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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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■おはよう新歓祭!
―― ぁ……あの後ろ姿、もしかして鷹取先輩……?
今日という日、同学年のコはスタッフを受け持つ人が多くいつもより早い時間に登校するらしい。
友人たちの姿をちらほら見つけつつ、部活の朝練の癖でそんな道行く制服たちの中に
羽生 碧南
も混ざっていた。
ふと数m先に、ふんわりゆるゆるカーブを描く後頭部を捉える。
碧南はすぐに気付いた。それが3年生の
鷹取 洋二
だと。
何故なら同じ制服の中に居ても、どこか彼だけは後光放って見えたから。
そう、どこかの乙女ゲーで主人公フィルターを通して見た恋の相手と同じように。
自覚したのは、まだごくごく最近だった。
音楽で赤点を取ってしまい追試が決定した時、話を聞いてくれただけでなく勉強まで教えてくれた。彼に意外な一面と印象通りの雰囲気とを目の前で見て、碧南は特別な想いが芽生えているのを知ったのだ。
―― とはいえ……乙女ゲーのように、自覚した! よしいざ! って相手に突撃なんて早々出来ないよ……うう、あの主人公たちって心臓強かったんだ……っ。
本人を目の前にすると、いつもの脳内妄想乙女ゲーはむしろ発動されず。
―― でも、この間のお花見では思ったより意識しちゃって上手く話せなかったし……こ、今度こそリベンジしたいっていうか……!
そのあたりは恋する乙女にプラスして、体育会系のサガだろうか。
拳を胸の前でぎゅっと握りしめた後、碧南は思い切って走り寄ればその背中へ声をかける。
「鷹取先輩! おはよーございます!」
「うん? ああ、羽生くん。おはよう」
くるりと振り返れば、真っ直ぐに相手の目を見てキラリと白い歯を見せ微笑まれ。
くぅっっ……前よりずっと先輩が眩しく見える……!
笑顔だけで幸せ萌えダメージを受けつつも、心の奮闘によりさり気なく先輩の隣りに並んで一緒の登校イベントへ自身を誘いながら。
「今日は新歓祭ですよね、何かするよていはあるんですか?」
「今の所、特に無いかな。今年の生徒会長くんが、パフォーマンスにどんなリアクションしているか見てみたいとは思ってるけど」
「……去年の海原先輩は、とてもその、先輩らしかったですもんね……」
「あははっ、本当にねー」
……よしっ、大丈夫どもらず喋れてる! いいぞ私!
心中ずっとドキドキさせたまま、もう気付けば校門をくぐり抜けてしまった。
あと一つ……っ、これさえ言えれば……!
「先輩……よろしければ……私と一緒に新歓祭を見ませんか?」
「君と?」
言えたー!
本日の目標たる達成感に満たされた碧南。当然そこへはお相手からの返答が付随するということを、すっぽり失念していた。
「そうだね。羽生くんとは色々気が合うし。一緒に見て感想言い合うのも楽しそうだ」
「へ? ……あ、はい!」
「じゃ、また講堂でね」
優雅なウインクと共に去って行く洋二へ、思わずぺっこりお辞儀して見送ってから。
―― ええ!? 二人きりで鑑賞会になった!?
碧南、新たな恋の試練イベントに備え、暫し脳内練習に精を出すことになるのであった。
◇ ◇ ◇
―― 今年の入学式が終わって……新学期になってからもうしばらく経つけど、なんかまだ二年生気分だな。
慌ただしそうに、どこか緊張伴って足早に登校していく新入生らしきコたちや、楽しそうに講堂案内や受付準備をしている2年生の姿に、
ロベルト・エメリヤノフ
はどこか感慨深そうにブラウンの瞳を細めている。
その視界の隅に、移動する不可思議もとい
胡乱路 秘子
の春色の髪が映り込んだのに気付くと、ニッコリ微笑んでいそいそと足を向けた。
普段、いつ登校しているのか気配が読めない彼女を朝から見つけられたのも縁だよね、と驚かせないよう声をかけてからその視界に入る。
「今日は来てるんだね、おはよう!」
「エメリヤノフさん、んふふ、おはようございます」
「あれ? その手に持ってるのは?」
「パンフレットのようです。颯爽と風のように舞い込んで気付けば手の中にありました」
「へぇ、ちょっと見せてもらってもいい?」
「もちろんどうぞ」
新歓祭か……もうそんな時期なんだね、とパラパラめくった先には本日の催し物の目次。
「エメリヤノフさんも参加されるのですか」
「僕も……そうだね、今年は出し物はやらないけど、見ていこうかな。
ミュージカルとか、ファッションショーとか、今年もいろいろとあるみたいだしね」
「それほど沢山の催し物があるのですね」
3度目なはずの秘子だが、まるで初めて知ったかの如く。
今まで新歓祭の時期はどうしていたのだろう……と疑問が湧くと、ふとロベルトはパッと顔を上げた。
「そうだ、胡乱路も見ていかないかい? 楽しめそうなの多そうだし!」
「そうですねえ……」
「初々しいコ(=美少年)のスポットライト浴びる姿は素敵だと思うし」
「では、わたくしもご一緒させていただきます」
「よかった!」
見る気があるのか無いのか微妙そうだった返事に、うんと言わせたのは暗黙の『美少年』たる言葉があったからか……その真相はともかく。
承諾の旨を受ければ、ロベルトは嬉しそうな声を上げて。
「じゃあ僕はお先に! 朝のHRが終わったら講堂で!」
「んふふふ♪ 分かりました」
◇ ◇ ◇
こちらは校門通った少し先。
まだかなり早い時間だがそれでも登校する生徒たちの邪魔にならないように、端っこにて
志波 拓郎
は立っていた。
おもむろに携帯をぱかっと開けば、数日前に来たメール文を再度確認してみる。
あの馬鹿兄貴……少しは落ち着きを見せてほしい……。
『ドッキリやりたい☆』といういきなりなタイトルに、大きなため息をつく。
それでも、今自分がここでこうして待っているのは、兄の真意が少しは分かるから。
本当に学校生活を、生徒たちを大事に思っているゆえの行動なのだと知っているから。
―― うん……自分も、応援したい気持ちあるし……。
また阿呆な場面で脱ぎ出したら締め落とせばいいし、と携帯を仕舞ったところで件の兄の声が響いてきた。
「HAHAHA! おっはー、たー坊!」
「……今回だけだ」
「第一声それ!? ま、でもうん、協力感謝! ってことでたー坊、これドーゾ!」
そう紙袋を差し出したと思えば、例のブツだ、と無駄に声を低くしどこかの悪徳商人風にひそひそと顔を寄せてくる兄、
志波 武道
。
コロコロ変わるノリにも慣れたテイで、無言で紙袋を受け取り拓郎は中を確認する。
予備の校章(青)、伊達眼鏡、アシンメトリーのウィッグ、メッセージカードいっぱい、塩飴の袋。
確かに、と拓郎が頷こうとした瞬間、がしっと腕を掴まれ『善は急げだぜい!』と武道によりどこかへ拉致られていった。
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担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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