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【身体測定】ドキドキ♂♀反転戦線、再び!
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侑に発見された黒髪美少女な耀は、これでも抵抗したのだ。
「あ?」と上目遣いに睨んだし、
「性転換だとバレないように制服を取り替えよう?」とイヤそうに聞き返したし、
「俺はスカートなんて嫌だからな!」と明確に拒絶もした。
だが、結局は根負けした。
「彼女の制服を着るってありかよ。それに……」
更衣室の前できょろきょろと左右を見回す。
「侑もどっか行っちまったし……?」
侑の制服は胸のあたりがちょいとキツイ。仕方なく上のほうのボタンを開けたそのとき、その胸は背後から伸びてきた手にぽわんと包まれた。
「なっ……」
「いよーう、工藤ちゃん! 乳揉んだるで~」
「は、服部!?」
背中に胸のふくらみを押し付けるお団子ハーフアップヘアの女子の正体は
服部 剛
、耀の幼馴染で、いちおう先輩である。
「あっ、こ、んの……スケベ大魔王が!」
「うう~ん! そんな称号も今の俺にはご褒美や。この状況、楽しまん訳にはないやろぉ! 剛さん……いや、こーちゃんと名乗っとこ!
乳王に、俺はなる!
」
「乳王って……! そんなもんならんでもいいから手ぇどけろ!」
「いやあ、他の奴の触り心地も試したくてな♪」
しゅっと突き出された拳を避けると、剛はくるっと耀の体を反転させ、今度は正面から胸に触れた。
「怒らんといてーな。詫びに……こっちのも堪能させたるさかい♪」
耀の手を掴み、導いたのは自分のDカップの胸。
ノーブラの胸は、マシュマロのように柔らかくて……、
その瞬間、ふたりは互いの胸を揉み合うポーズのまま、時が止まったかのように空間に固定されしまった。
「ちょ、おい! 体が動かないぞ、服部」
「こーちゃんもや。これはずーっと工藤ちゃんの乳を揉めという天からの指令やろか」
「あほう!」
口だけは辛うじて動くので会話は出来るが、身体を動かすことはできない。
「ああんっ。素敵ぃ。その百合っぷり、そそるわぁ」
気づけばそばにはゆるふわ髪でスケッチブックを持ったかわいらしい女の子がいて、恍惚とした表情で剛と耀を白い紙の中に描きとめている。その背後には、金髪長身なイケメンの女子が腕組みして立っていた。
「早速いい素材に出逢えたようだね、ネネ」
「ええ。ジュンの力に頼らなくても自分たちでポーズを取ってくれるなんて、モデルとして最高よねぇ」
(ジュン・ネネという謎の女生徒二人組……二人に遭遇すると体の動きが止められる……)
ピンときて、剛は叫ぶ。
「お前ら、正也が言ってた暗黒生徒会っちゅーやつらやな?」
ところがジュンネネは剛に目もくれず、ふたりだけで会話する。
「ねえ、ジュン。モデルが何か言ってるわ」
「気にする必要はないよ、ネネ。それより、早くその絵を仕上げておしまいよ」
「もうできたわ。行きましょ」
踵を返すジュンネネに、焦ったのは耀と剛だ。
「ふざけんな! こんな事、あいつ以外とだなんてお断りだ! このポーズ、なんとかしろ!」
「こーちゃん的にはこのポーズは構へんが、指先すら動かせないのは、あんまりや!」
ようやく声が届いたのだろうか。ジュンだけが立ち止まり、ゆっくりと肩越しに振り返った。
「ふふっ。時間が経てば解けるよ。それまで楽しんでおくれ?」
◇
そのころ侑は、耀をさがしてきょろきょろしていた。
「あれ、いつのまにかはぐれちゃったにー。せっかくあんなことやこんなことしたいと思って……」
と、そのとき、胸を揉み合う耀と女子(剛)を発見する。
「は? なにあれ?」
むくむくとこみあげてくる怒り。相手が女子でも男子でも関係ない!
「あの二人、いつまで胸を揉んでいる気だにー! 工藤ちゃんが他の奴といちゃついてるなんて許せない!」
侑はツカツカ歩み寄ると、女子(剛)の胸倉をぐっとつかんだ。
「ねぇ……耀はウチのだから手を出さないでくれる?」
剛はそれで動けるようになり、ぷはあっと大きく息を吐く。
(この男子、なにか誤解しとるようやけど、まさか……)
「うぐっ」
自分の正体を明かす間もなく、剛は侑に突き飛ばされた。
怒りの形相をした侑は、剛を威嚇するように睨んで、耀の細い腰を抱きよせる。
耀もこれで動けるようにはなったのだが、何を言っていいかわからない。なぜなら。
(すっごい怒ってらっしゃる……!!)
侑は無言で、青ざめる耀をお姫様抱っこした。
ひゃっと悲鳴を上げる耀。
侑はスニーカーのつま先で地面を2回叩き、そのまま窓の桟に足を掛ける。次の瞬間、窓枠を乗り越え……。
「え、ここ、二階……!」
「しっかり掴まっててね」
跳んだ!!
「う、うわああああ!」
落下する感覚。
ぎゅっと目を瞑り、侑の体にしがみつく。
(え、侑ってこんな怒り方する奴だったか? こんな……俺を抱えて飛んで逃げるような奴だったかー!?)
長い黒髪が風に流れる。高鳴る心臓。
だが心配はいらない。
先ほど発動させた侑のろっこんは、空中でも跳躍できる<エアホッパー>。
降下の途中で宙を蹴り、人気のない中庭の木陰に着地するのに苦労はない。
頭上から、剛が「ひゅう」と口笛を吹くのが聞こえた。
見上げたが、新緑の葉に遮られ姿は見えない。
「……」
侑は耀に覆いかぶさるように壁際に追い詰め、頭越しに壁に手をついた。
いわゆる、壁ドンである。
「……」
無言に耐え兼ね、耀はしどろもどろに言い訳する。
「な、何だよ……さっきのことか? あれは暗黒生徒会とかいうやつらが勝手に……相手もあれ、服部だし……いわば事故みたいなもので……」
「さっきのは事故だったとしても……やっぱり許せないなー。だって工藤ちゃんにこうしていいのは」
ウチだけでしょ?
凄まれて、高鳴る心音に戸惑う。
「ほら、こっち見て……」
何故だろう、性別反転すると途端に侑に勝てない自分がいる。
「……いや、悪ぃ、心配かけた」
めちゃくちゃだと思ったけれど、自分が同じ立場だったら同じことしていた、と耀は思う。
侑は勝ち誇った様子で言った。
「そう? じゃあ工藤ちゃんの可愛い姿撮らせてくれたら許してあげる♪」
と同時に、カシャリと聞こえるシャッター音。
「……何だ今の音は。おい、何撮ってんだ。これで許してやる? ったく、やっぱ中身は侑だな!」
「そりゃあ、せっかくなんだから撮っておかないとねー。大丈夫だって、ウチだけの宝物にするか……」
侑は耀に不意打ちで引き寄せられる。
「……ぇっ!?」
頬と頬が押し当てられる。耀の伸ばした右手の先では、スマホのカメラレンズがこちらを見ている。
「お返しにツーショットだ。負けてばっかじゃいられねーからな」
ふふん、とドヤ顔の耀に、侑はドギマギが止まらない。
(ツーショットって、まってまってすごい良い匂いするし柔らかいしってなんでこんなに戸惑ってるのウチ!?)
今日は耀に勝ったと思っていたのに……。
(ま、またやられた……!)
◇
このとき、偶然通りかかった
楢木 春彦
は、耀と侑のイチャイチャ姿を目撃していた。
(おっ? 工藤と……彼女か? 今はそっとしといてやるか)
一歩、二歩、三歩とあとずさり。リア充は見守る主義である。
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担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
お色気
定員
1000人
参加キャラクター数
81人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月23日
参加申し込みの期限
2017年09月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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