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さくら、ふたたび
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上下 左右
は、建物の屋上で片膝立ちをしてスコープ付ライフルを構えていた。屋上の縁より少し内側でライフルを構え、スコープの倍率が最大になった瞬間に引き金を引く。ドォン! という音と共に腕に反動を感じ、直後、さくら色の地面の上に極太の緑の線ができた。それを横に重ねていけば、一面の緑色が出来上がる。
「意外とまっすぐ塗るのは楽しいですわね! どっちの塗り範囲が広いか勝負ですわ!」
なぜ自分にスコープ付ライフルがあてがわれたのかはわからないが、安全な所から撃てるのはポイントが高い。
「街の至る所塗りつくしてやりますわー! こんな機会は滅多にないですものね!」
バッシャバッシャと連続でライフルを撃っていく。爽快さにテンションを上げていると、スコープの中にピンクと黒の奇妙な生物が入ってきた。
「あ! あれはさくらねこ星人さん」
さくらねこ星人は筆を激しく振り、周囲に絵の具を飛び散らせている。
「あーやってさくら色に塗っていくのですね」
スコープをずらして他のさくらねこ星人を見てみると、たっぷりの絵の具を含んだ筆でぺたぺたとゆっくり壁を塗っている。彼らにも性格があるらしい。
いつの間にか見るのに夢中になっていて、左右が塗った部分が随分と塗り返されていた。
「あら……」
スコープから顔を上げて何度か瞬きをし、しかし、左右はすぐに生き生きと目を輝かせた。
「ふっふっふ、塗った場所を気づかれずに塗り替えしてやりますわ!」
ライフルを構え直し、さくら色に塗られた所にインクがつくように狙いを定める。
「あ!」
丸い視界の中にさくらねこ星人が入ってきたが、もう撃つのを止めることはできなかった。ドォン! という音から一拍遅れて、さくらねこ星人に緑の絵の具が直撃する。消えていく怪人を見て、左右はちょっとうろたえた。
「あっ、当てるつもりは……」
さくらねこ星人が消えた場所を呆然と見る。塗り勝負には乗り気でもさくらねこ星人を強制帰還させる気はなかった為に慌てたのだ。
「…………」
だが、左右は頭を切り替えてまた瞳に爛々と光を宿らせた。
「せっかく塗れるのですから何か描きたいですわね。……そうですわ!」
この状況の楽しみ方を変えることにした彼女はライフルを構え直し、ビルの4階の外壁に狙いを定める。
5回続けて絵の具を発射すると、地面が塗られると同時に外壁に緑色の花柄が描かれた。次に、少し離れた場所に2回連続で発射すると、今度は外壁にハートマークが描かれる。
「なるべく上の方に描けば、他の星人さんに塗り替えされる心配もありませんわ!」
こうして、左右はまだ絵の具が塗られていない高所の外壁を探して絵を描き始めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月11日
参加申し込みの期限
2017年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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