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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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「工藤のやつ、なんやかんやでええ雰囲気やったなー」
剛はそろそろと更衣室の前にやってきた。
この格好でしたいことがまだある。それは――覗きであった!
「ちと忘れ物を取りに来た振りして更衣室にさりげなく……素早く侵入や!」
ちと忘れ物を取りに来た振りというよりは、コソ泥のように左右を見回す。人気はない。侵入成功!
「乙女の聖域に入る以上、奥まで行ったり長居したりするような真似はせん……」
勘付かれる前に撤退しよう。そう思っていた。
(聖域に入った……その事実と記憶が戦利品や……!)と。
だがそのとき、誰かが更衣室に入ってきた気配がして、剛は慌ててロッカーと壁の隙間に身を隠す。
(しゃあない、機会を待とう。……俺は空気。そう、更衣室という空間の一部!)
◇
剛が覗いているとは露知らず。
制服を交換しあった
鈴原 天音
と
滝原 レオン
は、互いの制服のジャストフィットぶりに感激した。
「よし、これで動きやすくなったぞ」
「ふう、よかったよかった。これでひとまず安心なんだ、よ!?」
油断大敵。つまづいた天音は、レオンを押し倒す格好で更衣室の床に倒れ込む。
辛うじて腕を突いて、レオンを押し潰すことは免れたが、レオンは眉をゆがませている。
「……痛てえ……」
「ごめんねれおにーちゃん、大丈夫?」
「大丈夫じゃねえよ、頭打ったかも……。それより早くどいてくれ……」
「う、うん。……あれ?」
天音は床から手を離そうとするが、まるで糊で張り付けられたかのようにピクリとも動かない。いや、手だけではない。腰も、足も、どこもかしこも動かすことができないのだ。
「ど、どうしよう。身体が動かないよ!?」
「……は? 動けないだと?」
訝しげだったレオンだったが、ん、んっ、と何度か呻いたのち、みるみる真顔になっていった。
「ほ、ほんとだ! 俺も動けねえ!」
それから、はた、と気づく。この格好は……まずくないだろうか。
レオンは明らかに、天音に押し倒された格好になっている。しかも。
(かなり顔が近い……)
吐息が届きそうな距離。睫毛の一本一本までつぶさに観察できる距離。そんな距離に天音の蒼い瞳がある。
カリカリカリカリ……。
鉛筆を走らせる音がする。が、そんなの構っていられない。
(す、すげえドキドキする……って落ち着け俺! 相手は妹分! そして俺は男!)
ドキドキしてどうすんだー! と、自分で自分に突っ込んでみるが、動悸は止まらない。
それは天音も同じで。
(わあぁどうしよう、なんかドキドキするんだよー! だ、誰か助けてー!!!)
シュッシュッシュッシュ……。
鉛筆を寝かせて影をつけるような音がする。
「百合や薔薇もいいけれど、ノーマルも捨てがたいわよねぇ。ねぇ、ジュン。あなたはどう?」
「ふふ、私はネネがよければそれで、ね」
いつの間に現れたのだろう。謎の二人組女子が天音とレオンをモデルに絵を描いている。
レオンはふたりに必死で呼びかけた。
「お、おいそこの二人組! スケッチしてねえで助けてくれ!」
「近ごろのモデルはよく喋るわね」
「雀の鳴き声、鈴虫の羽音程度のものさ。気にすることはないよ」
「そんなぁ! 誰か助けてー!!!」
「待て待てーい!」
壁とロッカーの間の狭い隙間から、威勢のよい声が響く。
飛び出して来たのはお団子ハーフアップの女子、剛である!
「暗黒生徒会の横暴、お天道様が許しても、このこーちゃんが許さへんで!」
だがそのときにはもう、ジュンネネの姿はそこにはなかった。
なんと素早いのだろう。
「そこの人ー! なんでそこから現れたのかわからないけど、助けてー!」
「お、おう。待っとれ」
先ほど、侑に触られた後に動けるようになったことを思い出し、剛はレオンと天音の肩に触れる。
「うわぁっ!」
急に体の自由を取り戻した天音は、レオンの上にぺしゃりと圧し掛かる格好になった。
唇と唇がニアミスし、天音とレオンは大慌てで離れる。
しばらくもじもじ恥じらい合うも、二人は同時に「そうだ、お礼を言わなくちゃ」と思ったらしい。
「ありがとう」
「お陰で助かったよー」
「どういたしまして、や」
あはは、と苦笑いして後ろ頭を掻く。
覗きに入っただけだったのだが……僥倖、と思っていいのだろうか。
「それにしても……播磨ちゃんの暴走以上にやっかいなことが起こりつつあるようやな」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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