this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
新年度のはじまりはじまり。普通科編
<< もどる
1
…
23
24
25
26
27
…
34
つぎへ >>
●プチシュー☆大作戦
うろうろとする
桃川 圭花
の姿に気付いたのは、相変わらず脅威のスピードでお弁当を平らげる
巫部 紫苑
だった。
「桃川さん、どうされたんですか?」
箸を止め、圭花に声をかければ。
「巫部さん」
相変わらず宇宙の胃袋ね……! と圭花は思いつつ、かくかくしかじか、事情を話す。
「圭花さんらしい、素晴らしいアイディアですね。それでは、私のお弁当から好きなおかずをどうぞー」
だいぶ残り少なくなってきたお重から、圭花は有難く春巻きを貰った。
そしてお返しのプチシューを、お重プリンの上にそっとおけば
「良いアクセントになりますねぇ」
と紫苑は微笑んだ。
「それなら良かったわ」
そう圭花が感謝を述べると、隣にいたドイツ系クォーター少年が意を決したように圭花に声をかけてきた。
「ごめん、話し聞いてた。俺も、何か交換できるものあったら……」
「あら嬉しい! ありがとう」
圭花が
ラウル・シュトルツェ
にお礼を言い、彼のお弁当から鮭の切り身を一切れいただけば、お返しにプチシューを渡す。
「桃花さん、遠慮せず春巻きだけじゃなく、もっと他にも食べてもいいんですよ?」
そう言う紫苑に、圭花は硬派に首を横に振った。
「大丈夫。……でも、あまりにお腹空いたらお願いしちゃうかも」
圭花の言葉に、隣にいた
天満 七星
が
「戻るのがあまり遅いと、巫部様食べ終えてしまわれますわよ」
コロコロと笑えば、一同から笑いが溢れ。
「あらあら、やはりお重の数足りなかったでしょうか……?」
とおっとりと首を傾げるのだった
如月 庚
は2年2組のクラスメイト達とランチタイムを過ごしていた。
周りは楽しそうに会話を交わしているが、庚はひたすらに自作した唐揚げ弁当をガツガツと無言で食べ進める。
(特に話す事もねぇし、メシ食ったらどっかで寝て過ごすか……)
そう思いながらご飯をかっ込んでいると……一人の眼鏡女子が視界に入ってきた。
そう、プチシューと誰かのおかずと交換する旅を続ける、圭花だ、
「ちょっとそこのお兄さん、あなたのおかず、交換しない?」
「……ぁあ? 交換だぁ?」
庚がギラリとした眼差しを圭花に向ける。
「バッカ、俺のからあげはやらねぇぞ。……見合う価値のものなら話は別だがな」
「……これよ」
見合う価値のあるもの、として圭花から提示されたのは……コンビニのプチシュー。
「……あぁん……!?」
ふざけてんのかオイコラ、と声が聞こえてきそうな庚の眼差しに。物怖じせず、圭花はこのおかず交換旅に至った経緯を話す。
(……ったく)
話を聞いてしまった以上、無下にできないのが庚であり。
どうしても、困っている人がいたら助けたくなってしまう面倒見の良さが出てしまう。
「仕方ねぇなぁ……」
庚は圭花のプチシューと、己のメインおかずである唐揚げを交換した。
「え!? からあげいいの? ありがとうー!」
そう言い、嬉しそうに去って行く圭花の姿を横目で見届けてから、庚はプチシューをヒョイ、と口に入れた。
「腹も膨れたし、俺ぁ寝る。起こすな」
そう周りのクラスメイトに宣言すると、庚は立ち上がった。
圭花のその後の様子を気にしつつ、庚は一人、木の陰に向かうのだった。
メインのおかずが手に入りご機嫌な圭花。
その後、目に留まった女生徒2人……
月ヶ瀬 朔夜
と
椿 美咲紀
に声をかけた。
「それならば、私のからあげを……」
話を聞いた朔夜が己のからあげを渡そうとすれば……圭花が既にからあげをゲットしていることに気付き。
「ならば、私のお野菜ですよ!」
「月ヶ瀬さん、気遣ってくれてありがとう。椿さん、いただくわね」
こうして、圭花の手持ちは、春巻き&鮭切り身&からあげ&サラダ、となんとも素敵なメンツ。
残るプチシューは二つ。これまでの戦歴は上々である。
……しかし、同時に圭花は焦りも感じていた。
――そう、皆お弁当を食べ終わり始めていたのだ。
(ここまでかしら……)
絶望に打ちひしがれそうになった、その時。
男女の姿と、芳ばしくスパイシーな香りが圭花の鼻腔をくすぐった。
「あー、やっぱ歩くと腹が減るな」
「ボクもだよ、ユウくんっ」
明るい声に圭花が振り向けば、そこには大量のキーマカレーを手にした
鬼河内 萌
と
野菜原 ユウ
が……!
(主食……!)
圭花の眼鏡がキラリと光り。
萌とユウに近づき、早速プチシュー交換の旅と経緯を語る。
「もっちろん、いいよ! ボクいっぱい作ってきたし!」
萌の言葉にユウも頷く。
感謝の気持ちと共に、圭花は残るプチシューを二人に渡そうとすれば……
「あ、俺はいいよ。作ったのは鬼河内だし。あんたのデザートにしなよ」
にししっと笑うユウ。
隣で萌が「ユウくん男らしい☆」「そうだろー?」とか言い合うのを見ながら。
圭花は萌にプチシューを渡し、一人前のキーマカレーを手にするのだった。
(ついにやりきったわ……! なんだかんだ、豪華になったわね……!)
喜びと共に、昼食を取る圭花。もりもりとからあげトッピングされたカレーを頬張る。
「あ、桃川さん。カレー、ですね」
良い香りにつられるように、
恵御納 夏朝
が圭花に近づいた。
噂に聞いていた圭花のおかず交換大作戦、順調に終えたようで。
夏朝はほっとした表情を滲ませる。
(あ、そういえば、僕のデザートまだ残ってた)
夏朝は今回、お団子でも作って持ってこようかと思っていたが、市販品である『こねころころ』を持ってきていた。
子猫を模した、小さめなお饅頭であり、沢山の味の種類がある。
一緒に食事をしていた
薄野 五月
や
黒崎 俊介
、他にも周りの友人たちに配ったが……確か、まだ残っていたはず、と夏朝が鞄を探れば。
「……あった。桃川さん。よかったら、どうぞ」
「あら! ありがとう。私のプチシューも一個残ってるから、交換しましょ」
圭花の最後の一個も、素敵なデザートと交換されたのだった。
しばし、圭花と夏朝がまったり穏やかな時間を過ごしていると……パタパタと五月が駆け寄ってきた。
「いたいた、恵御納さんー。あ、桃川さんもー」
「あら、薄野さん」
挨拶を交わし、急いできた理由を聞いてみれば。
「ふっふ。ついに、猫さん発見しましたよー。クロ先生が教えてくれましたー」
「本当!?」
夏朝と五月が猫発見ポイントに向かっていくのを、楽し気に圭花も追いかけるのだった。
<< もどる
1
…
23
24
25
26
27
…
34
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
新年度のはじまりはじまり。普通科編
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!