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レトロ喫茶「セピア」
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ほどなくして、先日の助っ人たちを迎えに行っていた依菜里が戻ってきた。
けれど、依菜里が連れてきた助っ人の人数が、先日よりも増えている。聞けば、チラシを見たという新たな助っ人であるらしかった。
「俺の家、喫茶スペース併設の和洋菓子店なんだ」
今回、助っ人として志願してきた動機を、
夢呼・ステイシー
はそう語った。
「似たような仕事してるんだ、ほっとけないじゃんか」
「夢呼ちゃんらしいよな!」
と、笑いながら夢呼の肩に腕を乗せたのは、友人の
鳴神 師呉
である。夢呼が「だから、名前呼びをやめんか!」と怒っているのを聞いているのかいないのか、師呉は人懐っこく笑って続けた。
「昭和とか大正の感じが漂うのって、いいよな。良いところを残しつつも皆が集まれる憩いの場にしたいんだぜ」
一方、静かに店内を見渡していた
千堂 結
は、密かにこぶしをつくっていた。
(こんな良いお店なのに……助けなきゃ、ですね! 少しでも力になれたら……!)
そうして、強いまなざしで悠弥を見る。
「私、大正浪漫……というか、古き良き文化や時代が好きなんです。ここのお店には、その風情が感じられて……お店に流れている空気も、すごく好きです」
と、結は言った。
「なので、素晴らしさをもっと色んな方に知っていただきたいです。だから、お手伝いさせてください!」
深々と頭をさげる結に対して、悠弥は少しあわてたようだった。
「とんでもない。お恥ずかしながら、僕も正直どうしていいのか、よくわからずにいたんです。とても助かりますよ」
「ユーヤってば、マーケティングとか、だめだめだもんね。本も売れないし」
「い、依菜里……」
悪意はないのだろう。あっけらかんと言う依菜里に、悠弥がぎこちなく笑う。とはいえ、その事実が覆ることはない。悠弥は決まりが悪そうに耳を赤くするばかりだった。
と、そのときである。
「あのう」
少し離れた席から、声があがった。それはこの日、『セピア』を訪れていた二人目の客、
椿 美咲紀
であった。
「はい、ご注文ですか?」
穏やかに応じた悠弥に対し、しかし、「まだ、注文ではないのです」と、美咲紀はかぶりを振った。
「……まだ、ですか?」
「はい。まだ、なのです」
どこか意味深な美咲紀の言葉に、悠弥は首をかしげる。一方で、美咲紀はすでに注文していたコーヒーのカップを置き、ぴっと人差し指を立てた。
「実は私、寝子高新聞部なのですよ。みなさんの話を聞いた限りでは、お客さんが少なくて困っているようす……なので、私、お店を取材させてもらって、特集記事を作りたいと思うのです」
いわく、
「今日お客さんをたくさん呼んで、売上爆上げ……とはならないですけど、校内で記事を読んでもらえば、多少の宣伝になると思うですよ」
「たしかに寝子高新聞部の記事なら、生徒だけじゃなくて先生たちも読むから、話題にはなるかもしれないな」
と、夢呼がうなずく。美咲紀は、再び悠弥に言った。
「なので、今から注文したいのです。メニューを順番に、オーダーお願いしますです」
「メニューを順番にって……まさか、全部食べる気だったりするのか?」
思わずといった風に、師呉が目を丸くさせる。
「もちろんなのです」
どこか得意げな笑みを浮かべて、美咲紀が指を振った。
「お店のイラストや店長さんの似顔絵はあるみたいですが、全部のメニューはまだみたいですからね。寝子高新聞部としては、全部を写真におさめたいのです」
新聞部としての誇りなのだろうか。美咲紀のその徹底ぶりに、一同は唖然とする。
「それに、実際にすべて食べてみないと、記事にできないじゃないですか」
にっこりと明るく笑う美咲紀を見て、いいなも笑った。
「これは腕によりをかけなくちゃいけないわね、鎮目さん?」
「はは……どうやら、そのようですね」
困ったように笑う悠弥だが、早くも袖をまくり始めている。こちらも、やる気は十分といったところだろうか。依菜里もまた、うれしそうに破顔した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
かたこと
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月03日
参加申し込みの期限
2017年07月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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