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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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■
ドキッ☆ 男だらけのなんちゃってミュージカル! 只今準備中
※正しきタイトルは後ほどお目見え
「皆苦しい部分は無い? 動きにくい所があったら遠慮なく言ってね」
「俺の方は問題ない」
「大丈夫っす!」
「あ……す、すみませんっ。腕上げたら、少し脇の部分出てきちゃって……」
ページタイトルとは裏腹に至って真剣に、休憩時間中最後の仕上げにかかっているパフォーマー組。
弥逢 遊琳
がメンバーたちの着付けを済ませながら、細やかな配慮の声をかければ各々から返答が来る。
控えめに、申し訳なさそうにそっと挙手した
史越 奈津樹
へ、遊琳は笑顔で寄って行った。
こっちの裾の布を引けばすぐ元通りだよ、なんて優しい声音に奈津樹は安堵と感嘆の息を漏らす。
その奈津樹のそばで、耳打ちするように
藍川 慶介
が正直な心中を伝えてきた。
「先輩たち、すごい人ばかりだよねっ。うう、やっぱり緊張してきた……!」
「藍川は、クラシック同好会? で知り合いの先輩たちが多いんだっけ……?」
「そう。その縁で誘ってもらったんだ。
こんなにすごい人たちの中で一緒に出来れば、俺も少しずつ成長していけそうだなって思って」
「……そうだな。俺もそう思う」
隣りのクラス同士である二人。
濃い練習密度だったのもあり、大分気心が知れている様子。
視線絡ませれば励まし合った。
「そんなん肩に力張らんと。楽しゅうなったらそれで観てる側には十分伝わるで♪」
「そうっすよね! 練習頑張ったんだから、後はなるようになれって、な?」
1年生の緊張を拾った
服部 剛
がにかっと笑顔を見せては、
楢木 春彦
もそれに続いて二人の肩をぽんぽんと叩いてやる。
そんな剛と春彦へ、流し目向けて
シグレ・ナイトウォーカー
が言葉を投げた。
「勿論そういう上級生は、台詞も演技もパーフェクトなんだよな?」
「だ、だいじょうぶっすよ! 噛んだらその分アクティブに動いて誤魔化す心意気はバッチリっす!」
「かっこええ……じゃない、格好いい隊長を演じるぜ!」
「おい。すでに駄目じゃねぇか」
間髪入れず
神嶋 征一郎
がツッコミを入れた。
―― ……素でやってるのか計算してるのか。流石、と思っておこうか。
やり取りを見た1年生たちから、クスリと笑みが零れ僅か緊張解かれたのを遊琳はこっそり気付いたり。
「数をこなせば自然と緊張も減ってくる。俺もそうだし」
「なんだ、前ん時はしていたのか」
「一応それなりに、な。神嶋はあれか、そういう恰好で弾く運命(さだめ)なのか」
「自分が知るか……書生の時よりは足元は動きやすいがな」
篠崎 響也
がしげしげと見つめ思わず口をついた事へ、舌打ちをしつつ『今回はてめぇも同じ恰好だろ』と鋭い視線にて放つ征一郎。
征一郎や響也を始め、剛、春彦、慶介、奈津樹は着崩しているかどうかの違い程度で、一様に軍服の上に長着を羽織り帯で締めたような、漢服の中に詰襟を着たような、そんなお揃いの衣装を纏っている。
ちなみにほとんどが遊琳の家から持参された物で、本格的な衣装を見た時も慶介や奈津樹は目を白黒させたものである。
「和服に小物に……メイクできる先輩もいるし。先輩たちって何者……」
「只者じゃ無い人ばかり集中して集まった感は確かにあるけど。ほら、俺みたいに平凡なのもいるから」
「どの口が言っているんだ、望春。あんな特技あったなんて知らなかったぞ」
新入生へほんわか語りかける
花厳 望春
へ、微笑を浮かべ響也が口を挟んだ。
えー、という視線を投げるもどこかはにかんだ表情になる望春。
「でも本当に、凄い人ばかりだし俺は裏方にでも回ろうかと最初は思ってたんだよ?」
「練習中も思ったが、熱くなると人が変わるタイプだな花厳は」
「これを機会にもっと表立って色々やればいい」
同級生である
オルカ・ヴィヴァルディ
と
獅子目 悠月
も、メイクを完了させて会話に加わった。
立ち上がって己の姿を確認しようとした悠月へ、メイク兼スタイリストとして先程から忙しなく動いている
鴉取 荘助
が『あ』と寄って行く。
「獅子目君待った待ったー。花飾り、編み込もうか。折角の綺麗な長い髪は活かすに越したことは無いよ」
「……構わないが。俺だけか。オルカは?」
「完全に色違いなお揃いより、一工夫どこか違う方が逆にお互いが映えると思うよ」
「そういうものか」
「それに悠月の方が絶対似合うし綺麗だしねっ」
最後の台詞はオルカから。
今度こそ完了、と荘助が満足そうに手を離せば『こういのはさっぱりなので、助かった』と感謝を伝えてから、悠月はオルカの横に並び立ってみる。
動くたびに、しゃんっ、と素足の足首についた鈴が互いに鳴り合い。
悠月は白地に赤い縁取りの、オルカは黒地に青い縁取りの揃いの狐面をそれぞれ手に持てば、神秘的なメイクと相まって。またも新入生から感嘆の息が漏れ聞こえた。
なお、ほぼ同じメイクだが悠月の方だけ少し女性寄りに赤みがかった紅である。
荘助、オルカ曰く、『だって似合うから』。本人の預かり知らぬところ也。
「鴉取先輩、すっげ器用っすね~。俺の髪もそうっすけど、シグレ先輩の編み込みも」
「ナイトウォーカー君の役柄にも合ってるよね」
「かっこいーっす!」
いつも以上にワックスで外ハネに遊ばせた自分の髪をツンとしながら。
夜のように深い漆黒の髪で右目を隠し、左のサイドヘアーに白い紐が編み込まれているシグレの方を見ては、『本当に闇夜にひっそり咲く花弁みたいっす!』と普段より一際憧れの眼差しを輝かせる春彦に。
「なんだ、楢木にしては詩的な言い回しだな。悪い物でも食べたのか?」
「ひ、ひでーっす!」
そりゃ俺はシグレ先輩にみたいにはなれないけど、むしろマネしようものならイタイ自分になるのは身に沁みて分かってるっす……などなどいじける春彦に楽しそうな笑い声が飛んだり。
上級生下級生問わず、談笑し合う空気の片隅で、意図して存在感を消すようにひっそり動いているは
霧谷 朧
。
―― はぁーあ、なんでほんとこんなことになったんかねー……それもこれもあの服部とかいう奴に巻き込まれたのが主な理由だけど……。
たまたま募集掲示板の前で、件のポスターをぼんやり見ていただけだったのが、剛がそこへ通りがかったのも何かの縁だったのか。気付けばあれよあれよという間に参加メンバーに名が入っていた。
―― しかも大道具だけのはずが、役者までやる羽目になるなんて……。
注目されるのが苦手なくせにバカだよな……、と溜息と共に長い前髪で隠した茶色い瞳を一度伏せる。
でも、ちょっと楽しそうだと思ったのも正直な気持ちだった。
でなければどれ程誘われようと、のらりくらりと今までのように自分は断っていただろう。
観客が見るのは自分じゃ無く、自分がやっている役。だったら、後悔は後ででもいい気がした。
そう考えられるようになったのも、様々な騒動に揉まれた故だろうか。
そっと服越しにポケットの中のキーホルダーに触れる。
てるてる坊主と猫のチャームがチャリッと、励ますように音を立てた。
伏せた瞳をまた開けば、朧は何でもないように周囲へと声をかけた。
「小道具とか補強大丈夫かね? いまならまだ道具持ってるから間に合うんよー」
「おおっ、霧谷殿かたじけない! 俺の模造刀、持ち手にもうちぃっとばかし滑り止めがほしいでござる!」
「あー……小犬丸君、練習中もアクションの激しさと汗で、滑って飛んでってたもんねぇ」
大道具のチェックも済んだしー、とへらり笑いつつも。
模造刀とはいえ、
小犬丸 信乃
の家から持ち込まれたそれらはとても精巧な造りで、作業にかかる朧の表情は真剣味を帯びていた。
『信乃さんの物なら、どんなものでも自分が』と真顔で言い出しそうになった荘助だが、そこは各自の役割を尊重して頑張って飲み込んだとか。
「うむ! 人物たちの準備は大体完了じゃろうか」
「何言ってんですか。信乃さんの仕上げはまさにこれからですよ」
「ぬ? そうなのか?」
「着付けや白粉とかは弥逢君がやってくれるおかげで、俺の方は思ったより早く手も空きましたし」
「めぇくだけでなく、すたいりすとも全員のをこなしておろう? 少し休んでも良いのだぞ」
「俺以外の誰が信乃さんを完璧に仕上げられると思うんです?
大事な大事な信乃さんの大事な舞台なら俺ができる部分は完璧に仕上げなきゃね」
一見柔和な笑顔だが、そこに有無を言わせぬ迫力を感じた者が周囲にちらほらと。
『おぬしも役者をしたとて十分な腕前じゃろうに』『言ったでしょ。俺が何のために芸術科にいると思ってるんです。こういう時の為ですよ』という会話まで聞けば、信乃と荘助の関係、とりわけ『荘助にとっての信乃とは』な項目が暗黙で何となーく把握されたとか。
オールバックとて丁寧に仕上げられた髪を鏡越しに見ては、後は鴉取に任せておけばいいだろうと征一郎が空き教室の出口に手をかけた。
「お? せーちゃん、どこ行くん?」
「自分の準備は終わった。舞台裏にある楽器たちに問題は無いか見てくる」
行ってらー、と見送った手で頬を掻こうとして、龍の鱗のような痣風メイクをしてもらった事を思い出し慌てて踏みとどまる剛。
後ろに流された髪のおかげで、いつもよりくっきりと見える漆黒の右目で周囲を見渡して。
「ほな、ぼちぼち俺らも袖待機しよか? 座長はん」
軽い口調の奥にピリリッとした気迫も感じ取って、シグレは不敵に微笑んだ。
そして皆に告げる。
「折角の大舞台、派手にいこうじゃないか」
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3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
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シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
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