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ハピネスサンドイッチ!
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八神 修
と
椿 美咲紀
も、ハムおじさんの窮状を知り即座に協力することに決めた。
普段から体力づくりの一環として食べ物に気を遣う修と、
家庭菜園で収穫した野菜の活かし方を知っている美咲紀ならば、
ハムおじさんの期待にも応えられると思ったのだ。
買い物に出る前にふたりで相談した結果、
今回のサンドイッチのコンセプトは「食べて安心できる、シンプルな味」と決め、
ふたりは意気揚々とスーパーへ買い出しに出、サンドイッチの王道と思われる具材を買い込んできた。
「具体的な具材は決めていなかったが、まあ、だいたいコンセプト通りだろう」
「奇抜なメニューより食べ慣れてる、シンプルな具材こそ美味しい、と私は思うのですよー。
長く支持される安定の美味しさ、ってヤツです」
美咲紀の言葉に、修も同意する。
「ああ、それは俺も同感だ。
その上で、キャッチーさや見た目の豪華さがあればなお良いな」
調理台を見渡しながら、コンセプトに合った具材を探す二人。
シンプルで、美味しくて、尚且つ奇抜すぎず安定感のある食材、と。
いざ考えるとなかなかに難しく思えてくるものだ。
「やっぱり、ここはあえて基本中の基本を選ぶべき!
私は、これを推すのです!」
ババーン! と効果音がつきそうな勢いと得意げな表情で、初めに美咲紀が選ぶ。
「魅惑のハムキュウリ! ハムとキュウリのサンドイッチなんてどうでしょうか!」
左手には瑞々しく濃い緑色の太いキュウリ、
右手にはツヤとハリのある綺麗なピンク色のハムを持ち、美咲紀は修に提案した。
「ちょっといいロースハムと瑞々しいキュウリを挟んで、
はむっとたべる、この至高。素晴らしすぎるのです!」
力説する美咲紀を余所に、修は冷静に具材を検討していた。
「ハムキュウリか……なんだか、アフタヌーンティー風だな。
味も王道だし、シンプルでいいと思う。気になるのは……」
修は頭の中でサンドイッチの完成図を思い描いてみる。
言葉通りのキュウリとハムのサンドイッチでは、少し華やかさに欠けると思うのだ。
味の良さは食べてもらえばわかることだが、食べてもらうには手に取ってもらう必要がある。
「もうひと工夫しよう、このままじゃシンプルすぎる」
「う~ん、じゃあ、マスタードマヨネーズで彩りと味にもアクセントを入れるのは?」
美咲紀が提案すると、修は大きくうなずいた。
「ああ、それはいいな。あとは、ハムはごく薄く切って、何枚も重ねよう。
間にレタスも挟めば、ふわっと感が増すはずだ」
薄く切ればコストも抑制できるしな、と。
修はレタス、ハム、キュウリを何段にも重ねていく。
「ねえねえシュー君、トマトも入れましょうよ!
酸味と色でより味も彩りも華やかになります!」
美咲紀が輪切りにしたトマトを修に差し出し、修はそれもサンドイッチに挟み込んでいく。
最後にパンを乗せれば、パンからはみ出したレタスがちょうどよく
まるで大ぶりのフリルのようにボリューム感を演出してくれた。
「よし、これで行こう。 ハムさんのたっぷりハムベジサンドだ」
おいしそう! と目を輝かせた美咲紀は今にもかぶりつかんばかりだ。
「でも、シュー君。たまには、こういうヘルシーなサンドイッチ以外のも食べたくなると思いませんか?」
たしかに、美咲紀のいうとおり、ハピネスサンドイッチの利用者の中には、
修や美咲紀のような食べざかりの高校生たちも多くいるのだ。
彼らがこんなにあっさりしたハムベジサンドのみで満足できるとは到底思えなかった。
「食べごたえのあるサンドイッチも作っておくか」
どんなものにしよう、と考え始める修の隣で、美咲紀は既に手を動かし始めている。
「食べざかりの人におすすめするなら、やっぱりカツサンドが美味しくていいと思うのですよ。
ジューシーなロースカツと、歯ごたえがアクセントになるキャベツをパンでぎゅっと挟むのです!
多少値段が高くても納得してもらうには、やっぱりカツの美味しさが決め手ですねー」
そう言って楽しげにカツを揚げ始めた美咲紀の手元で、
みるみるうちにきつね色の分厚いロースカツが出来上がっていく。
そんな美咲紀に負けじと修も新たなメニューを考え出した。
「お握りでもサンドでも、日本人はツナが好きだな。
美咲紀が肉のメニューを考えるなら、俺は魚をメインにしよう」
寝子島らしさと斬新さを踏まえて、修が手に取ったのはなんと、サンマだ。
生のサンマを、皆が好きなツナ状に加工してしまうつもりらしい。
「これなら加工前にスパイスで下味をつけられるし、市販品よりずっとうまくできるはずだ」
臭み防止とシャキシャキ感を求めてタマネギスライスと彩りにレタスも添え、完成とした。
「できたぞ、寝子島サンマのツナサンド、なんてどうかな」
「美味しそう! シュー君、ハムおじさんのあとで私にも食べさせてほしいです!」
「ああ、美咲紀のカツサンドと交換な」
個性豊かな三種類のサンドイッチをランチボックスに詰め込んで、
修と美咲紀はハムおじさんの元へと向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月06日
参加申し込みの期限
2017年09月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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