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◆美少年ランド、開園! (2)
ロベルトは困惑したまま悠月の顔を覗き込んでいる。どうしたのだろう? 聞きたいのを抑えて悠月の言葉を待っている。
「……楽しかった! どうした、ロベルト?」
「……。楽しめたなら大丈夫! さ、次はどこに行こうか?」
暫し湧き上がる愉楽に浸り満足した悠月は、笑顔のまま隣のアトラクションに向かった。ロベルトは安堵しながら、真剣に心配したのが今となっては恥ずかしいと照れた顔を園内マップで隠している。
「……むー」
相も変わらずロベルトは悠月と他の美少年に夢中だ。頑張ると決めたものの、目前で見せつけられるとやはり面白くない。アカリはむくれた顔になるけれど、当のロベルトに気付かれてないのだからだんだん虚しくなってくる。そうしていると随分離れてしまいそうだったので、アカリはやや駆け足で二人を追いかけた。
「獅子目、あんま回しすぎんじゃねーぞ」
そんなこんなで、コーヒーカップに収まった三人。動き出す前からハンドルに手をかけている悠月をアカリが怪訝な瞳で見つめた。
アナウンスが響き動き始めた途端、急に回転が早まりアカリは小さい悲鳴を上げる。
「や、やめろって言っただろ!」
「怖いのか?」
「はぁ? 気持ち悪くなるだろ! お、おい」
アカリの反応が面白くて面白くて仕方がないのか、悠月はハンドルを回して速度を上げる。
「二人とも、程々に、程々にだよ!」
ロベルトが諫めようとするが、加熱した闘争はそれでは治まらない。終いにはアカリが悠月からハンドルを奪い、逆方向へ回し始めた。アカリと悠月によってあるときは右に、あるときは左に廻るカップに揺られ、ロベルトはただ目を回しているしかない。
そうこうしているうちにカップが止まり、スタッフが出るよう促す頃には三人ともふらふらであった。
「獅子目……お前の、せいで……うー……きもちわる……」
「来島……お前も、回していただろ……うぐっ」
「うっ……二人とも……回しすぎ……」
少し歩けば案の定気分が悪くなり、三人共々口を押さえ込み上げる吐き気に耐える。
回る視界が収まるまでベンチで休んでいると、アイスを食べる美少年の姿がロベルトの目に留まった。カップの中に在る色彩豊かなそれを美味しそうに口に運ぶ美少年を見て、自らも食べたくなってくる。
「気分転換にアイス食べよっか……」
我慢できなくなったロベルトの提案に、二人が頷いた。
「はい、あーん」
赤、青、白、緑、黄色。鮮やかな粒状のアイスが悠月の口許へ運ばれる。悠月はロベルトの手を拒まずに、ぱくりと啄んだ。
「来島にも」
おいしそうな悠月に笑顔のロベルトは、アカリにも、とアイスを分け与える。戸惑いながらアイスを口に入れ、広がるラムネ味を楽しむけれど。
(なんだか落ち着かねーな……?)
といった感じで、いつもは自分がするのに、今はされる側で、慣れない状況に気もそぞろなアカリ。ロベルトはアカリの様子に気付かず、悠月の手にあるアイスを物欲しそうに見つめている。
「ん、なんだこっちのアイスも気になるのか?」
悠月にそう言われれば、ロベルトは目を輝かせて頷いた。
「ほら、口をあけろ」
あーん、と差し出されたスプーン。その上に乗ったチョコレート味のアイスを、心底幸せそうに食べているロベルト。それを見てアカリの心に対抗心が芽生えた。
「先輩、俺のもどーぞ」
「二人とも……!!」
今度はアカリがロベルトにあーん、と差し出す番である。ロベルトは深く考えずにそれを口に含んだ。苺味と薄らと残っているチョコレート味が混ざり合うが、これはこれで美味しい。なにより美少年があーん、してくれたという事実にロベルトはただ感激するばかりであった。
遊園地を回りきるかきらないか、ふと見上げるともう空は茜色に染まっている。もうこんな時間か。ロベルトは先程と同じく入り口に美少年を集めた。
「みんな、今日はありがとう! 気を付けて帰るんだよ!」
「はぁーい」
遊び疲れたのか、その声は朝よりも小さい。解散の号令を合図に、少年たちは遊園地を去って車に乗り込んでいく。数台用意された大型のそれは少年たちを送り届けてくれるだろう。
車がエンジンを唸らせ走り去った後、遊園地には、ロベルトとアカリ、悠月だけが残った。
「さて、行こうか」
「どこに?」
「海にさ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月01日
参加申し込みの期限
2017年07月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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