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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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一通りの打ち合わせも済ませ、他スタッフや生徒たちとスタート間際囁かな談笑を交えながら。
一人マイクの前に立った
桃川 圭花
は、己の内から込み上げるなにかを感じていた。
―― 自分でも想像もつかない力が、私の身体を通してこの世界に飛び出そうとするような……。
血が騒ぐとはこのことだろうか。
人の憧れになること、すなわち昔の自分のように、自分には何も無いと思っているかもしれない誰かへと、夢紡ぐきっかけになれる存在を目指しているわけだけれど。
―― ……「これ」はしばらくやめられそうにないかも。
ラジオ局でDJもしている圭花。勿論役者を志す上で、全ての経験がその道へと繋がると思ってのことでもあるけれど。
きっと自分は好きなのだ。こうして誰かに向けて言葉を伝えるのが。
改めて実感すれば、マイクの前で溢れるエネルギーをもうちょっと待ってねと抑えるように深呼吸。
「圭花ちゃん、大丈夫? 緊張かしら?」
「早坂先輩。いえ、むしろ武者震いを落ち着かせようとしてました」
「あら頼もしい♪ じゃあ第一声、お願いしちゃうわね」
「はい!」
共に今日の司会をする相方こと
早坂 恩
の、信頼をしてくれる言葉が素直に嬉しい。
圭花は時計を確認した。
あと数分。
◇ ◇ ◇
次第に生徒が集まる講堂とは裏腹に、喧騒を避けるように、自クラスでも講堂でも無く空き教室に腰を下ろしているのは
桜 月
。
校舎と講堂の日向道を忙しなく生徒たちが行ったり来たりしているのを、窓から見つめては手元のノートに何かを書きなぐっている。
―― 受付くらい手伝いたかったけど……あの場所じゃ、無理だものね……。
吐息が一つ、空しく零れた。
講堂の入口前に設置された受付。そこにあたるのはまだ春の朗らかな陽気だといっても直射日光に変わりなく。
生まれつき色素の薄い月は、日光の下に出れば火傷をしてしまうのだ。
普段は外を歩く際、日傘を纏っているけれど。さすがに日傘を差しながら受付に座ったら、邪魔になってしまう気もして。
この体質で生きてきて、もはや当たり前の事でいい加減に慣れてはいたものの、やはりこうした特別な催しがある時の華やかな活気たちを見ていると、参加出来ない事を寂しく感じてしまう。
「……動きやすく肩の部分はシンプルにして……こういう小物を付けたら似合うかな……」
講堂を出たり入ったりする生徒たちの中に、制服じゃない色とりどりな衣装を纏った者もちらほら垣間見えた。
月は、今日舞台でパフォーマンスする人だろうかと想像しては、ぱっと見たその人のイメージを曖昧ながらノートに表現していく。
こういう恰好も似合いそう、と着せたいデザインを取りとめなく書き留めて。
もっと近くで見られれば、より具体的なデザインが浮かぶのだけれど。
―― こんな時、傍に居てくれたらいいのに……。
ノートの上の手がピタリと止まる。
恋人であり同級生な彼女を、さすがに学校行事の時に独り占めすることは難しい。
―― 私の我儘だけで拘束するわけにはいかない……したい、けど。
早く家に帰りたい衝動が湧く。そうすれば、メイドとしても働いてくれている彼女がすぐに触れられる距離にいるのだ。
そんな思考がもたげてくれば、より一層今の寂しさが増長しそうで月はふるふると首を振った。
……いっそ、やっぱり隅っこで見ていようかな……。
パフォーマンスを間近に見れてデザインもはかどりそうだし、もしかしたら……もしかしたら一瞬でも彼女に会えるかもしれない。
月は意を決して、空き教室を出た。
◇ ◇ ◇
「よっと……間に合ったね。胡乱路はー……まだ来てないかな?」
集まりつつある生徒の波の中を、キョロキョロと見渡す
ロベルト・エメリヤノフ
。
しかしてまだ秘子の姿は見当たらない。
隣りのクラスだし迎えに行けば良かったかなぁ、と思いつつも椅子や大道具などを忙しなく運ぶ後輩や同級生たちを見れば、時折手を貸してやったり。
「あら♪ ロベルト君」
「やあ、早坂。今回司会やるんだって? お疲れ様」
「そうよー、後輩のコと一緒にね。武道ちゃんが今回大仕事だから。その分も頑張っちゃうわよ!」
「世話好きな早坂らしいね」
ふと生徒会長の席をチラリと見つめる。
もうじき始まるとあって席の位置には居るものの、まだ立ったまま色々な生徒と話をしている
志波 武道
の姿があった。
「うん? どうかした?」
「なんか志波があそこにいるって不思議……こういうときはやっぱり生徒会長だなーって」
「うふふ、そうね。本来は、自分でも色々とやりたい人でしょうけど」
「今年もいい新歓祭になりそうだね」
「勿論っ。いい新歓祭に『する』のよっ♪ じゃ、私はそろそろ行くわね」
「うん、頑張って」
手を振って見送ったと同時に、開幕1分前のブザーが鳴った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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