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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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【青の扉】荒野に笑うは、星抱く冒険者達
転:今こそ、星に手を伸ばすとき
アヴィケンナ・マラータ
が使役していたオートマータが半数ほど戦闘不能になった。その事実に、
志波 高久
は表情を険しくしたが
フローレンス・アイメルト
は暴れる巨人を見、じれったそうに呟いた。
「あの腕さえどうにかできれば……、時間さえ稼いでいただければゴーレムを作り出してけしかける事ができると思うのですが……」
その声に、高久が反応する。
「ゴーレムを作られるのか?」
「ええ。材料と時間があれば。水晶や土のお陰で材料に困りませんが、少し詠唱に時間がかかるのです」
高久の問いに、フローレンスは少し表情を曇らせて答える。過去の事を思い出し、良心が痛んでいるのだろう。しかし、高久はちらり、と巨人を見てにやり、と笑った。
「そのゴーレムが完成したら、こっちとしてもステラを助けやすくなると思うんだ。俺も、ダメ元で試したいことがある」
高久の言葉に、フローレンスは意を決したようで、真剣な眼差しで「お願いします」と頭を下げた。
薄い黒の巨人は、今だ健在を誇るかの如くステラを胸に飾り、腕を揺らして攻撃態勢をとっている。
先ほどから
卯木 衛
が光の獣を駆り、
来島 アカリ
と共に巨人へと攻撃を繰り返している。それにあわせて
白 真白
もまた攻撃していた。ステラが動くたびに時間差での攻撃があたり、それなりに巨人もダメージを蓄積させている、とは予測できるが、動きが鈍らない。真白のフォローに徹していた
桜庭 円
が攻勢に転じたのか、時折魔火の力で牽制する。
その連携の取れた動きにあわせ、的確に4人の動きをフォローするのは、
恵御納 夏朝
。彼女は、今回の作戦に関しある意味司令塔的な立場になっていた。
(あの4人の動きが、重要になってくる。僕の役目は、皆の動きのフォローする事!)
魔風で生み出した弾で腕の攻撃をそらし、仲間へ及ぶのを防ぎながら
常闇 月
とアイコンタクト。月は伸びた巨人の腕の上を走っていく。
(ステラさんの移動を確認。現在地は左肩!)
ステラの位置と、側に居る冒険者の位置を確認すると鋼糸を石柱に巻きつけて飛び、アカリと共に巨人へ攻撃をする。ステラの居ない場所を攻撃され、巨人はたたらを踏む。
(思い込め、巨人!)
アカリは魔水の攻撃を封じ、衛が近づいた時近接攻撃を行う。真白が己のろっこんで硬化したリボンで攻撃すれば腕がアステリズムではなく、4人へと向かっていく。
高久は素早く動けそうな相手を見つけ、指差しての両の拳を胸の前で付き合わせる。彼のろっこん『心の打鐘』を発動させたのだ。
すると、周囲を警戒していた
優木 遥斗
の脳裏に彼の声が響いた。
『5人のフォローを頼むっ!』
「言われなくとも! みんな、避けろ!!」
遥斗は大声で警戒を発し両手剣を握り締めると、思いっきり振り下ろす。彼のろっこん『風の篭手』と魔風の光を思いっきり開放し巨人の両手を跳ね飛ばす。それに巻き込まれ、水晶の破片も巨人へと向かっていく。
「! ステラちゃんが……」
夏朝が魔風の力を使って舞い、気流に乗ると、ステラの前に出、戦輪で破片を跳ね飛ばす。お陰でステラが傷を負う事は無かったが、巨人の腕が夏朝を跳ね飛ばした。
「きゃあっ!」
「夏朝くん!」
衛が気流を交わし、咄嗟に夏朝を回収する。がくんっ、と落ちる光の獣。そこに月が姿を現し、衛は「頼む」と夏朝を彼女へと託す。
「くっ……」
強風と腕に邪魔され、
水上 桜
は矢を放つのを止める。それはアヴィケンナも同じである。桜は目を凝らし、強風が収まるのを静かに待った。
(焦ってもいい結果は生み出せない。今は、この風が収まるのを待つだけ)
桜の目が細くなる。先輩方が複数の星の力を合わせて使う事でダメージは確実に巨人へ入っている、と彼女は観察から睨んでいた。
「もうすぐ、風が収まる」
側で遥斗が静かに言う。彼もまた、起こした風の終わりを待っていた。ちらり、と高久とフローレンスの方を見れば、徐々にゴーレムが姿を現していた。
「私の目に狂いが無ければ……、この方法でいい筈です」
「……! 緩まり始めたぞ!!」
桜が巨人周辺に目を凝らしていると、遥斗のいうとおり、僅かに風が緩まった。その一瞬を狙い、桜が矢を放つ。魔風に乗った、狩人の光によって強化された一矢。それは確実にオーブと巨人の体の間に入った。
「結構、精神力もってかれてるのかな……」
「星の力を最初から出し惜しみしなければ、そうなる」
星の滴を飲み込みながら
ロベルト・エメリヤノフ
が呟けば、アヴィケンナが一息つきながら頷く。彼はロベルトからCHを飲むよう言われ、その上治癒を担う
鴻上 彰尋
からも飲んでおいた方がいい、と言われやっと飲む事にした。
「君たちの方が色々削ってるだろうに……」
そういいながらもロベルトに礼を述べたアヴィケンナは癖のある茶髪をいじりながら、壊れたオートマータを見「終わったら修理だな」と小さく呟いた。だが、その横顔に後悔はない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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