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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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■幕間
……すごい。マーガレットさん、だっけ。あんなに堂々と……。
ようやく同クラスの子の顔と名前が一致し出した頃の新歓祭。
自分以外の同級生たちはどう乗り切るのだろう、と気になっていた
貴家 衿花
は、舞台袖から自分たちの前団体のパフォーマンスをずっと見つめていた。
本来ならばパフォーマンスなどそういったものは苦手であるものの。
―― だからって、ここで頑張らないと認められないの、悔しいじゃない。
持ち前の気の強さとか負けず嫌いを発揮して、ちょうど募集ポスターを目撃した寝子島ガールズコレクションへの参加を決めたのである。
とはいうものの、どうしたって袖から見る舞台上は光輝く別世界に見えて、カーテンの布を無意識に握りしめていたり。
「貴家さん、きんちょーしてる?」
「パトリシアさん……うん、ちょっとだけ」
受験発表の日知り合って、4月からクラスも隣り同士になった
パトリシア・プロウライト
がひょこっと衿花の顔を覗き込んだ。
「だーいじょうぶ! 制服、ばっちり着こなしてるよーっ。自分でコーディネイトしたの?」
「あ、ううん。これは三宅さん、にアドバイスもらって……」
一人くらいオーソドックスに着る人がいてもいいだろうかと思いつつ、念のため、事前に主催者な
三宅 ゆり
に確認をしてみたところ……
「眼鏡! 眼鏡よ貴家さん! その眼鏡はアナタのチャームポイントの一つと言っていいわ! 是非その眼鏡を存分に活かしたコーデにしてね!」
「えっと……その、具体的にどういう……」
「そうねー……、こうして、あーして、あとこれ持って、ほらバッチリ☆」
というやり取りをした末こうなった、とかくかくしかじか説明する衿花。
パトリシアの瞳が嬉しそうに瞬いた。
「さすがだねー。変に着崩さないで持ち味活かしたまま貴家さんに似合ってる!」
「ほ、本当に?」
ようやく表情を少し緩める衿花。
そんな袖内と舞台の上も下も現在、超特急で準備が成されていた。
「次は前半最後のパフォーマンス! もうちょぉっとだけお待ち下さいね!」
司会の一人、
桃川 圭花
が明るく告げてから舞台の裏と表では、ランウェイ(モデルたちが歩くシルクロードもといウォーキングする道)の調整にスタッフたちが猛ダッシュ。
壇上から観客席最前列の数m程距離をあけた中央付近へと下りる、木材でこの日の為に作られた緩やかな移動式階段を
御剣 刀
や
優木 遥斗
を始め、力のあるスタッフ一同で運んで来る。
大掛かりな準備とパンフレットに書かれた演目を見れば、次第に期待でそわそわし出す客席。
もうちょっとお待ち頂くようかしらねぇ……と圭花と共に、もう一度マイクで告げるべきか悩んでいた
早坂 恩
の腕を、ツンツンと触れるものあり。
恩が振り向いた先、
橘 明里
のクリンッとまぁるい瞳と出会った。
「良かったらー、あたし、時間稼ぎしますなのよー」
「え? ほんとっ?」
「お任せなのー!」
助かるわよろしくねっ、と送り出されればマイクを借りて、舞台の幕前にスッタタター。
そして両手にすちゃりとパペット装着☆
(してから、あっ、スタンドマイクじゃないとマイク持って喋れなかったなの! と聞けばすかさず刀がスタンドマイクを立ててやったり)
「パペット即興劇~♪ 『天使のにゃんこと悪魔のにゃんこ』」
突然の繋ぎパフォーマンスにも、ノリの良い寝子高生たちから楽しそうな拍手が飛んで。
白いにゃんこな右手と、黒いにゃんこな左手を明里はぴこぴこ動かし始めた。
「天にゃん界と魔にゃん界の間には、関所がありましたなのー。
ある天使にゃんこと悪魔にゃんこがおりまして、毎日関所に行っては、
喧嘩をしちゃう仲でしたなの」
―― 不思議なコだなとは常々思っていたけど、すごいな。
こんな即興で人前でやれちゃうセンスは羨ましい……。
同じ製菓部である
花厳 望春
は、感嘆しながら舞台上を見つめている。
後半には自分もあの舞台に立つわけだけれど、あんなに堂々と振る舞えるだろうか……いやそこは頑張らないとっ。
「関所には当然境界があり、二匹はいつもその線を超えないように言い合いをしておりますなの。
二種が同時に境界を超えると、1ヶ月の間、天使は悪魔に、悪魔は天使に姿が書き換えられてしまう、不思議な掟があるそうなのー。
しかし……、ある日、二匹はうっかり同時に超えてしまったのですなの!」
ということは……、と観客が次の展開を想像しながら、じっと明里の言葉を待つ視線が集中したそんな矢先。
圭花から明里へ、『準備OK!』のサインが送られたのを明里はしっかり捉える。
「つ・づ・く! なのー!」
「なんだって!?」
大仕事を終えて再びの仕事まで待機しようとした刀、しっかり聞き耳は立てていたようで思わず突っ込んだ。
それは大半の観客からのそれを代弁したようなものであろう。
どうせなら最後までっ、という客席からの空気を感じ取った恩だが、恐らくまだこの後も明里の幕間繋ぎは必要になるかもしれないと判断し。
『続く、グッジョブよ!』と明里へ頷いて見せた。
「大変お待たせしましたー! 準備完了よ☆」
「れでぃーす、えーんど、じぇんとるめーーん! いっつ ア ショ~~ターイム!!」
恩と交代するようにマイクへ声を放ったのは、一年生である
三宅 ゆり
。
大変残念な発音だがノリと勢いで張り上げて、その瞬間盛大な音楽が鳴り響いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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