this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
<< もどる
1
…
19
20
21
22
23
…
34
つぎへ >>
各々自己チェックよろしく! というゆりの意気込みで設けられた、舞台袖壁際の姿見。
細長いその鏡を翡翠の瞳がじっと覗き込んだ。
自分がどう見られているのか、特段興味は無いが下手に色々手入れするより、そのままの着こなしで行く方が無難に思えて。
三宅 葉月
はせめてと、より自分らしくあるように夜空色のシースルーのショールだけ身に纏い、それでチェックを完了とした。
何やかんやと動き回る
三宅 ゆり
と出番を終えた
貴家 衿花
が、たまたまその一部始終を見つめていた、というより目が離せなかった。あまりにミステリアスな雰囲気が、全身から放たれていたから。
「すっごく綺麗な先輩、だね……同じ制服着てるはずなのに、全然違って見える」
「そうね……勧誘した甲斐があったわっ」
「え? 三宅さん、が誘ったの?」
「ゆりでいいわよ。新入生だけより、上級生も居た方がなんかメリハリ出るかなって思って、何人かにアタックしちゃった。
そう、苗字一緒なんだって! 縁を感じちゃったわ」
あくまで小声で会話しているものの、ゆりはちょっぴり興奮気味に。
勇気がある……、と衿花はこっそり思った。
普通に廊下を歩いていても、まるで高貴な森の精が迷い込んだかのような姿をしている葉月に、自分ではとても話し掛けられそうにないなと思ってしまう。
そもそもが、初対面の人間とは距離を取るクセがついてしまっている衿花。
深い海の底を思わせる瞳を、つい隠すように伊達眼鏡をかちゃりとかけ直すフリをするも、ふともう一度葉月の方を見た。
―― あんなに堂々としてる……そうよね。ここは寝子高……小さい頃周囲に居た人たちはもういない……。ありのままの私でいい。
もうすぐ3年生出番ですー! とパトリシアの合図に、全く揺るぐ事無く歩いて行く葉月の背中に、これからの高校生活への、ちょっとだけ勇気をもらった気がした衿花だった。
「続きましては、3年生、三宅葉月さん!」
ランウェイに立った葉月が、粛々と、静々と、一歩また一歩と踏み出した。
彼女の持つ幻想的な空気に合わせ、明るい色がグラデーションがかって次第に落ち着いた色合いになるかのように、音楽も照明も、荘厳なイメージを作り出す。
手拍子していた観客もいつの間にか、固唾を飲んで葉月が歩く姿を見守っていた。
ランウェイの切り替えし地点まで来れば、葉月は身に纏っていたショールを清流に手を差し入れるが如くスルリと脱げば、羽衣のように宙を舞わせる。
それはさながら舞姫のよう。
すっかり見入ってコメントを忘れていたパトリシアがハッ! とした時には、葉月が舞いながら最後の直線を戻る頃で。
―― ……この雰囲気は、見て感じたままがいいよねっ。ここでコメントするのは無粋かもっ。
こういうのもアリ! と葉月の姿が袖に消えるまでお口チャックで見守った。
最後に主催者たる三宅ゆりが意気揚々と歩き終わったその時、客席から声が上がる。
「はいはーーい! 今から飛び込んでも大丈夫!?」
「わっ! もちろんっ、大歓迎―!!」
締めへと向かいそうになった空気へ慌てて挙手するは、
初瀬川 理緒
。
全く気にせず嬉しそうに、ランウェイへどうぞー! なんてご案内するパトリシア、マイク入れっぱなしなので観客にも『あ、飛び入りがきたのね』と自動で伝わった。
「3年生だけれど、これでもガラスみたいにピュアでクリアでフラジャイル☆ 初瀬川理緒でーす!」
楽しい自己紹介に笑い溢れる観客席だが、理緒が歩き出した途端その違和感にうんっ?と思う生徒も現れたり。
プロだ。この人、ぜったいプロだ。
素人が見てもそう思える、伸びた背筋に抜群のプロポーションがぼんっきゅっぼんな感じに映えまくり。
飛び込む直前、軽く手直ししただけな着こなしでも、元々オシャレやファッションを性格柄&職業柄、熱心に追いかける日常な理緒。
本日も早起きし、二時間は念入りに『初登校日な着こなし、どう組み合わせようか』と考えての完璧コーデである。
「すごい! ボレロカーディガンをここまで大人っぽく制服で着こなしてる人、初めて見たかも!
ワインレッドでもくすんだ色が落ち着きを見せて、黒のハイソックスと黒ローファーが足元引き締めてより落ち着き感増し増し!
ああああ! パティさん感激――!!」
見かねた(聞きかねた)犬耳帽子がパトリシアにしか聞こえない極低音で『落ち着け』と呟く中、理緒は華麗なウォーキングでターンを決めて投げキッス☆
今度こそこれでラストウォーキング。
―― おーっ、みんなかっこいいー!
一度下りた幕がもう一度上がれば、
雨崎 楓香
はこれでもう自分の役目は終了かな、とリラックスしていた。
が、参加者全員が舞台に並んで笑顔で手を振っている。楓香に向かって。
………あれ? え、もしかしてあれって手招き!?
「今からっ? いや、ジャージだし無理無理無理っ」
いいからいいから♪ とゆりを始め他参加者にほぼ強制的に舞台上へ引っ張られた。
わ……眩しい。
下から舞台を見上げていたのとは、全く違う景色が広がって見えて。
楓香は深呼吸をした後腹を括ってマイクを受け取った。
「えー、ずっと裏方してました雨崎楓香です☆
ジャージだけど……踊ります。宜しくお願いします!」
カーテンコールにかかっているのが、きっと皆が知っているドラマ主題歌で有名になっていた曲だと気付いた楓香は、得意のダンスを即興で音楽に合わせ披露する。
つられるように、一人、また一人と楓香と共に踊り出す。
「ダンスすると、ふわって広がる裾が素敵でしょっ♪」
「でも最前列男子生徒はそれ以上ローアングルで覗いちゃダメよ!」
「寝子高の制服は、みんなみんなが、『私が思うカワイイはこれ!』を簡単に作れるんだよ!
だからね、みんなの『カワイイ』『カッコイイ』をこれからも一杯見たいな! って思います!」
マイクを持ったパトリシアと、主催であるゆりが交互に締めて。
こうして寝子島ガールズコレクションは、大反響で幕を下ろすのであった。
<< もどる
1
…
19
20
21
22
23
…
34
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!