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政治経済特殊講義 ~需要と供給と金儲け~
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【
後木 真央
の場合】
真央は自分の置かれた状況にとっさに思考を巡らせていた。
「後木」
松沼先生の声は聞こえていないようだ。
(修ちゃんは猫奉仕付きで学祭で売れる「今時の女性編」記事の調査だと言ったら最終的に許してくれる気がするのだ)
「……後木」
(空音ちゃんは同人貢いでお手伝いすれば許してくれそうなのだ、巴ちゃんは固いご本が好きだから本の実践ってお願いすれば半殺しで許してくれる気がするのだ、円ちゃんは面白くて犯罪でなければ許してくれそうなのだ)
あわあわと考える真央の隣でゆっくりと松沼先生は声をかけるが……真央は慌てていて聞こえていない。
「……後木は不可と」
「待ってくださいなのだー!」
言葉には敏感に反応した真央であった。
「では、始めるぞ。今回の代役は必要ない」
そう言って、プリントを一時返却する。
「では、質問するぞ」
「は、はいなのだ」
ごくりとのどを鳴らす真央。
「とりあえず、弱みにつけいって水を500円で売るのは良いとしよう。だが、OLに疲れを癒やすグッズだとして、売るのはいいが八神との会話が女性にどういった効果をもたらすのか説明が足りてないので補足せよ」
「そ、それは……記事に載ると嬉しいと思ったのだ……」
しどろもどろで説明する真央。
「つまり、言い方は置いておいて八神を使うのだな」
言い方は悪いのを自覚している松沼先生。
「ちょっと友達に手伝ってもらうのだ!」
むんっと言い返した真央を見て、修はやれやれと心の中で嬉しくもありやってくれたなと思った。
「ふむ、ではこの女子高生に売る場合のお話権と写真とペットボトルセットで500円というのは?」
「う゛」
松沼先生の質問に言葉に詰まる真央。
「それでいて、八神が女性に好まれる顔立ちだとして。その女性の好みとは限らないではないか。そこをどう売り込む計算かね?」
松沼先生は容赦なく追撃をかける。八神はやれやれとため息をついた。
「そ、それは……」
「この老人に水を買わせるのはいい案だが、桃原と桜庭、桜崎と囲んで無理矢理水を買わせるわけだから、何か算段があると思ったがどうなのだ?」
プリントには『老人……おじいちゃん暇なのだ?どうしたのだ?真央ちゃんたちも喉が渇いたのだ、おじいちゃん飲み物奢ってなのだ。空音ちゃんや巴ちゃんや円ちゃん等の女の子で囲んで話を聞き適当な所で自分たちもジュースを買いたいからと水を勧める』と書いてある。
さらに追撃をかける松沼先生。
「み、みんなの方が頭いいのだ! 真央は友情が力なのだ! 難しいことはみんなに考えてもらうのだ!」
だんだんと追い詰められている真央。
「まぁ、それも一つの資質といったところだが……さて、今名前が挙がった生徒はどう思うかな?」
何とか真央は対応しつつ結局のところ、『可』となった。
つまりは『友人たち』の助け船によって得られたのだが、真央はひょっとしたらこの後何かを手伝わされたのかもしれない。
ちなみに、授業後に敬語を使ってないことについて松沼先生に長々と注意をされたという。
【
小山内 海
の場合】
最初に課題をもらったときに海は状況の整理から始めた。
(場所は朝の混雑したホーム、ってことは交渉も時間かけられないね。電車が来たらそれまでだし)
上手く想像力を働かせる海。
(交渉相手は見ず知らずの赤の他人で売る物は水のペットボトル1本……見ず知らずの赤の他人に水の入ったペットボトル1本だけを売るとか不審者扱いで警察呼ばれてもしょうがないレベルな気が……難易度高くないですか、先生……)
そう言って、目の前に置かれた配布された水をそっと見る。
ペットボトルには不思議そうな顔をした自分が写った気がした海であった。
が、それを切り払って思考を続ける。
(交渉相手は5人、男性のお年寄りあたりが狙い目かな。お年寄りは財布のひもが緩い人も多いし、男性ならなおさらだよね)
そう言って課題を提出した海……。
「小山内」
そう言って、松沼先生に呼ばれる海。
慌てて立ち上がる海。
「交渉相手はお年寄りでいいんだな?」
(こくこく)
縦に頷く海を見て、松沼先生はよしと頷いた。
「では、始める。その前にスケッチブックにあらかじめ言いたいことを書いておきなさい」
『わかりました』
「小山内が書き終わるまで相手も待つように。これらの流れは通常会話とする。では、柏田」
そう言って、
柏田 貴弘
が呼ばれる。
要領はもう分かっている。あとは始めるのみだ。
「では、やってもらおうか」
そう言って、松沼先生は開始を促した。
『おとなり、しつれいしますね。きょうもあついですね』
さっそく海は話しかけることにした。
「あぁ、暑いな」
貴弘も緊張気味に応える。
『こうあついと、のどがかわきませんか?』
「ま、まぁそうだね」
海も貴弘もまだまだ緊張気味である。
『みたところあしがふじゆうそうですけど、よろしければこのみずはいかがでしょうか?』
「はぇ?」
海のその問いに貴弘はポカンと問い返した。
たぶん「はぁ?」と「えぇ!」が合体してそうなったのだろう。
『ほんとうはこのみずはきちょうなもので、かおうとおもったら2000えんはするんですけど』
そのまま海は重ねてスケッチブックをめくる。
『いまならとくべつに1000えんでおうりしますよ?』
そう言って、これでいけるだろうと確信する海。
「えっと、その……ごめん」
貴弘は申し訳なさそうに断った。
老人としてはいきなり隣に座った人間に、水を売りつけられるわけだから、ちょっとなーと思ったのであった。
「そこまで」
松沼先生も終了の合図を出す。
「途中までは良かった。あと一押しでその値段だったな。勢いがあっていいが、もうワンクッションあっても良かったはずだ」
しかし、評価にはしっかりと『良』と書き込んでいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
オールジャンル
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月20日
参加申し込みの期限
2013年06月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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