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せんせいといっしょ:川添先生編
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「かおる先生、こんにちは」
御巫 時子
が声をかけた時、川添先生は海岸に転がった流木の丸太に座ったまま、あちこちに散らばって材料集めをする生徒達をぽやぁっと眺めているところであった。
「おや、こんにちは。えーっと……そう、時子ちゃんだね。こんにちは。どう、材料集め進んでる?」
「ええ、一応木とかでちょうどよさそうなものを集めてみているんですが――迷ってしまいますね」
「そうだねぇ、気になったの、好きなのっていってもなかなか難しいよねぇ。うん、でもそうして集めたものを使うと、よりひらめきが出てきそうでしょ」
ほへぇ、と緩い笑みを浮かべてそういう川添先生に、時子もつられて微笑みを浮かべる。
かおる先生ののんびりほわんとした雰囲気は尚輝先生に似てますね――内心でそう思い、不思議な安心感を覚える時子。
そういえばあちらの先生にはいつも心配していることがあるのだけれども。
「あの、かおる先生は、お食事と睡眠はしっかりとられてるのでしょうか……? なんだかぼぉっとしていたようでしたので」
ひょっとして、お疲れですか……?
そう問いかけてくる時子に、「んー、いやー」ともごもごしゃべっていたが、つ、と少し離れたところの少女を指し示して。
「なんだか、さっきからあの子ら、すごく重そうな木を軽々と持ち運んだり、リュックからなんでも取り出したりしてるなぁって」
目線をやれば、少し大きめの石をろっこんで軽くして運んでいる
恵御納 夏朝
の姿があった。
その隣では、
旅鴉 月詠
が、丁度いい厚さの木材廃材を見つけては拾いつつ、ちょっと大きな木材を見つけたかと思うと、どうやってかリュックに入っているらしき鋸で、手頃なサイズに切り取っておすそわけしたりしている姿もあった。
ちなみにその横では楡宮が、月詠が不要としたシーグラスをもらい受けて、「どうかな、加工したら使えそうかな?」という風情で矯めつ眇めつしている。
「そういえば、君もさっきなんだか鳥さんと話しているように見えたっけ。まぁ、そういうこともあるよねぇ。で、なんだっけ。あ、そだそだ。御飯? うん、食べてる食べてる。母がねぇ、いらないって言っても食べろって言われて突っ込まれちゃうからさぁ」
おかげでこんなにすくすく育っちゃったよ。
あはは、と笑いながら言う川添先生に、今度は時子も声を出して笑ってしまった。
かおる先生、ろっこんが不思議だと言いつつおおよそ受け入れられているように見えます。
……どちらなのでしょう、「ろっこん」をご存じなのでしょうか? それとも違う……?
そんなことを思ったものの、全然気にしていない先生の様子に問いかけるのもなんだかはばかられた。
「――おおらかな方ですね、川添先生は」
「そう?」
「ええ、そうだと思います」
「褒められてるってことにしておこう」
「褒めてますから」
大丈夫です、という時子に、本当かなぁ? と返してくる川添先生。
思ったとおり落ち着いていて、思ったよりも茶目っ気があるみたい、と御巫は思う。
「私、彫刻の基本が学びたくって。この授業、とても楽しみでした」
「そうなのかい? 何か彫りたいものでもあるの?」
「そうですね――鳥さんが良いかな、と思います。先生は、最初の作品ってどういうのだったのですか……?」
問いかけると、目の前の川添先生が、「おー、最初の。おー……おー……」と急に目をうろうろさせはじめる。
「人物、とかでしょうか――?」
「うーん、小さなころなんであんまり覚えていないんだけど、……ニャンダム」
思わず御巫の目が、丸くなる。
「……お好きなんですか?」
「――だった、らしい」
いやまぁ、今も嫌いじゃないんだけれども。
「それがうまくできなくって、うまくできるように色々頑張ってたら、今ではこのざまって感じだねぇ」
そう言って笑う川添先生は、遠い記憶の中に微かにあるらしい、謎の人型ロボットもどきとなってしまった処女作を思い起こしているのだろうか。
残った時間がもう少なそうだと思った時子は、「後で時間があれば――今度は彫刻の好きなところとか、好きになったきっかけとか……教えてくださいね」と言い残して、「では」とその場を後にする。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月29日
参加申し込みの期限
2017年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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