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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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(反応してくれ!)
彰尋もまた治癒の光をステラに与え、少しでも意識が戻るようにと呼びかける。すると、僅かな瞬きの後、ステラの目が見開かれた。彼女が叫ぶよりも先に、眼下に夏朝の姿が……!
「チャンス到来!」
夏朝は倒れかけた巨人の下に入り込み、ステラへと手を伸ばす。我に返ったステラも、夏朝へと手を伸ばす。だが、ぎりぎりという所で届かない!
「夏朝おねーちゃん……!」
「ステラちゃん……!」
ステラと夏朝が互いに手を伸ばすも、巨人がバランスを崩そうとしている。フローレンスが歯を食いしばって力を注ぎ、ゴーレムを操っている。高久は巨人を弱らせようと、呪術の光の力を剣から注ぎ、衛も光の獣に乗って巨人を支えようとする。だが、ここで彼は何かに気づく。
(これって、夏朝くんが言っていた『両取案』いけるんじゃね?)
だが、水しぶきの威力が弱まっている。全力を尽くしたアカリに限界が迫っているのではないか。ならば、迷っている暇は無い。彼はアカリの回収に向かった。チャンスに手が伸ばせないのは悔しいが、仲間の命も大事だ。
「チャンスを、我々の物に!!」
桜が全身全霊をこめてボウガンの引き金を引く。遥斗がそれにあわせ魔風を起こして矢を送り出す。ステラが動く気配は無い。今なら、気にせず矢を放てる。
「アレにあわせろ!!」
アヴィケンナがオートマータに指示を出し、同時に彼自身もボウガンで矢を放つ。次々に繰り出される攻撃に、巨人が身じろぎした。――振動を起こすつもりだ。
「やらせないよ!」
「こっちだって!!」
降り注ぐ瓦礫から守ろうと、ロベルトが魔土の力でドームを作る。ちゃんとアヴィケンナが攻撃できる場所を作った上で。日和は日和で魔風を使い、飛んでくる水晶の破片を吹き飛ばす。
(あと少しでステラちゃんに届くのに……!)
魔風の力を使おうか、と夏朝が考えたその時。仲間の気配を背後に感じた。
「少し失礼を」
いつの間にか、月が姿を現していた。彼女は夏朝を抱えて支える。と、夏朝はステラの手をとり、そのまま引っ張ると、流れるように抱え込んだ。
「常闇さん、おろした後僕を引っ張って!」
「承知しましたっ」
夏朝はステラを抱えたまま月におろしてもらうと、その力をもってステラを引き抜こうとする。月も一生懸命になって夏朝を引っ張った。だが、巨人も粘り強い体で離そうとしない。
ここでついにアカリが膝を突いた。衛が速やかにアカリを回収し離脱。真白と円もそれに続く。
「4人とも、大丈夫か?」
彰尋がすぐに駆け寄り、治癒の光を施す。夏朝と月がステラの保護に向かっている姿を見、真白が円に問いかける。
「まだいける?」
「もちろん!」
頷きあった2人は、彰尋に礼を述べると再び巨人の下に走っていってしまった。
「えっ? ちょ、ちょっと!!」
彰尋が呼び止めるのも聞かず、2人は行く。そんな彼女達に衛がにやり、と笑った。
「頼んだぞ、真白くん、円くん!!」
「いってくるよ、衛くん!」
円が手を振り、ウインク1つ。そして、伸びた巨人の体に触れ、魔火の力を加減して展開した。
「ステラちゃんは一緒に支えるから! 私達を信じて!」
真白の言葉に、夏夜と月が頷く。そして、巨人は身震いさせながらにゅるりと解け、円の魔火によってステラの体は解き放たれる。
「助かったの~っ!」
「ステラちゃんっ、まずはここから離脱しなきゃ!」
ステラが安堵の息をつくも、夏朝が言う。
「急げ! 巨人が倒れるぞ!!」
「ぎりぎりまで持たせます。慌てず出てください!」
高久とフローレンスの声に、一同は頷き、ステラと共に巨人の下を脱した。と、同時にぎりぎりの所でゴーレムから巨人の腕が離れ、砂煙が上がる。そして、しゅるり、と音を立ててステラめがけ巨人の腕が伸びた。
「こっちだ!」
遥斗が割り込み、両手剣で巨人の手を巻き取る。だが、鈍い音がしたかと思えば、ゴーレムが、もう一方の手に跳ね飛ばされていた。高久が突き刺していた両手剣が抜けたようだ。
反動で、フローレンスも立ちくらみを覚える。高久がすぐさま支え、両手剣を片手で持ったまま問いかける。
「大丈夫か? 無茶はするな」
「でも……私は……」
「貴方が償いたい気持ちはわかる。でも、ここで終わりじゃないんだよ」
日和が、星の滴を手に駆け寄った。傍らにはシドニウムもいる。彼はそのとおりだ、というように力強く頷く。
「君の覚悟を、私達は十分感じている。だからこそ、ここは生き残って欲しい。みんなそう思っているんだ、フローレンス殿」
「まだ、オーブの破片が残っています。がんばりましょう!」
シドニウムと日和に励まされ、フローレンスはこくり、とうれし涙を零しながら頷いた。高久の手を借りて星の滴を飲み込むのを見守ると、日和もまたふらり、と膝を突きかける。
「君も、無茶をするな」
シドニウムは日和を立たせると、ロベルトから貰ったCHを飲ませ小さく笑った。
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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