいってばー!」
ロベルトには、アカリの恋心の機微はわからない。
わかっているのは追いかけなきゃいけないということだけだ。
「逃げないでよ! 何もしないって!」
「ダメなもんはダメ……あっ」
廊下を走るアカリを追いかけ、その腕を掴む。
「掴まえた!」
アカリがなおも抵抗する様子を見せたので、ロベルトはぎゅっと抱きしめざるをえなかった。
無意識に、ロベルトの胸がアカリの胸に押し付けられる。
「ちょ……ちょっと、先輩! 離してください!」
布ごしにロベルトの胸が当たる。
弾力のある水風船のような感触に、アカリは真っ赤になって狼狽した。
好きな人はロベルトだが、それはロベルトがロベルトだから好きなのであって、恋愛対象としては女性も好きだ。そしてアカリには女体に対する免疫があまりないのである。
どうしていいかわからなくなり、アカリはロベルトの腕の中で暴れた。
「逃げないから! とにかく離せっつーの!」
露骨に嫌がられたことで、ロベルトは思いっきり、ショック! という顔をした。
「ど、どうして!? 僕と君との仲じゃないか!」
「だって……」
「だって?」
「……」
「言ってくれなきゃわからないよ」
「……胸、が……」
カアッとうつむくアカリ。
なるほど女の子に耐性がなかったか、と理解したロベルトは、もういちど、今度はわざと、たわわに実った己が胸を、アカリの体に押し付ける。
「ちょうどいいや、僕で慣れとこうよアカリ。同級生に自慢できるよ」
「なっ……何言ってんだよバカ!」
「うーん! 事情が分かればツレナイのもいいね!」
「~~~~~! もー、行きますよ! 元に戻る方法、探さないとでしょ?」
身長が4cmも伸びて、162cmになって喜んでいたはずなのにな。
(この調子ででかくなって、いつかはかっこよく……)なんて想像したり、(でかく、なったら……先輩は……)なんて心配したりしていたのに。アカリのフツウの身体測定は、遠い過去のこととなって、陽炎のように揺らいでゆく。
でも、まあいい。
今はちょっとだけ、女の子になった先輩と、いっしょの時間を味わっていよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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