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ワースト・バトルロワイヤル ~寝子島高校編~
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【3rdバトル2戦目:南校舎右側植え込み付近】
斗南を避け、D-warFの姿は中庭に続く道に植えられた植え込みにあった。
「まいった、随分と減ってきてるようだな。いい加減、俺も狙わないとダメか」
校舎外を捜索している斗南を何度か見かけ、その度に回避すべくろっこんを使用していたが、それも規定時間が迫る事で難しくなる。
残された時間はわずかであり、D-warFにとってもこの時点で誰かを見つけなければならなかった。
「当てはあるが……いけるか?」
ポツリと、D-warFはこの一言を呟く。
D-warFは自転車置き場で見た靄を、斗南から逃げながらも東門の植え込み辺りで目撃していたのだ。
だが、周りに紛れるように揺らめくその靄を今居る位置から確認するが、日の光と合わさり、上手く擬態しているのかここからではまだそこに居るのかは判断はつけ辛い。
「迷ってたってしょうがねぇ。とりあえず行ってみるか」
再度位置だけを確認し、D-warFはその覚悟を決め移動を開始する。
揺らめく靄は未だその場所に居た。
テニスコートに近い東門の右側で、【スリジ】は斗南とD-warFの戦闘を見届け、その姿をろっこんにより発生した局地的な霧を発生させる事で隠していたのだ。
「……時間か。さっき見たヤツの負け報告は無いな。なら逃げ切ったか、勝ち残ったか」
チャラリと、腰につけた【猫鳴館カギ束】を鳴らし、スリジは携帯を閉じる。
その上で、D-warFの印である【金色ラテン十字の首飾り】を確認しており、これが敗退したかどうかを確認していたのだ。
最後まで出来る限り見つからないように動く、それがスリジの方針であった為に、出来る限りの接触を控える為こうした行動を取っていた。
「どちらにしろ、そろそろ動くか。狙いはこれでいいだろう」
スリジもまた、狙いをD-warFへと絞る。
自転車置き場にて降らせた雹に対し、普通に隠れる事で回避したD-walFが飛びぬけた身体能力の強化を持っているとは考えがたい。
その為に、まずはこれを狙おうとスリジが動き出そうとしていたのだが――
「居るんだろ、そこに!」
不意に背後より声が掛けられ、霧に覆われたスリジへと蹴りが飛ばされる。
「なんだと……!」
一瞬早くその気配に気づいたスリジが、即座に距離を取り、霧から抜け出る事で何者かの蹴打による攻撃を回避していた。
「ちっ、随分とカンがいいな」
攻撃を行った人物――D-warFはようやく姿を見せたスリジへと声をかけていた。
「よく見つけられたな」
「気に留める事さえできりゃ、簡単なこった」
そんな軽口と共に、D-warFはスリジのカギ束を確認し両手を上げる。
もちろん、降参と言った意味ではない。確実に勝つためのろっこんを使用する為であった。
「……そうか。なら次は注意しよう」
胸元に光る十字の首飾りを確認し、スリジも相手が狙っていたD-walFだと確認する。
元より【風紀委員にも参加者にも】スリジは手加減をするつもりは無い。
その為に、こちらもまたろっこんの発動条件である指を鳴らす為に、その所作を取る。
「そうするこったな!」
――両者共に同時に指を擦り、パチンと一度目の音が響く。
直後スリジの前からD-warFは姿を消し、その視界から消える。
しかしそれでスリジが動じる事は無い。
「消えたか、それとも……」
どのような能力であれ、こちらに即座に辿りつけなければスリジにとっては十分であった。
続けて二度ならされる音と共に、一陣の風が背中を抜けるように吹き抜ける。
――一気に強さを増した風はそのまま砂嵐を作り、東門一帯をまともに目が開けられない程の砂で多い尽くす。
スリジは接近を許した為に、雨や先ほどの雹といった多少時間の掛かる仕掛けを施す事を諦め、この砂嵐を作る事で相手のろっこんに対処するつもりであったのだ。
「さぁ、どこに居る……!」
この時点で、どちらの視界にも相手の姿が見えなくなる。
但し、規定時間も有る為、今回スリジはここから逃げるつもりはなかった。
だからこそ、遮られた視界の中でスリジとD-walFは互いを探す。
先に見つけたほうが圧倒的に有利な中――先に声を上げたのはD-walFであった。
「そこだ!」
砂嵐の中、見えた人影に対しD-walFは小さくなった体を即座に戻し、カギ束がぶら下げられていた腰辺りへと手を伸ばす。
――しかし、伸ばした手は空を切っていた。
「な、なんだと!?」
見えたはずの人影は、霧のように姿を霧散させ影その物を消していく。
蜃気楼。一種の幻に近いこれは、能力をある程度上手くコントロールできるスリジならではの手であった。
「残念だったな。これで終わりだ」
声を上げたD-walFへと、今度は逆に手が伸び、首にかけられた十字の首飾りがするりと外される。
「だぁ、負けかよ!」
印が取られた以上、D-warF――
七峯 亨
の敗退はここで確定していた。
「消えた時はどうなるかと思ったがな」
「へ、別に消えたわけじゃないけどな」
なんとなく負け惜しみに近いが、亨は素直に負けた事を掲示板へと書き込み、スリジもまた勝利した事を書き込む。
互いにそれを確認した後、敗退した亨はそのままスリジの前から立ち去っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月16日
参加申し込みの期限
2013年06月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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