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政治経済特殊講義 ~需要と供給と金儲け~
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【
八重崎 五郎八
の場合】
次のプリントを手に取った松沼先生はぬっと考えた。
「……八重崎」
「はい」
呼ばれた五郎八は立ち上がる。
松沼先生はプリントを一端返しつつ言う。
「説明がいいか? 実際やってみるか?」
「説明の方がいいです、先生」
簡単な問いに簡単に返す五郎八。
軽く頷いて先を促す松沼先生に五郎八は自分の説明を始めた。
「今回は相手に『ペットボトルを少しでも高い値段で売る』という今回の課題の趣旨を説明した上で、相手の適当な所持品を可能な限り高い値を付けて買う、それと同時にペットボトルを『所持品の買値+百円以下』の値段で買って貰うのが目的になります」
「ふむ」
松沼先生は続きを促す。
「交渉次第では、此方の財布と相談して此方の買い値を五千円程度までの範囲で釣上げるのは許容範囲とします。対象は誰でもいいですが、強いて言えば『ビジネス』としてその手のノウハウがあり交渉を通しやすそうなサラリーマンを選びます」
「ということは、水の値段は1つを100円としたらより安くなるわけだ。単体としてはな。だが、複合的に観た場合水をある意味高く売りさばいたとも言える」
そう言って、松沼先生は頷く。
五郎八はそのまま説明を続けた。
「課題は『より高い値で売る』であり『売る事でより高い利益を上げる』のではない……即ち利益収支は度外視できる、という前提での作戦です」
「畑生も言ったような利益を求めない。しかし、課題はこなしたという作戦だな」
そう言って、松沼先生はちらりと言嗣の方をみてから向き直る。
五郎八は最後に付け加えた。
「もし課題の趣旨が後者ならこの手は交渉次第で寧ろ赤字なので諦めて別の手を考える羽目になります」
「そこまで考えなくとも、課題としてはこれで問題は無い」
そう言って、締めくくる松沼先生は、一つ問うことがあった。
「そういえば、その五千円はどこから持ってきた?」
もっとつり上げることもできたろうにと言うニュアンスを含んだその問いかけに五郎八は無邪気に応えた。
「私の財布と相談しました」
「……そうか」
そのときの松沼先生の顔を見て、五郎八は何となく自分に技ありと言いたくなったのをこらえていた。
ちなみに、評価は『優』であった。
【
八神 修
の場合】
修がこの課題を見て真っ先に考えたことがある。
(水を売るのに付加価値が必要だが詐欺紛いの説明は避けたい。ならば……)
「……これは解説願おう」
松沼先生に指された修は立ち上がって説明を始める。
「飲料販売店『どりんく屋』を出店するという計画です」
「つまり、日は限定されてないわけだから、その課題の日が存在するとしてそれまでに各種を準備した上で売ると言うことだな?」
「その通りです、先生」
松沼先生の問いに対して堂々と対応する修。
そしてそのまま続ける。
「加工するなとも配布されたままで売れとも書かれていませんから条件は守っています。また、材料費と加工賃に利益を加味した相応の価格に出来ますし、利益率は良いかと。初期投資の分、販売日数が長いほど望ましいでしょう」
「……そうかそれはどういった売り方をする?」
当然のように疑問が返ってくる。
しかし、その答えはすでに用意されていた。
「OLの女性には『爽やかな炭酸水ダイエットドリンクはどうですか?ビタミンも取れます』と声をかけます。中身はレモン果汁+炭酸水です」
次に、と区切ってから修は言う。
「一人座る老男性には『暖かいお茶でゆっくりしていかれませんか?』と日本茶を売ります。また、リーマン風男性には『轢きたてコーヒーは如何ですか? 豆はブルマンとマンデリンです』といってコーヒーを売ります」
説明は続く。
「中年女性には奥様と声をかけ相談に乗り女の子と御本人様向けに体調に合わせお勧めをすればいいですし、お嬢様女子高生には『フレジューどう? シャーベットやスムージーにも出来るよ』とジュース系色々を臨機応変に勧めます」
そう言って、説明を終える修。
「なるほど、よく分かった。座ってよし」
松沼先生にそう言われて席に着く修。
「それでは次」
ちなみに、出席簿には『優』と書かれていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
オールジャンル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月20日
参加申し込みの期限
2013年06月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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