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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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■ある意味幕間その2.
ゆりが残念な発音を叫ぶ数十分前。明里の幕間劇中のこと。
各部活やクラス毎に任意で居る撮影班たちは、それぞれのタイミングやセンスで観客席から撮る者、距離を変え様々な視野から撮る者など個性が出る。
青山 絢
もそんな撮影スタッフの一人。
最初は、演劇部として何かやるべきか、観るだけに徹するかの2択ほどしか考えていなかったのだが。
誰かが伝えたのだろう。彼女の撮った、卒送会の写真はどれも素敵だったよなんて。
気付けば記録用の写真撮影スタッフの一人に推薦されていた。
―― ……新歓祭で舞台、というと去年の黒歴史を思い出しそうだし……。
絢は意外とすんなり、スタッフを了承したのである。
至極真っ当に舞台に立てばいい。立てばいいはずだが、どうしても思い出してしまうのだ。
受け身であったが故に、皆の勢いに流されたままに出た昨年の新歓祭において、変なコントのようなナニカを半ばヤケで行った自分を……。
危うくクッキリ思い出しそうになったのを彼方に追いやって。
ちょうど見せ場で観客が湧いている。こういった表情も撮っておくべきかとレンズを舞台から観客席側へ向けた所で、先生方の席が写り込んだ。
正確には今絢が立っている、舞台全体が見える位置の丁度真後ろに。
「……君か。撮影スタッフかね」
「津止せ、……教頭先生」
「む。まだその呼ばれ方になれないな」
渋そうな表情(いつも通りの顔とも見える)を浮かべた
津止 孝道
が、小声でぼやくのが聞こえればデジカメを下ろし微かに絢は微笑んだ。
「先生方も、一枚宜しいですか?」
「駄目と言う者は恐らくいないだろう……」
横の席に座る他の先生たちへと軽く視線をやってから、津止から暗にOKと示されれば再び絢はカメラを持ち上げた。
『舞台を観てて構いませんので。自然体を撮りたいので』と一言添えて、タイミング見計らいシャッターを押した。
「教頭先生、ありがとうございました」
「頑張りたまえ」
小声でそっとやり取りした後、絢は今度は舞台の最前列の方へと移動する。
そして再びレンズを覗き意識を集中させた。数度シャッター音がリズムよく鳴る。
呼吸をするように写真を撮っている自分に、ふと絢は自嘲を胸の内で浮かべた。
―― ……皮肉なものね……。
写真に変わるなにかとして、演劇を選んだつもりだった。カメラはもう二度と触れない、触れたくないと思った事があるのも事実だった。
しかし思うのだ。
写真を撮る行為は、そこにある今の姿を時の流れから切り取って、永遠の中に閉じ込めるということ。
それは、「時を永遠に静止させる」という意味において、演劇でも同じなのだということを最近になって気付いたように感じる。
写真なら印画紙の中に、演劇はその役の生きた瞬間自分という器の中に。
そしてどちらも、写真を撮る本人、演じ手として、想いを見える形にするのだ。
だから絢は想いを込めてシャッター押す。
舞台に立つ彼らの、様々な表情を閉じ込める為に。彼らが、いつか写真を見た時に脳裏の奥底に封印された時が、色褪せぬ記憶の宝石として蘇る事を願いながら。
◇ ◇ ◇
三宅 ゆり
は物色していた。
あと数分で出番であるにも関わらず、自らの支度は早々に済ませた故か残された時間で講堂観客席の方、生徒の襟元……校章ピンバッジへとその視線を注いでいる。
2年生……いっそここまで来たら2年生も出てほしい……!
そうメラメラと燃えた視線が、たった今講堂に入って来た女子生徒を捉えた。
開始してしまえば、受付に座っているのは2人程で大丈夫という判断により、交代で講堂内を見学に行くことになり。
椎井 莉鳥
もそれに従い、客席へと向かう。
どこが空いているだろうと暫し壁際をつたうようにして、気付けば舞台袖入口近くまで歩いてくるとそこから人影が出てくるのが見えた。
その人影と目が合う。まだ目が合っている。じっと見つめられている。
「……なんなの?」
思わず呟いた莉鳥に、とうとう人影が近付いてきてがっしりと手を掴んできた。
一瞬、体に力を入れ拒否反応を示しそうになる莉鳥だったが。
「素朴さを保ちながらも見る人が見ればすごく整ったパーツたち!
決めた! 一緒に出てくれないっ? ……あ! 先輩だった! 出てくれませんか!?」
「…………何に?」
第一印象少し派手めな子(=三宅ゆり)が、怒涛の勢いで説明する。
何でも、この後ガールズコレクションと称した制服着こなしショーをやるのだと。
そしてそこに出る生徒は、自分の思うままに寝子高の制服を着てランウェイを歩けば良いと。
断る理由を思案している間に、莉鳥はあれよあれよという間にもう舞台袖の中に居た。
続いてゆりに取っ捕まったのは ――。
―― うっ、口から心臓飛び出そう、ってこういう事を言うんだ……。
ゲーム中よく見かける文章表現を身をもって体感中な
羽生 碧南
。
しかして新歓祭がスタートしてから、まだ一向に先輩の姿無く。
そわそわと、一団体終わる毎に立ち上がってはワカメヘアーが人垣に見えないか観察する。
―― やっぱり忙しくなっちゃったのかなぁ。私が講堂入る直前、なんか先輩らしき人が新入生の案内してた気がするし……。
それはそれで、なんだかんだ面倒見のイイ先輩らしいとは思う。思うけれど……。
もし来なかったら……――
不安と寂しさで立ったまましょんぼり俯いたその時、碧南は物凄い力で席から離された。
「え!? ななななに!?」
「モデル体型の人ゲットーーーー!!!」
有無を言わさず舞台袖に連行された碧南。
やっと自分を引っ張って来た新入生、三宅ゆりから謝罪と共にお願いの旨を言い渡される。
(ガルコレ説明割愛)
ちなみに碧南が連れて来られた理由は、『身長高い女子の制服モデルウォークが見たい!』
というゆりの一方的願望によるものだったとか。
当日飛び入りの生徒の事も考え、小物等は一通りゆりが準備しておりカーテン脇にずらりと並べられていた。
「お願いします! 新入生を助けると思って!」
「(そう言われたら断れない、よね)」
先程までくすぶっていた寂しさを一旦引っ込ませ、碧南は快く頷くのだった。
なお、このすぐ後にはレンズを覗き込むのに夢中になっていた絢のことも、ゆりは目ざとく見つけ引っ張り込む姿があった。
「前の演目が終わりました。出場者の方々は準備してくださーい」
観客席の間を通り抜けながら、
雨崎 楓香
はこの後の演目の裏方として一気に忙しなく動き回る。
舞台袖に入っていけば、事前に聞いていた参加表明者の人数と現在居る人数を数えていく。
「お? ゆりちゃーん、少し増えた?」
「あ! ごめん楓香! そうなんだーっ、直前でまた勧誘しちゃった☆」
「りょーかーい!」
ゆりのクラスの学級委員でもある楓香は、相性が合ったのかもうすでにゆりとはマブダチ的な会話をしながら、作成してきたカンペに色々付け足し書き込んだ。
―― 寝子高デビューな行事だし、華やか且つスムーズにいきたいもんね。
中学時代は生徒会長も務めていた楓香、元来の面倒見の良さも相まってほぼ一人でガルコレスタッフをこなしてしまう。
「ねー、楓香は、本当に出場しないの?」
「あたしはこういうのが性に合ってるんだよ。
それにほら、もう動きやすいように上は体操着とジャージ着ちゃってるしさ」
笑顔で横に手を振った後、じゃああたしは舞台下からカンペ出したり伝達役したりしてるねー! と駆けていく背中を見送ってから。
ゆりが、司会進行役のパトリシアにコソコソ何かを耳打ちしているのを、楓香は知る由も無かった。
◇ ◇ ◇
ふぁ~~ぁ。
こう、熱いようで動きはのんびりとしたフラダンスの動きに眠気を刺激された
北里 雅樹
があくびを漏らす。
後半からの展開にはどう反応したやら……と真顔で見つめていたフラミュージカルだったが。
これが新入生たちのみで構成されていたのだと思い至れば、『まぁまぁじゃん?』などとパフォーマンスが終わるたび脳内で評価しては自己完結。
次が前半ラストの出し物だっけか? とパンフレットを見やれば司会者のスタート合図で、軽やかな音楽と照明がステージを彩った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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