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新年度のはじまりはじまり。芸術科編
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■3年8組・ホームルーム
「あっという間に高校3年生。最終学年だねぇ」
結城 日和
はしみじみといった風に進級したという事実を思う。
(ほんと寝子高に来てからはあっという間だったなぁ)
(特に去年ははすごく充実した1年だった)
(ネコフェスも演劇フェスティバルも私の音楽の価値観に強く影響を与えてもらった)
(自信もついたし逆に怖いこともある)
最終学年。父から言い渡された言葉がよぎる。
高校にいる間にヴァイオリンで結果をださなければ、ヴァイオリンだけでなく音楽をやめるように、と。
あと1年で期限が来てしまう。その期限が怖くもあった。
(けれど私はやっぱり音楽が大好きで止めることなんてできないから……)
(私の音楽をお父さんに伝えたい。ただ音楽が好きでだから諦められない)
「うん、でも今年もね、楽しく過ごそうと思うの。そうじゃなきゃ意味がない」
一旦思考を区切り、教室を見渡す。すると知った顔を見つけ、近づく。
「おはよう」
「結城か。おはよう。また同じクラスか」
「そうだねぇ。また1年よろしくね」
「ああ」
声を掛けられた
神嶋 征一郎
は、日和と何気ない挨拶をかわす。
その後他愛もない会話をする2人。
(彼とまた同じクラスになれた。もう1年、よろしくね)
日和は心のなかでそう呟いた。
* * *
「ここが3年8組か」
篠宮 六花
は教室の前までくると、なかに入る前に体を回転させて、周りの景色を覚える。
教室を間違わないように気をつけないと、とやや不安を覚えつつ改めて教室へ入る。
教室内では、皆の楽しそうな会話が飛び交っていた。
3年生ともなると、知り合いが同じクラスというのも珍しくないだろう。
(芸術科に所属してる奴の顔は結構覚えてるけど、話す機会は少なかった気がする)
クラス替え直後の雰囲気なら、馴染むのはそれほど難しくない。
交友関係や視野を広げるためにも色々な相手と話すのもいいだろう。
そう思い、クラスの様子を伺うと、征一郎がいるのを見つけた。
「征一郎」
「六花か」
「今年は同じクラスだな」
「そうだな。一緒なら移動教室の時も迷わずに済むだろ」
六花は、気づくと行方不明になりその辺を漂っていることがしばしばある。
そのことは征一郎も知っている。だからこその発言だろう。
(しかし、このクラスは知り合いが多い)
征一郎は無表情のまま、その事実に安堵している自分に驚く。
さっき話した日和もそうだし、今話している六花もその1人だ。
六花と他愛もない会話をしていると、教室の扉が開き、担任の
若林 沙穂
が入ってきた。
「若林沙穂よ。美術部の顧問をしているわ。これから1年よろしくね」
担任の自己紹介が終わると、生徒たちの番。
征一郎や
ロベルト・エメリヤノフ
、日和や
シャロン・ナイトプレッジ
など、
それぞれ自分の名前に専攻などを交えて自己紹介をしていく。
そして六花の番が回ってきた。
「元2年6組、篠宮六花。専攻は音楽。クラシック同好会に所属してる」
「趣味は……寝ること? ……あ、今のなし。寝子島散策で」
「こっちに来てまだ半年程度なんで、良い場所とか教えてくれると嬉しいな。これから1年、よろしく頼む」
最後まで言い終えると、お辞儀をした。
(我ながら無難で捻りもないな、面白いのがいたら滅茶苦茶尊敬するぞ)
自分の自己紹介を振り返ると、ありきたりだったかなという感想を持った。
他の人がどういう趣味を持っているかなどを聞きながら、これからのことを少し考える。
(進路とか、色々考えなきゃいけないことはあるけど)
(みんな良い奴だし……うん、これから楽しみだな)
そんなことを考えているうちに全員の自己紹介が終了した。
すると沙穂が教壇から全員に呼びかける。
「皆、自己紹介ありがとう。改めて、これから1年よろしくね」
「さて、これからのことを説明するわね」
「午後から千年杉と美の泉へ向かうの。他のクラスの子たちもね」
「美の泉は虹色の温泉で、紙をひたすと泉と同じく虹色に染まったり、肌につけると美しくなれるという噂があったりと、なかなか興味深い場所よ」
「そういったものに触れながら、交流を深めてもらえると嬉しいわ」
目的の場所へ出発するまでは自由時間ということを最後に伝えると、沙穂は一旦教室をあとにした。
沙穂が去ると、教室が少しずつ賑やかになっていった。
* * *
(恥ずかしいけどそわそわしちゃう。去年末の転校で、まだ全然学校に馴染めていないから)
(でも、さっき目に留まった子に声かけたいな)
シャロンは自由時間になると、征一郎のもとへと向かった。
しかし、名前が少し難しい発音だったことを思い出す。
少し考えてから、征一郎に声をかける。
「セイル」
最初、その呼び名に思わず目を瞠った。
気を取り直して、改めて自己紹介をする。
「自分は神嶋征一郎。よろしく」
「私は
シャロン・ナイトプレッジ
。よろしくね、セイル」
「その呼び方は女っぽいだろうが」
「だって呼び難いんだもの。いいでしょう? 貴方に似合うと思うわ」
「……ちっ、直す気無しか、なら勝手にしろ」
「貴方も好きに呼べばお相子よ」
やや強引に押し切られた気がするが、愛称をやめる様子もないので征一郎は諦めた。
シャロンはさらに話を続ける。
「ね、さっきの話聞いていた? とても面白そうな泉の話」
興味津々といった様子で話すシャロンとは対照的に興味の薄そうな征一郎。
「行こうよ、美の泉!」
「断る。気になってるなら1人で行け」
征一郎は泉にはまるで興味がないようだ。
しかしシャロンはまるで退く様子がない。
「セイルはなんだか乗り気じゃないみたいだけれど、大人しくしてても勿体ないわ」
この後、押し問答を繰り返した挙句、結局押し通され一緒に泉にいくことになった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月18日
参加申し込みの期限
2017年06月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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