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寝子島高校
南校舎の階段、午後三時。
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【2】二つ目のメッセージ
そして。
午後三時。
『約束のシルシを探して』
踊り場の壁に、そんな文章がゆっくりと浮かび上がって来た。
「約束のシルシ……」
呟く修の隣で、真央が叫ぶ。
「なんてNMRネタなのだ! 完全解析せねばなのだ! イェア~~!」
たしかにこれは、NMRこと『寝子島ミステリーレポート』にはうってつけのネタかもしれない。
他の面々はただ、目を丸くして壁の文字を見つめている。
その間に文字は、現れた時と同じくゆっくりと薄れて、消えて行った。
「……これはつまり、私たちにその『約束のシルシ』を探してほしいということなのですね」
美咲紀が小さく吐息をついて、呟く。
「そのようだ。『約束のシルシ』は、たしか二人の少女が仲違いする前に、『ずっと仲良しでいよう』と互いの気持ちを込めて交換した品だと、『言えなかった言葉』にはあった」
「それって、寝子高創立当時にあったっていう、二人の少女の……この階段の話、よね?」
うなずいて言う修に、圭花が尋ねた。
「ああ。……俺は、その話がらみの事象だと考えている」
修は言って、異論があるかと問いたげに、圭花を見やる。
「私も、そう思ってる。……階段の『いわく』は知ってるし」
答える圭花に、傍から桜が言った。
「私もそれ、知ってるわ。……昼休みに、クラスメイトから聞かされたばっかりだけど」
「私も」
美弥子もうなずく。
「でも、少女たちが『約束のシルシ』を隠したという話はないようですし、また隠す必要もない……にも関わらず、それを探せ……というのは、奇妙な話なのです」
美咲紀が、話を引き戻すように言った。
「そうだな。だが、それを見つけてほしいと願うからには何か、念が残っているのかもしれない。……乗りかかった船だ。俺はシルシを探してみようと思う」
幾分考え込みながら、修はそれへ返す。
そんな一同の傍で、真央は一人、ふるふると喜びを噛みしめている。
(もう、ネタがッ、完全解析されたいがためにッ、この場に降臨したとしか思えないのだッ!)
胸の内に叫んで、思わず拳を握りしめた。
その彼女に、修が言う。
「真央、探索は二手に分かれよう。俺は、二人のお気に入りの場所の一つだった、図書室へ行ってみようと思う。……他にも、調べたいことがあるしな」
「絨毯爆撃で全面降伏させるのだっ! 修ちゃんが図書室なら、真央ちゃんは中庭の噴水に突撃なのだ~!」
中庭の噴水付近も、少女たちのお気に入りの場所だったと、真央は聞いたことがあった。
そう、真央も新聞部員としてこの少女たちの噂を知ってはいたのだ。
ただ、ミステリー要素が皆無なので、今までまったく気にしていなかったのである。
だから、部室で話を聞いた時も、今一つピンと来なかったのだ。
だが今は、俄然やる気になっている。そうなると、かつて聞いた噂が記憶の底からしっかりとよみがえって来た。
「あ……私も、噴水のあたりを探してみるわ。そこも、少女たちのお気に入りの場所だったって、クラスメイトに聞いたから」
桜が軽く挙手して言う。
「なら、一緒に行くのだ!」
真央が大きくうなずく。
二人はそのまま、階段を降りて行った。
それを見送り、圭花が言う。
「私は、屋上へ行くね。最初のメッセージがヒントになってる気がするんだけど、どうも、方角が関係しているみたいだから」
「なら、私も屋上へ行くわ。……そこも、少女たちのお気に入りの場所だったって、聞いたことあるから」
それへ美弥子が声をかける。
二人はそのまま、屋上へ向けて階段を昇って行った。
「私も、図書室へ行くのです」
彼女たちを見送り、階段を降りて行こうとしていた修に、美咲紀が声をかける。
「隠す必要もなく、隠したいわけでもない古い品物が、偶然にでも残されていそうな場所……と考えると、図書室が怪しいのです」
「わかった。なら、一緒に行こう」
修はうなずくと、何か一人考え込んでいる信彦に声をかけた。
「八十八旗は、どうするんだ?」
「そうだな、俺も図書室へ行こう。レディとの約束は心当たりが多すぎて、どれか今一つ絞り込めないが、大事なものを隠す場所として、図書室はちょうど良さそうに思えるからな」
言って、信彦は修の隣に並んだ。
修は小さく苦笑したものの、何も言わずに歩き出す。
美咲紀と信彦も、彼に続いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月18日
参加申し込みの期限
2017年07月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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