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\ オーバータイム!/
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寝子島高校
【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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「先輩、少し休憩してきて下さい。あとは僕たちがいますから」
「そうだね……じゃあ少しだけお願いしようかな」
気遣いのお言葉に甘え音響室から出ればぐいーっと伸びをして、
鴻上 彰尋
は休憩も半分を過ぎた頃だろうかと講堂内を見渡した。
ちらほらと席に戻る生徒や、まだ飲食しながら歓談中の新入生などを視界入れれば微笑ましそうにのんびり歩き回ってみる。
どうしようかなぁ。飲食する時間まだあるかな……もうすぐまたパフォーマンスが始まるなら、少しくらい正面から観てみようかな。
立ち止まり思考に僅か耽っていた彰尋の瞳に、一際色濃く映る人物あり。
「あおいさん?」
「やっほー、彰尋くん♪ スタッフしてたんだよね? おつかれさま!」
「ありがとう。あおいさんも……その恰好、給仕さん?」
「うん! おにぎりとかサンドイッチとか、あとえっと、れ、れ、レシュティっていうの!
ジャガイモとフライパンがあれば出来ちゃうんだよ! 私でもちゃんと焼けるの♪」
「へー。その場でも作ってるんだ。頑張ってるね」
「えへへ、ありがとー」
良かったら彰尋君もどうぞ♪、と、
七夜 あおい
はトレーにのった食べ物や飲み物たちを差し出す。
じゃあ折角だし、とお礼を言って彰尋はおにぎりを口に運んだ。ちょっとした幸せと共に噛み締める。
「あおいさんは、もうクラスには慣れた?」
「ばっちりだよ☆ 彰尋くんが言ってくれたように、楽しい人たちばっかりだから」
「そっか。なら良かった」
「すぐお隣りのクラスだし。良かったらまた、お弁当味見してくれる?
それでアドバイスもらえると嬉しいな! 彰尋くんの言葉、すごく優しくて分かりやすいから」
「も、もちろんだよ!」
具体的な日時の約束は無いものの、向こうから望んで言ってくれた『一緒のランチタイム』の機会に、
パッと顔を輝かせる彰尋。
そこへ声がかけられる。
「あ、鴻上君」
「佐藤君、お疲れ様」
「鴻上君こそスタッフお疲れ様」
『あおいちゃんだー♪』と駆け出した
野々 ののこ
についてきた
佐藤 英二
。
彰尋と視線をかち合わせた。
「……」
「……」
ぐっ☆
『何食べてるのー?』『新歓祭楽しいねー♪』なんて会話しているあおいとののこから見えない体の影で、
ひっそりひっそり互いを応援し合う握りこぶしを作り合っているのだった。
◇ ◇ ◇
軽食コーナーのブースの一画に、屋台風のデザイン施されたテーブルあり。
その前では、大きなカボチャ頭が南瓜ジュースの乗ったトレー片手に踊っていた。
もとい、パンプキンヘッドの上にサンタ帽子を被せ、声をボイスチェンジャーで変えた
旅鴉 月詠
がキャラになりきっていた。
「スイーツ&トリートォ! すいーつハ如何カナ?」
「うおっ!? お、おお、じゃあ1つもらうかな」
「食ベレバはっぴーヨ!」
さすがに動き過ぎたー、とお腹すかせた
御剣 刀
がたまたまカボチャに捕まった。
ちょうどいいかとオススメされるがままに、刀はトレーから南瓜ジュースを受け取る。
「ってか……旅鴉?」
「Hey! オーブンがチンとイッター! そこなオジョーサン、焼キタテだゾー! 今のウチダー!」
このジャック・ド・サンタ、キンキンな声とテンションで誰だお前状態ではあるが、月詠を知っている同級生から見れば『ああ……アイツならやりそう』となんとなーく正体は察する様子。
呼びかけに全く振り返る仕草が無ければ、まぁ仕事中のようなもんだしな、と気にせずコップの中身を飲み干す刀。
マッシュされた南瓜と水、蜂蜜をミキサーでシェイクされ氷が入れられたそれは、甘いながらもよく冷えて程よいとろみとスッキリさ。
ハンドベルを豪快に鳴らし、焼き立てアピールしているカボチャの後ろ頭を見ながら、お疲れさんーっと声をかけて。
刀がコップをテーブルの隅へ別に置いてくれたのに気付けば、『また食イニおーいでー☆』と月詠inカボチャヘッドは高らかに笑っていた。
新歓祭が終了するまで、徹底してジャック・ド・サンタで居た月詠のことを、同じ美術部の後輩である新入生などは気づく事無く、『誰だろう……』『体張ってるなー』などなど噂されていたとかいないとか。
◇ ◇ ◇
後半の流れ確認も終え、最後のマイク調整をしていた
桃川 圭花
の耳に酔っ払いもといどこか間延びした声が入って来た。
「小腹すいたり喉乾いてっヤツー、始まる前に入れとけよー。お、圭花っ」
「酒浸さん。その恰好は、お給仕かしら? お疲れ様」
「おうよ! 圭花もどうだ~一杯」
「まるでお酒を進められている気分ね……」
「もちろん違うからな! 圭花は司会すんだろ、腹が減っては戦は出来ぬってな」
「戦じゃ無いけど、……いえ、ある意味祭りも戦? ってそれ酒浸さんが作ったの?」
マイクへやっていた視線を、
酒浸 朱蘭
の持つトレーの上へと移動させる。
一口サイズのコップに入った水が並び、その横にはちょっとした小料理が綺麗に並んでいた。
「こう見えてつまみ系の料理なら色々できたりするんだぜ?」
「すごい、美味しそうね。そのトマトとチーズが香ばしく焼かれているの、後でいただこうかな」
「まいど~!」
ノリで返事しながら、司会ファイトだぜ! と声援を送った後、朱蘭はどこか強張った表情の1年生グループを視界に捉えた。
「よっ! どうしたんだ~」
「あ、え……」
お酒の匂いはしないのに、どこかホロ酔い状態な先輩ふうに話しかけられ、戸惑いの目を向けるも。
陽気な朱蘭の雑談に、次第にぽそぽそと胸の内を打ち明ける1年生ズ。
曰く、これほど大規模だとは思っておらず見ているだけでも緊張しそうだとのこと。
寝子高生と認められなかったどうしよう……とまで呟くコも。
「まだ途中だってのに余計な心配ってもんだぜ! ほら、水でも飲んで深呼吸しとけ~」
「……ありがとうございます」
朱蘭のトレーの上から、それぞれがコップを手に取り一気にごっきゅんと飲み干した。
暫くすると。
「あ~、なんだろ~、どきどきがワクワクになってきた~☆」
「あはははは! 始まったらあとはなるようになれーだアハハハハッ」
「こんな僕に話しかけてくれる友達がいるだけで……もう、もう……嬉しくて……(だば~)」
よしよし☆、ってりゃ? ……やべ。泣き上戸がいたか……。
水は水でも朱蘭が差し出したのは、ただの水に非ず。
自身のろっこんを発動させ作った、いわゆるろっこん水。
味も変わらず成分も純粋にただの水なれど、飲んだ瞬間気分だけでも酔いを楽しめるという代物である。
不安を取り除いたり交流の潤滑油にでもなったらいいんじゃないかなーなんて、悪気0%で配り歩いていたわけだが。
泣き上戸に陥ったコ、後半パフォーマンス出番とのこと。
大丈夫だってお前ならやれる!
ちょっぴり罪悪感から必死に舞台袖まで付き合って励ましている朱蘭の姿があったとか。
なおこの後、たまたま即興劇なる出し物で、たまたま泣きのいるお題が挙げられたことで、疑似酔っ払い泣きしていた1年生は『真に迫った涙だった!』と拍手喝采を浴びていたという話。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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