this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】そしてまた『日常』へ
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
54
つぎへ >>
【第一階層(5)】あの鵺を倒すのはあなた
目の前の六人の冒険者達を濁った瞳に映しつつ、シャウラヌエは天を衝くような大音声の咆哮をあげた。
「……キミ、うるさい! 耳がキーンとなる!」
ウサギ耳を折り畳みながら、まず最初に飛びかかったのは
アスワド・クロノワール
だった。
戦闘民族の名に恥じぬ勇猛さをもって、ヌエに急接近。
そのままの勢いで、一族の汎用武器であるクークゥルを手に猛スピードで斬りかかる。
それに対し、ヌエは鋭い爪を持つ腕を振りかぶり、迫りくるアスワドにカウンターの一撃を放つ!
「甘い!」
が、その動きはアスワドには読めていた。クークゥルで爪の攻撃を受け止める。圧倒的な体格差は首飾りにこめられた闘士の力でカバーする。
そして、クークゥルで受け止めたヌエの腕を上手にいなすと、もう片方の腕でやはり一族の武器であるヴォーパルによる痛烈な反撃を放つ!
しかし、ヌエも反応できていた。獣の反応速度で身を屈めてヴォーパルの一撃を避けると、毒蛇の尻尾がアスワドに襲い掛かる!
「……っ!」
アスワドは本能で猛毒の危険を察知し、とっさに後ろへ飛び退いた。
入れ替わるように
ティオレ・ユリウェイス
が前へ出て、魔火の光を宿したダガーナイフを振りかざす。
「その尻尾、邪魔よ!」
音を立てて、赤い火の玉が飛ぶ。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
ヌエは甲高い叫び声を上げると、尻尾を大きく振って火の玉を払い、翼を力強くはためかせて空へ逃れた。
「ちょっと! 空を飛んで逃げちゃうよ!」
と、さっきまで隠れていた
フォルカ・ヴィクスン
がどこからともなく現れて文句を言う。
「うるさいわね、今、どうすべきか考えてるから黙ってて」
ティオレはフォルカをひと睨みして黙らせるが、具体的な策があるわけではない。
「あの翼が邪魔ね」
と、
新田 樹
が取り出したのは、雷を発生させる雷神の腕輪だった。
樹は腕輪に星の力を込めて、ヌエに向かって雷を放つ。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
雷はダメージこそ小さいものの、ヌエの動きを制限し、その飛翔力を確実に奪っていく。
「あたしも手伝うよ!」
「私も動きを止めるぐらいならできます!」
メリィ、リリエルがそれぞれ魔土・魔風の力で土礫と旋風でさらにヌエの動きを制限していく。
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
やがて、ヌエは痺れを切らしたように、空を飛ぶのを止めて、再び木々をなぎ倒しながら、森の大地の上に降り立った。
刹那、ヌエが大きく顎を開く。喉の奥で、ちらりと赤い何かが揺らめく。
「あっ、やばい! リリエル、火ぃ吐いてくるよ!」
「い、いったん下がりましょう、メリィちゃん!」
メリィが言って、リリエルがメリィを抱えて後方へ飛ぶ。
「んふー。ボク、火はきらい。熱いもの」
と、アスワドもヌエから距離を取る。
「お宝は欲しいが命あっての物種よね」
ティオレも、命大事に、という方針に異存はない。
と、誰もが吐き出されるであろう炎に警戒し、一歩退いたその状況下で、
「チャンスねっ! みんなそのまま離れててっ!」
逆に一歩踏み出した樹が叫んだ。その手にはいくつものアイテムを合成した『かえんびん?』。
樹は事前に強化した身のこなしを活かし、ヌエが大きく開いた口の中に、如才なくその『かえんびん?』を放り込んだ。
「!?!?!?」
刹那、轟と音を立てて、ヌエの身体の中で爆炎が燃え上がった。
「うっひょー! えげつない!」
と、後方からフォルカが声を上げる。
しかし、いとも容易く行われるえげつない攻撃はまだ終わらない。
「まだまだ! ここからが本番よ!」
樹は指輪をつけた腕を翳すとヌエに向かって風を起こした。直接、ダメージを与えられるような風ではない。
「そっか! 酸素を送り込んでるんだ!」
と、メリィが気づきの声を上げれば、
「樹さん、お手伝いします!」
と、リリエルが白い手袋に包まれた手を翳して、一緒に風を送り込む。
「よし、いいぞ! 首を落とすのはボクに任せろ!」
次の瞬間には、アスワドがヴォーパルを手にヌエの懐に肉薄している。
「今度こそ、その鬱陶しい尻尾を止めてやるわ!」
と、ティオレも毒蛇の尻尾のダガーナイフを突き刺すべく軽業師のような動きで毒蛇の頭の背後を取っている。
そして、
「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
と、ヌエの断末魔が響いたとき、6人の冒険者の手によって、宝石泥棒のシャウラヌエは確かに生まれる以前の世界に還されたのであった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
54
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】そしてまた『日常』へ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月04日
参加申し込みの期限
2017年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!