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【星幽塔】そしてまた『日常』へ
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【第二階層(3)】
その頃、
八神 修
、
椿 美咲紀
、
常闇 月
の3人は、第二階層の地下水路にやってきていた。
「むぅ。温泉や宝探しにきた冒険者は見かけるが、第二階層の『街』というのは見当たらないな……」
あたりを見渡しながら、修は考え込むように呟く。
通路には最初に訪れたときと同じように水球スライムやゴーレムなどが出現し、各種ギミックも健在であったが、前回の経験や騎士の力などを使うことで、三人は初めてきたときよりもはるかに容易に仕掛けを突破することができていた。
「ねぇ。このお水、第一階層や第三階層に持って帰って売れないかしら?」
地下水路を進みながら、
椿 美咲紀
は足下を流れる水をペットボトルにすくって言う。
「あ、ちょっとこのお水しょっぱいわ……」
と、試しにひとくち飲んだ美咲紀が口を目を瞠る。
「場所によって水の種類が違うのかもしれないな。探せば、飲料に適した水もあるかも――」
と、修が言いかけたときだった。
「……っ!? 八神さん、椿さん、あちらをッ!」
「「え……?」」
ハッと何かに気づいたような
常闇 月
の声に、修と美咲紀が目を見開く。
月の視線を辿った先で、二人が見たものは――
「え……? なに、まさか影……!?」
水面に映る大きな大きな魚(?)の影。
その影はみるみるうちに大きくなるとそのまま水面から飛び出し、さながら飛竜のように三人の頭上を飛び越え、足場を挟んだ反対側の水面へとまた飛び込んでいった。
「……違う。あれはこれまでに俺達が戦ってきた影じゃない。でも、なんだ……!? あんな生き物見たことがないぞ……!」
修は影とは違うまだ見ぬ生物の姿に目を見開いた。全長数メートルはある細長い身体に、深海魚を思わせるグロテスクな顔立ち。トビウオか、あるいは竜を思わせる翼のような背ヒレ。トカゲの尻尾のように長い尾ヒレ。本当に、あんな生き物は今まで見た事がなかった。
「シューくん、あ、あれ、何なの!?」
「……わからん。ラブカという深海魚に似ているが、大きすぎる……!」
修は美咲紀の質問に答えつつ、騎士の力で飛竜を近くに呼び寄せた。
「……また来ます! 気をつけて、強い殺気を感じます!」
と月が叫ぶとほぼ同時、また謎の魚は水面から飛び出し、空中で身を捻ると口から水弾を発射してきた。
「「「……っ」」」
三人は散開して、水弾を回避。
足場に着弾した水弾は凄まじい水圧で足場に大きなヒビを入れる。
「……くっ。何故だ、何故、あの魚は俺達を狙う……!?」
「八神さん。戦いましょう。このままでは我々の命が危険です!」
「……く、無益な殺生は避けたいが、やむをえないかっ……!」
よもや支店拡張計画を実行に来て、巨大な魚と戦うことになるとは思っていなかった。
修は飛竜に飛び乗り、上から魚の動きを把握するために空へ飛んだ。
「私には闘士の力とナイフがあります。攻撃は私に任せてください。八神さんはそこから指示を」
「わ、私は魔風の力で援護するわっ!」
月と美咲紀が言って、それぞれにナイフと杖を構える。
「二人とも後ろからだ!」
と修が声を飛ばせば、美咲紀が魔風をそちらに飛ばし、動きを制限したところに月がナイフで斬りかかる!
ズバァッ!
と、月のナイフが閃くと魚の肉が裂けて、赤い血が奔る。
しかし、
「……常闇、後ろだ! 尻尾に気をつけろ!」
「……!?」
修がそう叫んだときには、手負いの魚の長い尻ヒレが月に叩きつけられている。
「くぅっ……」
月は身軽さを活かし、なんとか受け身を取るがそこに魚の追撃の水弾がせまる。
「やらせないんだからっ!」
と、そこで美咲紀の魔風が吹き荒れた。杖から淡い光が迸り、凝縮された風の弾丸がわずかに水弾の軌道を逸らし、月を救う。
月は美咲紀に礼を言い、それから空中の修に声を投げかける。
「……八神さん。敵の動きが素早くてナイフでは埒があきません。どうすれば……」
「……常闇、いつものグローブはつけているか?」
「え……? あ……!」
それだけで、月には修の考えがわかる。それくらいには彼らはともに幾多の試練と困難を乗り越えていた。
そして、その作戦は、もちろん美咲紀にも伝わっている。
「わたしが魚を引きつけるわ。だから、シューくんと月ちゃん、後はお願い!」
三人は頷き合うと配置につく。
月がグローブから何かを取り出すと、それを修の飛竜の身体にくくりつける。
美咲紀が水際に立ち、すでにまた水中に沈んだ魚を魔風で挑発する。
すると、魚は、まんまと挑発に乗り、そんな美咲紀に大きな口を開けて水中から飛び出してきた。
「今だ!」
と、修が叫び、飛竜で飛んで月との間にピンと鋼糸を張り巡らせる。
魚は目が退化しているのか、それとも美咲紀しか見えていないのか、そのまま一直線に鋼糸に突っ込み――
『!?!?!?』
そのまま二枚にバッサリと下された。
「やりました☆」
と美咲紀が歓声を上げて、月と修とハイタッチを交わす。
とっさの作戦ではあったが、こうして三人は見事に突然現れた謎の魚を撃退することに成功したのだった。
「……ちょっとした観光旅行気分のつもりでございましたが、大変な目に遭ってしまいましたね」
「うん。なんだか私疲れちゃった……。ねぇ、そろそろ第一階層に戻らない? 遠野さんも待ってるだろうし」
「……ああ、そうだな。うん? いや、ちょっと待ってくれ……」
そこで、修は真っ二つに切り裂かれた魚の体内に、何か古い機械じみたアイテムを発見したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
57人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月04日
参加申し込みの期限
2017年09月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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