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■ホラーハウスBルート・メイキング
「事情は分かったのです! 驚きに満ちたお化け屋敷にしなさいってことなのですね!」
コンニャクと水鉄砲をクロスで構える
椿 美咲紀
をご想像頂きたい。
それを見てえもいえぬ表情をしている
八神 修
もご想像できようか。
眉間を一度指でもんでから、再び顔を上げる。
「美咲紀。いやミサコンニャク」
「みさこんにゃく!?」
「Bルートは仕掛けタイプのお化け屋敷を作るというから来てみたが、まさかそのこんにゃくを落とすつもりなのか?」
「落とすつもりです!」
水鉄砲とこんにゃくで格好いいポーズをとる美咲紀をご想像頂きたい。できるものならな!
「人は単純な仕掛けでも驚くものなのです。難しい仕掛けはシュー君たちに任せて、私は定番なやつを担当することにしたのですよ!」
「一理ある、かな」
口元に手を当てる修。しかし問題もあった。修のプランでは電動機材をそれなりに投入するので室内が暑くなりやすく、こんにゃくや水鉄砲が生ぬるくなってしまう危険があるのだ。
「局所的に強い冷房を入れられればいいが、そんなコストは……ん?」
ふと見ると、奇妙に目立つ女性が歩いていた。
ナスティ・クローヴァ
。その筋では有名なフィギュアスケーターである。
ロシア育ちの透明感あふれる肌色やシルエットもさることながら、類い希なる容姿で周囲の関心を集めていた。
「日の本ではおばけも人が演じるのでございますか……」
ナスティの想像するお化け屋敷といえば、サーカスと一緒についてくるような屋内トロッコである。椅子に座ってガタガタレールを走っていき、決まったタイミングでおばけ的な物体がバッと飛び出してくるアトラクションだ。
一つのお化け屋敷に対して何人もスタッフを投入するということがかなりマレなので、日本に限らず珍しい話ではあった。
「にくまんも貰いましたし……」
手にしたにくまん(あげるから手伝ってくださいと渡されたもの)を食べきり、とりあえずという風にお化け屋敷のルートを下見してみる。
道の途中、ビスクドールが座っていた。
美しい人形が備え付けてあるものだと思って回り込んでみると、それは人形ではなく
三宅 葉月
だった。
日本ではそそう見ないような美しいドレスを着込み、微動だにせず椅子に座っているからである。
人形の造形技術というものは日々進歩していて、人間そっくりの人形がお化け屋敷に点々と配置されているのはよくある話である。そんな中にぽつんと本物が混じっていて急に動き出すというのも、また強い恐怖を誘うのだ。
「……」
葉月はナスティを一瞥すると、手短かな言葉でそこここに立てという風に行ってきた。
そして手早くコープスペイントを施し、綺麗な服を着せていった。
「……いいわね」
どうやらナスティの造形が葉月のアーティスティックな感性を強く刺激したようだ。
お化け屋敷というのは不思議なところで、怖がるために入った割に怖がらないように進もうとするという矛盾した精神性を生む。ゆえにただ不気味なだけの道であってはならないのだ。
そんな中、葉月が気を遣ったのは客の注目である。
人形の中に本物を混ぜて『これは本物かな、偽物かな、動くかな?』と凝視するようになったり、美女を立たせて注目させたりだ。
特に美女というのは重要で、『毒杯も美味でなければ煽らない』というように一旦じっと見つめてしてしまうような美女がいると、驚きや恐怖の効果が大きくなるのだ。
あとはそれらに注目が行くようライトの明滅や壁の配置を調節していけばよい。
葉月はナスティのメイクと配置に一通り満足してから、自分は自分でまた別の椅子に腰掛けた。
「悪戯で驚かせてそのうえ感謝までされるなんて、こんな機会そうそうないよね!」
新田 樹
はスタッフからのお願いを『困ったときはお互い様です!』といって快諾すると、早速お化け屋敷の中を探索してみた。
薄暗く不気味な音響設定がなされたお化け屋敷も、明るくて賑やかになってしまうとかなり雰囲気が違うものだ。グロテスクなオブジェが沢山ならんだ美術館みたいな、一風変わった楽しさがあった。これもまた滅多に出来ない経験である。
「機械仕掛けじゃ間に合わないだろうけど、私の『アレ』があれば解決できるよね」
樹は偽物の棺桶と死体の人形をそれぞれ確保すると、くふふとほくそ笑んだ。
他じゃ見られない特別にフシギな仕掛け屋敷がいま、できあがろうとしている。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月13日
参加申し込みの期限
2017年07月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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