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海神の島にて
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静謐な夜を越え、朝がやってきても、波はざぱーんと音を立てていた。三日目の朝だ。月詠が目覚め、店を開けると、帰り支度をしている旅行者が目に付いた。今度の便で帰るのだそうだ。
「ふー……」
水着をひらりひらりと靡かせて、海に飛び込んだ五月もまたその一人だった。寝子島とは違う、南国の海に漂う緑の水着姿は五月の名にふさわしく、爽やかな新緑の葉を思わせた。
「ふっふ。寝子島の夏も楽しみですね」
水で冷えた手が、額に遣られる。まだ遠い寝子島の夏を思いながら、今年の夏はどうしよう? と考え考え、五月は南国の海を泳いだ。
その近くで、フロートに寝転びながら楓子は、満腹になった腹を摩った。こぽこぽとはちみつの流れる泉から、パンケーキの実、スコーンの実、キッシュ……。砂糖漬けになった花々も美味だったなと思い返す。
「この島にある美味しそうな物は大体食べきったな」
遠くで汽笛が鳴るのが聞こえる。楓子は身を起こして、岸辺へとフロートを進ませた。
「よし。帰ろう」
まだ残るという者を置いて、船に荷物が積まれていく。ウミコーギーは、船を興味深そうに見つめながら、浜でうろうろとしていた。久雨は、その前に立つ。名残惜しさをぐっと抑えて、帰らねばならん、と告げた。
「また……また会えるか? ウミコーギー」
「もちろんですよ」
久雨の目をじっと見据えて、ウミコーギーは鳴く。久雨は、止まりそうになる足を動かしながら、船へ乗り込んだ。しかし途中で振り返り、言う。
「私は貴様達が好きだ。できたら……で良い。また共に遊んでくれ」
エリオットも、すっかり羽を伸ばしきったと思い、船に乗り込む旅行者の列に紛れた。
「さて、楽しんできたし、帰るとしますね」
最後尾に立ったエリオットが甲板に足を踏み入れると、強い眠気に襲われた。
……と同時に、誰かにぽんと肩を叩かれて、起こされる。
ぴくりと肩を震わせながら、エリオットが目を開くとそこは寝子ヶ浜の海岸だった。起こしてくれた親切な誰かが、顔色を窺っている。エリオットは礼を言って、足元に置かれていた荷物を手に取ってから、帰路に着く。
しかし、途中で見た時計と、電光板に書かれた日付に、目を丸くすることになった。
「あれ? 時間が立ってないですね??」
どこか狐につままれたような気持ちになりながら、エリオットはその場に立ち尽くした。
あの日々は、夢か何かだったのだろうか――そう思いながら。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
前回シナリオ
海神の庭にて
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月20日
参加申し込みの期限
2017年09月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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