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海神の庭にて
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ウミコーギーがうんうんと新しいいきものを創っている傍ら、
新田 樹
はそれを真似すべく目を閉じた。面白い海を見たいという海神の願いに応えるため、樹なりの面白さを追求したいきものを作り出す。胴体が魚で、その手足は人間。指の間には水かき用の膜がある。この珍妙ともいえる魚が出来たのを目の当たりにして、樹は満足げだ。ウミコーギーは出来上がったいきものを不思議そうに眺めている。地上のサンマさんを思わせるいきものは、超然と泳いでいた。
「これだけでも十分面白いけど、本番はこれからだ!!」
いいことを思いついたのか、樹の顔がぱっと輝いた。樹はすぐに、ラケット――いや、ラクロスで遣われるクロス――のようないきもの、ボールのようないきもの、ゴールにあたるような骨組みと膜の張られたいきものを創り出し、クロスの強度が充分であることを確認すると、ウミコーギーと先程創り出した珍妙ないきものに対して、自らが考え出した新しいゲームの説明を行った。
ふたつのチームに分かれて、ボールを相手のゴールへ入れれば加点。そこまで言ったところで、樹は手でバツを創って付け加えた。
「でも、ボールに直接触ったらダメ」
このような調子で、樹は身振り手振りでさらに説明を続けた。手を触れない代わりに。樹はクロスのようないきものを指して、これを使うのだという。
「あっ、相手の身体にも触ったらダメだからね」
「えっと、それじゃあ相手をジャマしたいときはどうすればよいのですか」
「そういうときは、こうやってクロスどうしをぶつけ合う!」
手振りでそう教え、地上のラクロスみたいな感じだね、と言って締めた。そうして魚とコーギーにクロスを持たせると、樹は自らの脚に水かきのようなものをつくって装着し、ゲームに参加した。人間のスポーツなどしたことがない魚も、ウミコーギーも、クロスをくわえて、あるいは持って必死にボールを追っている。遊びのつもりであったが、存外熱中しているようだった。樹もその中に混ざり楽しんでいる。
ゲームが盛り上がるにつれて、樹たちの周囲にいきものたちが集まってきた。いきものたちはゲームの行く末を、わくわくしながら見守っている。彼らの前で、樹たちはボールを飛び交わせ、必死で戦った。白熱した試合も、樹の取ったボールの飛ぶ先で結末が決まる。樹はクロスの中のボールを、ゴールに向けてまっすぐ飛ばした――。
「ふぅー……つかれたぁ!」
「たのしかったです」
「またやりたいですね」
遊び疲れたウミコーギーたちが、獅子をのばしてゆらあり、ゆらありと流れていく。樹の元には、ゲームへの参加を希望するいきものが集まった。樹は集まってきたいきものたちに、笑顔で応じる。新たに作られたスポーツは、この海で暫く流行ることであろう――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月19日
参加申し込みの期限
2017年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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