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さくら、ふたたび
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「私サバゲー大好きなんだよね。早速参戦しなきゃ!」
新田 樹
は、やる気を漲らせてさくらねこ星人との対決を楽しもうと準備を整えた。顔にはゴーグルをつけ、双眼鏡と手鏡を自前で持ってきている。
彼女は塗り合いというより撃ち合いをしたかったので、さくらねこ星人には見つからないように障害物に身を隠しながら探索しつつ仕留めていこうと思っていた。建物の影に隠れながら、樹は手鏡で背後の状況を確認する。樹には気付かず、さくらねこ星人は街並みをさくら色に塗っていく。
「私のはガトリング銃か。これなら長距離から攻撃できるね」
精密さには欠ける武器だが、今回は弾数を気にしなくて良いから遠慮なく打てる。
(よーし、撃ちまくってさくらねこ星人を倒すぞ!)
気合を入れると、樹は物陰から出てガトリング銃を発射した。銃の音でさくらねこ星人は振り向いたが、緑の絵の具が直撃して消えていく。
「まず1体!」
再び物陰に隠れると、樹は場所を移動した。仲間の強制帰還を見たさくらねこ星人たちが追いかけてくる。彼らの足は思った以上に早かった。陸上の世界大会にでも出場したら、ぶっちぎりで1位になるだろう。人間の出せる速度ではない。
すぐに追いついてきたさくらねこ星人たちは、肉迫しすぎると攻撃できないのか数メートル手前で立ち止まった。攻撃される直前、樹はろっこん、箱庭(リトルガーデン)を使った。握られていた武器は消失し、彼らの足元に移動する。絵の具をかけられる心配がなくなったところで、樹は一気に攻撃した。
「まだまだヒットとは言わないよ。次のさくらねこ星人を探そう!」
彼女は続いて建物に入り、屋上から双眼鏡でさくらねこ星人を探し始めた。
☆☆☆☆☆☆☆
街が絵の具まみれになっている。絵の具の性質の為か見た目ほどベタベタではなかったが、見た目はかなりベタベタだ。そこら中で変な……子供の落書きを現実化したみたいな体格の良い生物が動き回っている。筆や銃を持って街をベタベタにしていく様は、
佐藤 英二
にあるものを想起させた。
「みかん宇宙人のノリを思い出すなぁ……」
みかん宇宙人はみかんを人の口に無理矢理突っ込むという、みかん嫌いには(いや、みかん好きでも)大迷惑な宇宙人だった。ただ、説明を聞いたところだとみかん宇宙人も今回のさくらねこ星人も、善意からの行動ではあるらしいわけで。
「前のは檎郎さんの作品だったけど、今回もそうかな?」
漂ってくるオーラに共通の何かを感じる。
「……とりあえずバトルにつきあってあげたら満足して帰ってくれるかも?」
英二の手には水鉄砲があった。みかん宇宙人の時のことを考えると、必ずしも彼らの野望を叶えなくとも、満足さえしてくれれば帰ってもらえそうでもある。
「接待というわけじゃないけど……絵の具バトルを楽しんでもらおう」
そう決めると、英二はさくらねこ星人に近づいていった。
「に゛ゃ゛っ゛!!」
彼の持つ水鉄砲を見て、さくらねこ星人は慌てて後ろに下がった。だが、英二が攻撃しないでいると(多分)きょとんとして動きが止まった。
「こ、こんにちは……」
挨拶をして敵意がないことを伝えると、さくらねこ星人は話を聞く気になったようだ。
「僕と勝負してみない? 撃ち合いをして、先に絵の具を当てた方が勝ち」
「撃ち合いに゛ゃ゛……? その間、街を塗れなくなるに゛ゃ゛?」
「負けたら僕はもう邪魔しないから、街を塗りやすくなるんじゃないかな」
「ん゛ーーーーーーーー」
さくらねこ星人は考えた。この勝負を受けてもし負けたら、自分は地球にいられなくなってしまう。だが、勝負を受けないで街を塗り続けていても、この少年は攻撃をしてくるだろう。
(それなら、勝負して邪魔させないようにした方がいいかもしれないに゛ゃ゛)
「わかったに゛ゃ゛! その勝負受けるに゛ゃ゛!」
さくらねこ星人は、早速銃を撃ってきた。それを避け、英二は迎撃する。
(本当に緑の絵の具を当てたらさくらねこ星人は母星に強制移動させられちゃうから……)
なるべく命中しないように気をつけながら、かつ本気でやっていると思われるように英二は水鉄砲の引き金を引く。絵の具は命中せず、当然ではあるがさくらねこ星人は本気で英二を狙ってくる。
「わわわっ!」
慌てて絵の具を避けて走りながら、彼は思う。
(なんかこれって、サバゲーみたいで楽しいな……あ)
さくら色の絵の具から逃げていると、通りかかったコンビニの前で英二はあることを思いついた。傘立てから傘を取ると、素早くそれを開いて襲い来る絵の具の盾にした。
(ふぅ……)
一息つくと、英二は傘立てからもう1本傘を抜いてさくらねこ星人に投げた。
「に゛ゃ゛っ゛!? ……に゛ゃ゛!!」
英二の意図を理解したらしく、さくらねこ星人は自らの前に傘を開いた。水鉄砲を発射すると、その傘で緑の絵の具を防いでくる。傘越しにさくらねこ星人を見ると、なんとなくニッと笑ったように思えた。何故笑ったかはわからなかったが、心が通じた気がして英二も笑みを返す。
1人と1体は盾(傘)をかいくぐり攻撃するにはどうすればいいかと戦略を練りながらお互いに絵の具を撃ち合った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月11日
参加申し込みの期限
2017年08月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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