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【新入生歓迎会】ピュアも猛者もまとめてエンジョイ新歓祭!
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「あおいが一緒で凄く嬉しいよ。今日はよろしくな」
「私こそだよー。よろしくね、修くんっ」
早めに登校しては早々に家庭科室をお借りして。
そこで二人は講堂の食堂ブースで出すサンドイッチやお握りをすでに大量に準備済。
あと何か変わったものもほしいねぇ、なんて呟いた
七夜 あおい
に応えるように、
八神 修
は『レシュティ』というジャガイモ一つで出来る簡単な、それでいて他のブースには無さそうな食べ物を提案した。
フライパンで焼くだけなら私にも出来そう! と煌めいたあおいの笑顔がまだ脳裏にちらついている。
「……ふふっ」
「? どうした、あおい」
「そのエプロンの猫さん見てたら、この間の修くん思い出しちゃって。猫耳可愛かったなぁって」
「…………あれはもう忘れないか」
「むりかなー♪」
先日あおいのショッピングに付き合った際に、ひょんな事で購入することになったお揃いエプロン。緑は修、ピンクはあおいで、二人の胸元にはお揃いの猫さんイラストが刺繍されている。
まぁあおいが楽しそうで何より、と修は微笑みながらも、現在講堂に移動しての最後の準備中。手元ではちゃくちゃくと調理を進めて。
「修せんせー! 私焼いてみてもいい?」
「もちろん。俺が横についてるし、頑張れ」
「うん! いくよぉ……っ」
ジャガイモスライスと同時進行で、パインスカッシュにのせるミントをひとひらずつちぎっている修へ、私が焼けばその分修くんも他のこと出来るし! なんて気合込めた気遣いの言葉が続けば、嬉しそうに修は頷いた。
「そうそう。裏見て焼き色がついていたらそこでひっくり返して……」
「裏見るの……お箸で?」
「箸だと崩れるからな? ひっくり返す時に使うターナー、フライ返しを使っていいんだよ」
「ひっくり返す時しか使っちゃいけないと思ってた!」
……あおいの料理下手の根本部分が、少し見えた気がした。
それでも冷静なツッコミもとい助言を繰り返して、無事綺麗なレシュティが一枚焼き上がる。
「すごいすごい! 修くんっ、私にも出来たよ! これちゃんと食べれるよねっ、ねっ」
「上手じゃないか」
「修くんが隣りで教えてくれながらだったから。私一人じゃきっとまだ……」
「でもあおいは、いつも最高のスパイスを持ってるじゃないか」
「最高のスパイス?」
「料理に一番必要なのは気持ちさ」
「! うん! それなら任せて!」
一瞬見せた心配そうな表情を修の一言ですぐに引っ込ませ、ケチャップで絵とか入れちゃおうかなと楽しそうに調理を続けるあおい。
いくらでも失敗していい。自分が何度だって手を貸してあげるから。
微笑ましそうにそんな姿を見つめる修の視界、あおいの向こうから
椿 美咲紀
が駆け寄ってくるのが見えた。
「シューくーん! あおいちゃーん! 新歓記録用のお写真撮らせてくださーーっ……ひゃぁ!?」
「あ!」
「美咲紀!」
『みゃーーー!! 私の愛カメラ、ニャノンM33がぁぁあ!!』と、コケた拍子に手からすっぽ抜けたカメラへ美咲紀が叫ぶのと、あおいがそれに向かって手を伸ばしたのはほぼ同時。
「キャッチ~! ……ってアレ?」
「えっ? わ! あおい……!!」
ステ――――ンッドシ――――ン!
「いたたぁ……、うん? そんなに痛くない……ああ! 修くん! 大丈夫!?」
「……………、………あ、ああ。大丈夫だよ」
何が起こったかご説明シヨウ。
見事宙に舞った美咲紀のカメラを掴んだあおいだったが、キャッチの為に斜めにジャンプしたことで崩した態勢。周囲には調理器具たち。
咄嗟に修が道具類の何も無い床の方へあおいを引っ張って、その下敷きとなった。
だけならば、上手く受け身も取れていた修からすぐにあおいを安心させる返答がきただろう。
修は違和感を感じていたのだ。
ほっぺたに
―― なんか……やわらかい、温もりが、頬に当たったような……。
まぎれもなくそれは、あおいの唇だったのである。
まさにラブハプニング。
ゆえに、当のあおいは全く気付いておらず、すぐに修の体から身を起こして修に心配顔を向けているという、そんなオチ。
「あわわわっ、シューくん、あおいちゃんっ、お怪我は無いですか!?」
「私は大丈夫だよ。修くんが守ってくれたから。でも、その、修くんは……」
「本当に俺も何ともないよ。ちょっとビックリしただけだ」
「ホッ! 良かったですー……二人とも、ごめんなさい。
あおいちゃん、カメラ受け止めてくれて、本当にありがとうございます!」
「どういたしましてー」
「人も機材も多い。今後は足元気を付けろよ?」
「はいなのです!」
改めて二人の調理中風景をぱしゃり☆ としてから去って行く美咲紀を見送って。
『もうちょっとで始まるみたい! 頑張って準備終わらせちゃおうねっ』『ああ』と、いつも通りの会話に戻る修とあおいだった。
全くの通常運転の表情である修の脳内に、先程のラブハプニング映像と感触が、何度もリピート再生されているのはここだけの話……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼色クレヨン
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
64人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月23日
参加申し込みの期限
2017年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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