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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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春に寝子島に引っ越して来て、寝子高の一年生になった
紗雪 幽
は、廊下の左右を見渡して赤味がかった灰色の瞳を彷徨わせた。身体測定のためにクラスメイトたちと保健室へ向かうはずが、迷ってしまったのだ。
「やべ。ちょーっとトイレ行ってたらおいてかれたっぽい!?」
学校の廊下は変化に乏しい。同じような教室が並んでいてどちらに向かえばいいか戸惑ってしまう。しかも寝子高の校舎は南校舎と北校舎に分かれていて、保健室が何校舎の何階にあるのか、幽はまだ覚えていなかった。
「……どうしよー……」
困り果てた幽の視界に、さらさらな銀のロングヘアが飛び込んできた。
「おっ、すみませんー!」
銀髪の子が振りむく。身長は145センチほど。童顔で可愛らしく、瞳は澄んだサファイア色。
女の子――
新井 晶
は、幽を見上げてにこっと笑った。
「なんでしょう?」
幽は内心で快哉を叫んだ。こんなかわいい子に出逢うなんて! これはラッキー、怪我の功名、禍を転じて福と為すってなもんだ。幽は片手で拝むような仕草をしながら片目を瞑る。
「保健室行きたいのに迷っちゃって、良かったら案内してくれません?」
「いいですよー。こっちです」
快諾して歩き出した晶に並んで、幽は横目で観察する。何故か男子の制服を着ているけれど、豊かな胸と細いウエストラインは隠しようがない。
晶もまた幽を横目で観察していた。黒のカーディガンに黒のピアス。飄々とした雰囲気で、思わず舌なめずりしたくなるようないい感じの男子である。
お互いに好感を抱いたふたり。先に口を開いたのは幽だった。
「それにしてもめちゃくちゃ可愛いっすね。何年生っすか?」
「ふふっ。2年生ですよー。あなたは?」
「1年っす。この学校でかいんで、何がどこにあるか覚えきれないですよねー」
「最初は戸惑うかもしれませんねー。でも、きっとすぐに覚えますよ」
「そうっすか? ああそうだ。ここで会ったのも何かの縁だし名前とか連絡先とか……」
晶は名を告げると、幽の腕を取りGカップの胸を押し付ける。
「私がもし、実は男の娘なんだって言ったら信じます?」
晶の積極的なアプローチと、先輩だという緊張感と、腕にあたる胸の感触に、幽はドギマギした。
「まさかー! こんな可愛い子が男なわけないじゃないっすか!」
「でもほんとだって言ったら?」
「そんな冗談で躱そうったってますます燃えるだけですよー」
実は男? そんなわけがない。押し付けられたやわらかいふくらみは、絶対に偽物じゃない。
「ふふふっ」
晶は意味深に笑って腕を離した。
「???」
幽は首を傾げる。晶の言葉の端々に違和感を感じないわけではなかったが、まさか本当に男だとは、このときはまだ信じていなかったのである。
「はい、つきました。保健室です」
「わーありがとうございました! また御縁があったらよろしくお願いしまーす!」
幽のクラスメイトが手招きしている。「置いてくとかひどいし」などと軽口を叩きながら、幽はクラスの男子たちの間に体を割り込ませる。それから、身長伸びたかな、などとおしゃべりに花を咲かせはじめたので幽は気づかなかった。晶もまた、その後方に並んだことを。
◇
保健室に入った幽とクラスメイトの男子たちはざわっとした。
身長を測っているのは
音海 なぎさ
。オレンジブラウン色したショートカットのこの先輩は、たぶん男子のはずなのだが、妙に可愛くって、いろっぽいのだ。
「はい次の人。かかとを合わせて測定器に背骨を当ててまっすぐに立ってね」
「先輩、可愛いっすね。名前聞いてもいいっすか?」
「測定中のナンパは禁止だよ」
つれなく答えたなぎさだったが、どうして男子に声を掛けられるのかと訝しい気持ちでいっぱいだ。幽がはじめてではないのである。
そういえば……さっきトイレに行ったとき、播磨さんに遭遇した。突進してくる彼女と肩がわずかに掠った気もする。思えば、トイレから帰って来てからなのだ。男子の視線が熱っぽくなったのは。
違和感はあるな~とは思っていた。
なんか肩がおもいなーとは思っていた。
でも、多分、疲れてるだけだよねと思っていた。
まさか自分の胸が膨らんで、その分の重みが肩にかかっているせいだとは考えなかった。
今日は、帰ったら早め早めに寝ようかなって、ぼんやり考えながら仕事をすすめる。
「じゃあ、次の人ー」
「順番に並んでくださいね……」
保健委員の
御巫 時子
は、鷲尾先生を手伝いながら、生徒の誘導や測定を行っている。さきほどから時折、廊下の方が騒がしくなる気がしていた。それに名簿上男子のはずなのに、どう見ても女子の人が多すぎる。
中には無造作に服を脱ぎ出す人もいたりして。
ブラもしていない胸が無造作に露わになることもざらだったりして。
「これでいいですかー?」
あっという間にパンツ一枚になった晶に、時子は苦笑する。
「新井さん。裸にならなくても大丈夫ですよ……」
「えー女物の下着なんて持ってないです! 持ってきてくれれば着ますけどー?」
時子は去年のことを思い出して笑顔で状況把握。
(2年3組新井晶さん、記録紙では
男子
です……つまり、今年も、ですかね……)
プリンのようにプルンと揺れる双丘に動じず、晶の上半身に運動着を着せ直す。
「他のみなさんには目の毒ですから……運動着の上からでも測れますからね……」
測定結果は、身長145センチ、体重43キロ、胸囲は93のGカップ。聴力問題なし、視力1.5。
「あとで(男子に戻ったら)もう一度測りましょうね……お疲れ様でした」
◇
「なんか騒がしかったなー」
身体測定を終えた幽が愛李子にはねられたのは、教室に戻りかけたときのこと。
通りかかりのサラサラな黒髪の少女に助け起こされて、自分が女になったことを知る。
「お名前は?」
幽は目の前の可愛い子を思わずナンパした。
「同じ境遇の……とだけ」
少女――
鴻上 彰尋
は曖昧に微笑む。ちなみに、彰尋も時子にさらっと測られ、156cm50kg、胸もある程度たわわな体形であることが判明していた。
彰尋から性転換騒動のあらましを聞き、幽は自分の失態に気が付く。
「うわっ……じゃあさっき案内してくれた可愛い女の子って本当に男だった系……!? がっかり……じゃなかった! 超失礼な事言ったじゃん!」
幽は自分のたゆんな胸を持ち上げる。本物だ。なんど触ってみても……本物だ。
(次会えたら謝ろ……けど、男に戻ったその人を見て、ちゃんとその子だってわかるかな?)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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