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海神の庭にて
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澄んだ海の水が、目覚めたばかりの少女を包んでいた。金か琥珀か、美しい色を持つ瞳が見開かれ、艶やかな黒髪がゆらりと揺れている。
少女の名は
空乃 アリア
。アリアは覚醒しゆく意識と共に冷静になる頭脳で、この状況に驚いた。しかし、寝子島では常識では想像のつかないような、一際不思議な出来事が起こると彼女は聞いている。これもその一つだろうと考えながら、アリアは海の世界を思うまま散策した。そうしていると、短い脚をぱたぱたと動かしてコーギーの群れが泳いでいることに気付く。コーギー……いや、ウミコーギーたちはアリアを囲むと、さらに姦しく話し始めた。
「やっと見つけました!」
「あなたで全員……ですね! 本当によかった」
「えっと、えっと、実は僕たち……」
「まあ……!」
――なんて可愛いのかしらっ! これぞまさに『コーギー【胴長短足の逆襲】!!』
つぶらな瞳や愛らしいボディにアリアはすっかり魅了され、事情を説明するウミコーギーの話を右から左へつい聞き流してしまう。
「えっと、大丈夫ですか?」
「あ、あらごめんなさい。あなたたちがあまりに可愛いものだから」
半分ほど聞きそびれてしまった後、ウミコーギーの言葉でアリアは我に返る。そうして、ようやく彼女はウミコーギーの話が耳に入り始めた。
「まあ、なんてこと!」
アリアがウミコーギーの話に聞き入っている頃、そこから少しばかり離れた場所で、
リタ・カルネイロ
が目を覚ました。リタははっとして辺りをみまわして、
「リタ、うみのなかにいるわ!」
と大きな金色の瞳をきらきら輝かせる。リタを囲みきゃんきゃんと喋っているウミコーギーにも、リタは驚かずこくこくと頷いて、彼らの案内に従って彼らの仲間のところへ泳ぐ。その道中、説明を受けたリタは口を開いた。
「大変だわ、なんとかしなくちゃ!」
「つまり……納期が守れなければ見捨てられる……?」
「そうなんです……」
簡単に要点をまとめ、事情を把握したアリアは、こう口に出してはその言葉に項垂れるウミコーギーに庇護欲を刺激されつつ、あることを思いついたのか、自身の名案とそれが導く未来に目を輝かせた。
「だったらうちの子になればいいと思うの!」
「えーっ!!?!?」
アリアの近くにいた一匹が、その腕のなかにすっぽりと収まって力いっぱい抱き締められる。周りのウミコーギーはあわあわと動揺してアリアの様子を伺っていた。
「まあ!」
ちょうどその時、そこまでたどり着いたリタと、案内役のウミコーギーがその光景を目の当たりにする。抱き潰されるかのようなウミコーギーの有り様に呆気にとられたリタとウミコーギーは、群れの陰に隠れて様子を伺った。アリアはそれに気付かないまま、元気いっぱいに声を響かせた。
「海水のプールも用意するわっ、三食昼寝付きも確保するわ! どうかしら!?!」
「そ、それは!」
「ダメです~!」
抱き締められたウミコーギーも、様子を見ていたウミコーギーもアリアの驚くべき提案に驚いて、慌てて首を横に振る。
「……ダメ……?」
「勝手に出たら怒られちゃいます……」
ウミコーギーの言葉に、アリアは切なさに胸をいっぱいにしながら、どんよりと表情を暗くした。
「それならば仕方無いわね……」
しかし暫し経てばそれも持ち直し、
「まあいいわ!」
もとの元気を取り戻した。ウミコーギーたちはめまぐるしく変わる目前の人間の感情に置いて行かれそうになりながら、いきもののつくり方を教えようとする。と、その前に群れが割れ、アリアの視界に一匹のウミコーギーと褐色の肌が目立つ幼い少女が映った。その少女リタは、アリアの前に出てスカートの裾をちょんと持ち上げ、可愛らしくお辞儀をする。
「あら、あなたも呼ばれたの?」
「そうなの。おねえさんもなのかしら?」
「ええ」
「えっと、じゃあいきもののつくりかたを教えるので、二人ともそこに座ってください」
ウミコーギーに促され、滑らかな貝殻の上に座るリタとアリア。共に話を聞き終えると、アリアは先程のテンションが嘘のように落ち着きはらって、言う。
「それでは、本格的に海の生き物を作るとしましょう」
「リタもおてつだいするわ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月19日
参加申し込みの期限
2017年08月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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