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- 00月00日生 00歳
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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭！
■「寝子島ガールズコレクション！」
「貴家さんっ、準備はオーケー？」
「あ、え、……私、一番手！？」
「パティさんも一緒よー！ 楽しもうね！♪」
直前に出番を知らされ、戸惑う貴家 衿花を他所にマイペースにスタンバイするパトリシア・プロウライト。
衿花、慌てて三宅 ゆりの下へ駆けよって。
「ちょ、ちょっと待って。歩いてくだけじゃなくて、パフォーマンスもしなきゃ、なんだよね？
私、歌とかダンスは自信ない、し……っ」
「歩いてっちゃえばノリで何とかなるなる！ 何なら、その眼鏡をかちゃりとやって
セクシーポーズでもいいわ！」
「ええ！？」
「さぁ！ レッツゴーーーッ！☆」
音楽が鳴り響いたと同時に、ゆりにどーんっと背中を押される形であわあわとスポットライトの中に飛び出るハメになった衿花の隣りへ、すかさず並んだパトリシアが手をふりふり颯爽と歩き出す。
いつの間にかマイク片手に。
「はーい！ 今日はいつも以上に絶好調！ なパティさんこと、１年のパトリシア・プラウライトでーす！
１番手で一緒に歩くのは、同じく１年生の貴家衿花さんよ！
これからじゃんじゃん出てくる寝子高制服の魅力を、皆さんにお伝えさせていただきまーす！」
明るく楽し気な音楽のテンポにのって歩きながら、パトリシアはコメンテーター役もアピール。
初々しい１年生の登場に、観客席からは歓迎の拍手が送られた。
「まずは貴家さんの着こなしをご紹介♪
シャツのボタンはきちっと閉めると、その上に結ばれたリボンがとってもよく映えてるねっ。
眼鏡とポニーテールな個性にも似合って、手持ち鞄には予備のシュシュがくるっと巻かれてアクセントに！
きっちりかっちりな優等生コーデなわけじゃなく、可愛らしさもさりげなく！
良いですねっ、パティさんとっても好みです！！」
ノリノリな実況に、感心しながらもそれに合わせるように時折体の角度を変えて歩いてみたりしている衿花。
内心はいっぱいいっぱいだが、客席の笑顔につられるように時折眼鏡の奥に自然なふわりとした笑顔を垣間見せれば、そのクールそうな表情とのギャップにどきゅんっと射抜かれた生徒がいたとかいないとか。
「そして私も、基本の制服は着崩さず！ その上にゆるっとした前開きのパーカー！
愛用のお帽子に合うようベージュだけど、どんな色でもこの制服なら合いそうっ。
ただし前開きじゃないと意味がない！ だって折角の可愛い制服が見えないから！
スタジャンを合わせてもステキかも☆ と今思ったりー！♪」」
自身のこだわりポイントも力説すれば、会場から楽しそうな笑い声も聞こえたり。
ターンして袖へとハケる直前、パトリシアと衿花は息ピッタリに観客正面を向いてストップすれば、最後にキメポーズ。
指で銃を作って、ばっきゅん☆
打ち合わせていないのに、見事相棒の如く二人のポーズが合わさったのであった。
「ぅ……、し、心臓、止まるかと、思った……」
「お疲れ様」
ものすごく長く感じた自身の出番を終えた衿花が、引っ込んだと同時に一気に噴き出した恥ずかしさで蹲るのを、待機中の２年生たちが労ってくれた。
その中にゆりの声が響く。
「水上さんっ、もうすぐ出番だよ！ 着こなし、決まった？」
「なんとか」
同じ１年生の子たちの着こなしを参考にさせてもらおうかと、あえてギリギリまで迷っていた水上 桜だったが。
……意外に難易度が高かったかも……。
それぞれがとても自分らしく、それでいて一工夫しているように見えて。
―― あえて普通っぽくまとめるのもアリ、だよね。
心を決めた瞬間、前の子が十分距離を取ったタイミングで雨崎 楓香が司会者へ『次ＧＯ！』なカンペを出しているのが視界に入った。
桜、深く息を吸って吐き出すと同時に一歩を踏み出す。
「続きましては、水上桜さん！ 良いねー！
定番なジャケットとベストに、チェックスカートを合わせて基本を押さえてるよー！」
さすがな制服好き。
今初めて見た参加者たちのコーデへ、間が出来ることなく次々コメントを繰り出すパトリシア。
桜の方は、あえて何も持たず、背筋をしっかり伸ばし腕を大きめに且つ自然に流すように振って、新入生らしくピュアに、素朴に。
真顔で歩きながらも、ふとターンをするその瞬間満面の笑顔で制服と共に可愛らしさをアピールしたり。
一度止まれば、必死に考えた末のパフォーマンスをば一つ。
♪ 今日も外では猫のさかり声 おおフリーダム おおフリーダム～♪
こっ、これは……！ ハッとした空気が観客席の一部一部から。
そう。これは寝子高 裏 校 歌 。
ひょんなことで先日知ったばかりの歌詞を、桜はミュージカル風に何となく詩に合う身振り手振りを交えながら、それに合わせステップしながら最後の直線を行く。
観客席からは『いいぞぉお！』などと囃し立てる声も上がり手拍子が鳴った。
♪ 今日も外では猫のさかり声
らっかみさまのご加護ありにゃにゃにゃにゃーん
にゃにゃにゃにゃーん
最後はくるりと正面へ向けターンした後、歌声フェードアウトさせながら袖へと消えていった。
「貴家さんっ、準備はオーケー？」
「あ、え、……私、一番手！？」
「パティさんも一緒よー！ 楽しもうね！♪」
直前に出番を知らされ、戸惑う貴家 衿花を他所にマイペースにスタンバイするパトリシア・プロウライト。
衿花、慌てて三宅 ゆりの下へ駆けよって。
「ちょ、ちょっと待って。歩いてくだけじゃなくて、パフォーマンスもしなきゃ、なんだよね？
私、歌とかダンスは自信ない、し……っ」
「歩いてっちゃえばノリで何とかなるなる！ 何なら、その眼鏡をかちゃりとやって
セクシーポーズでもいいわ！」
「ええ！？」
「さぁ！ レッツゴーーーッ！☆」
音楽が鳴り響いたと同時に、ゆりにどーんっと背中を押される形であわあわとスポットライトの中に飛び出るハメになった衿花の隣りへ、すかさず並んだパトリシアが手をふりふり颯爽と歩き出す。
いつの間にかマイク片手に。
「はーい！ 今日はいつも以上に絶好調！ なパティさんこと、１年のパトリシア・プラウライトでーす！
１番手で一緒に歩くのは、同じく１年生の貴家衿花さんよ！
これからじゃんじゃん出てくる寝子高制服の魅力を、皆さんにお伝えさせていただきまーす！」
明るく楽し気な音楽のテンポにのって歩きながら、パトリシアはコメンテーター役もアピール。
初々しい１年生の登場に、観客席からは歓迎の拍手が送られた。
「まずは貴家さんの着こなしをご紹介♪
シャツのボタンはきちっと閉めると、その上に結ばれたリボンがとってもよく映えてるねっ。
眼鏡とポニーテールな個性にも似合って、手持ち鞄には予備のシュシュがくるっと巻かれてアクセントに！
きっちりかっちりな優等生コーデなわけじゃなく、可愛らしさもさりげなく！
良いですねっ、パティさんとっても好みです！！」
ノリノリな実況に、感心しながらもそれに合わせるように時折体の角度を変えて歩いてみたりしている衿花。
内心はいっぱいいっぱいだが、客席の笑顔につられるように時折眼鏡の奥に自然なふわりとした笑顔を垣間見せれば、そのクールそうな表情とのギャップにどきゅんっと射抜かれた生徒がいたとかいないとか。
「そして私も、基本の制服は着崩さず！ その上にゆるっとした前開きのパーカー！
愛用のお帽子に合うようベージュだけど、どんな色でもこの制服なら合いそうっ。
ただし前開きじゃないと意味がない！ だって折角の可愛い制服が見えないから！
スタジャンを合わせてもステキかも☆ と今思ったりー！♪」」
自身のこだわりポイントも力説すれば、会場から楽しそうな笑い声も聞こえたり。
ターンして袖へとハケる直前、パトリシアと衿花は息ピッタリに観客正面を向いてストップすれば、最後にキメポーズ。
指で銃を作って、ばっきゅん☆
打ち合わせていないのに、見事相棒の如く二人のポーズが合わさったのであった。
「ぅ……、し、心臓、止まるかと、思った……」
「お疲れ様」
ものすごく長く感じた自身の出番を終えた衿花が、引っ込んだと同時に一気に噴き出した恥ずかしさで蹲るのを、待機中の２年生たちが労ってくれた。
その中にゆりの声が響く。
「水上さんっ、もうすぐ出番だよ！ 着こなし、決まった？」
「なんとか」
同じ１年生の子たちの着こなしを参考にさせてもらおうかと、あえてギリギリまで迷っていた水上 桜だったが。
……意外に難易度が高かったかも……。
それぞれがとても自分らしく、それでいて一工夫しているように見えて。
―― あえて普通っぽくまとめるのもアリ、だよね。
心を決めた瞬間、前の子が十分距離を取ったタイミングで雨崎 楓香が司会者へ『次ＧＯ！』なカンペを出しているのが視界に入った。
桜、深く息を吸って吐き出すと同時に一歩を踏み出す。
「続きましては、水上桜さん！ 良いねー！
定番なジャケットとベストに、チェックスカートを合わせて基本を押さえてるよー！」
さすがな制服好き。
今初めて見た参加者たちのコーデへ、間が出来ることなく次々コメントを繰り出すパトリシア。
桜の方は、あえて何も持たず、背筋をしっかり伸ばし腕を大きめに且つ自然に流すように振って、新入生らしくピュアに、素朴に。
真顔で歩きながらも、ふとターンをするその瞬間満面の笑顔で制服と共に可愛らしさをアピールしたり。
一度止まれば、必死に考えた末のパフォーマンスをば一つ。
♪ 今日も外では猫のさかり声 おおフリーダム おおフリーダム～♪
こっ、これは……！ ハッとした空気が観客席の一部一部から。
そう。これは寝子高 裏 校 歌 。
ひょんなことで先日知ったばかりの歌詞を、桜はミュージカル風に何となく詩に合う身振り手振りを交えながら、それに合わせステップしながら最後の直線を行く。
観客席からは『いいぞぉお！』などと囃し立てる声も上がり手拍子が鳴った。
♪ 今日も外では猫のさかり声
らっかみさまのご加護ありにゃにゃにゃにゃーん
にゃにゃにゃにゃーん
最後はくるりと正面へ向けターンした後、歌声フェードアウトさせながら袖へと消えていった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2017年08月23日
- 参加申し込みの期限
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- 2017年08月30日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2017年08月30日 11時00分
