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新年度のはじまりはじまり。普通科編
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●2年1組の光景
(えっと、俺のクラスは……2年1組だったな)
知ってる顔がいりゃ楽なんだが、と思いながら
水守 流
は教室に足を踏み入れた。
その瞬間、目の前にいた見慣れた少女と視線が合う。
「あ、水守君……!」
千堂 結
の印象的な黄色い瞳は不安げな色を見せていたが、流の顔をみつけると、一気にパァッと表情が明るくなり。
(良かったぁ、ホッとした……)
新しいクラスと環境に不安を感じていた結。それは己のコンプレックスの黄色い瞳にまつわる思い出もあるだろう。また、大好きな人ともクラスが離れてしまっていたこともあり、目の前に現れた流の姿は、彼女にとって大きな安心感を与える存在だった。
「お、千堂も同じクラスか、ちょいと安心したぜ」
安心した表情の結にニッ、と流が笑みを見せれば、私も、と結も大きく頷き同意する。
せっかく新しいクラスになるのだから友達を増やしたい、と思う流ではあったが、知り合いがいるのといないのでは心構えも変わってくる。
それはまた、結にとっても同じことでもあり。
「ま、これから一年よろしくな。理数系の勉強なら多少見れるから任せれー」
「うん、頼りにしてるね、水守君。これから一年よろしくね」
おう、と流が飄々とした雰囲気と共に結に手をヒラヒラと振り。そして自分の席へと向かっていく流。
(相変わらず、寝癖っぽいなぁ)
結は口元に手を添えて笑み、流の後ろ姿を見送った。
鷹司 凜太郎
と
神野 美野梨
が教室に仲良く話しながら入ってくるのを見て、
鳴神 師呉
はうぅむ、と眉間に皺を寄せた。
新しい友達を作りたい! と思いつつも、まだグループに入って行くには心もとない。
話しかけやすそうなクラスメイトは……と辺りを見回すと、ちょうど一人の男子が教室に入ってきた。
「お、生徒会の副会長じゃん!」
クラスに入ってきた
八神 修
を見つけた師呉は思わず声を上げた。その声に、修も反応を見せる。
これはチャンス、とばかりに師呉は笑みを浮かべた。
「俺は鳴神師呉。これからよろしくな!」
人懐っこい笑みに、修も穏やかな笑みを返す。
「あぁ、俺は八神修という。よろしく頼む」
「生徒会しながらも、他の部活駆け持ってるって聞いたぜ?」
「そうだな。師呉は何か部活とか入ってないのか?」
「んー、今の所は何も入ってないんだよなー。オススメとかない? 2年からでも始められそうな……」
新聞部の部長でもある修。師呉にヒアリングしつつ、お勧めの部活や同好会を的確に紹介するのだった。
(そっか、家庭科同好会とかもあんだな)
実は編み物を得意とする師呉。ちょっと気になるな、などと思っていると……
「あれ? 鳴神も同じクラスなんだな」
修からの情報にホクホクとしていた師呉に声をかけたのは、友人である流だった。
「相変わらず眠そうだな、流。一年よろしく」
「おぅ。ってか、そりゃあ、あの校長の長話聞いてりゃ眠くなるだろー」
新しいゲームも買ったしな、と流がさらに続ければ、師呉は目を輝かせた。
師呉もゲーム好きのため、流の話が気になって仕方ない。
「え? 何? 今、何のゲームハマってんの?」
流と師呉は、しばしゲーム談義に花を咲かせるのだった。
(今日から2年1組ですねー。ふっふ)
薄野 五月
はウッキウキな表情で教室へと足を踏み入れた。
既に沢山のクラスメイトが教室で楽しそうに会話を始めているのを見れば、更に己の笑顔が深まるのを感じる。
自分の席を確認し、席に向かう途中、スケッチブックを机に準備している少女を見つけた。
「あれ?浅山さん、同じクラスですかー」
そこには、
浅山 小淋
の姿。
五月の挨拶に、驚きと話しかけて貰えた喜びの入り混じった表情を見せる。
そしてすぐにスケッチブックに【薄野さん、よろしくお願いします】と綺麗な字で書き、返事をした。
「こちらこそ、ですよー。何かあったらいつでも伝えてくださいね」
五月はそう笑んで、自分の席へと向かっていった。
五月の実家は『蕎麦屋すすきの』
小淋も蕎麦屋に行ったことがあり、小淋が声を出せないということを、だけれどスケッチブックを介して会話を楽しめることを五月は知っている。
新しいクラスに少しドキドキしていたが、五月のように気軽に話しかけてくれる存在に小淋の緊張が少し和らいだ。
――自分から声をかけるのも良いかもしれない。
小淋は教室にいるクラスメイトの姿をそろりと見渡した。
(去年1年で大分慣れてきた気はするけど……後輩が出来るとか新しいクラスとか緊張するよ……)
上手くやれるかなぁ、と
立花 深紺灯
は深くため息をついた。茶色いショートボブの髪が揺れる。
新しいクラス。どこか浮足立った雰囲気。ピュアで、明るく……眩しい。
深紺灯はたれ目気味な青い瞳を細めた。
今は、怯えることなんて何もないはずなのに。イジメを受けた過去を思い出し、胸がキュっと締め付けられる感覚に陥る。
だけれど、と思い直す。
猫鳴館での暮らしで、新たな縁は沢山紡ぐことが出来たのだ。だから、きっとこれからも上手くやっていける。
そう思い顔を上げると、目の前にスケッチブックを開いた少女の姿。
どこかで出会っていた気がする見覚えのある少女は、緊張も感じられる微笑みと共にスケッチブックを深紺灯へと向けた。
【私は
浅山 小淋
です。言葉を出すことができないけれど、仲良くなりたいです】
小淋の筆談での会話に驚くも、きっと彼女も勇気を持って話しかけてくれたのだろう、と深紺灯は思った。
「立花深紺灯だよ。小淋さんて言うんだ。これからよろしくね」
深紺灯の言葉に、小淋の表情は花が咲くかのようにパァッと明るい色を見せた。
深紺灯が小淋に自分の名前の漢字を教えれば、小淋はすぐさまスケッチブックへ言葉を書き込んだ。
【立花深紺灯さん、ですね。素敵な名前です】
「小淋さんも、可愛い名前だと思うよ」
笑い合う二人。
深紺灯は、きっと今年も素敵な縁が出来る、と確信するのだった。
穏やかな春の日差しが入り込む窓際の席で、ふわりと笑みを見せるのは
御巫 時子
。
教室ではなく窓の外に送られた彼女の視線の先には、何羽かの小鳥が集まっていた。
「おはようございます」
時子が小声で鳥たちと挨拶を交わす。今の時子は、ろっこんの力によって鳥と会話が出来る状態にあるのだ。
「これからの一年間は、この教室で過ごすことになりました。他の鳥さんにも、教室が変わったとお伝えくださいね」
時子の言葉に、ピピピピ、と鳥たちがさえずりを返す。
「ふふ、皆さん、私を探してくれていたのですね」
そうだよ、と言う小鳥たちに感謝を伝えながら。時子は始業の時間まで小さく大切な友人たちと落ち着いた時間を過ごすのだった。
(2年1組……ここネ!)
ぱたぱたと走り、教室に駆け込んだのは
御薗井 E セレッソ
。
鮮やかな真っ赤な髪とそばかす、愛らしい表情で「間に合ったヨ!」と始業の鐘がまだ鳴っていないことに安堵の表情を見せていた。
「私の席は……あったワ」
座席表をジーーッと見つめ、そして自分の席へと向かうセレッソ。
席に向かう途中には、前年度同じクラスだった凜太郎や美野梨の姿。
「今年もよろしくネ!」
と手を振り合い。更に、親友の五月を見つければ
「五月チャン!」
「セレッソさん!」
今年もよろしくね、と女子同士キャッキャと笑顔を見せ合いハイタッチ。
セレッソの人懐こさは尋常じゃない。五月とのキャッキャの流れで
「よろしくネ!」
と、
天満 七星
にも歩きながらハイタッチ!
突然のセレッソのスキンシップに驚きながらも
(近寄りがたい雰囲気は作らないようにしたい、と思ってはいましたが……早速成果が出たと思ってよいのでしょうか?)
昨年の自分は近寄り難さが出ていたのかもしれない、と七星は思っていた。
垣根はないに越したことはない。……流石に、セレッソ程の社交性を持つことは自分には難しいかもしれないけれど、それはそれで自分なのだから。
(楽しい一年になりそうですわ)
のんびりまったり、たおやかに。七星はくすり、と上品な笑みを浮かべた。
更にセレッソは周りに声をかけていく。
結が元気な様子のセレッソを見ていると、セレッソが突然、結を指差し声を上げた。
「わ! 三つ編み仲間ネ!」
セレッソが指差していたのは、結の髪型のアクセントとなる三つ編みで。
その言葉に結もセレッソのうなじから揺れる三つ編みに気付く。
「本当ね、三つ編み同士ね」
結は、セレッソが動くたびに尻尾のように揺れ動く赤い三つ編みを目で追った。
「共通点ネ! これから仲良くしてネ!」
勿論、と結が口元に手を添えて頷けば。唐突に一人の男子が会話に入り込んできた。
「本当だ、俺も三つ編みにしよっかなー」
突然話しかけてきたのは、にししっと笑う
野菜原 ユウ
。
彼の染められた金髪ショートカットはどう転んでも三つ編みは難しいわけで。
どうするつもりだろう、と結が真剣に考えれば
「ウィッグっていう手もあるネ!」
とセレッソがうんうんと頷く。
「うわ、おまえ本気にしちゃうわけ?」
ユウは驚きつつも楽しそうな笑顔を見せるのだった。
(同じクラスの生徒はどんな人がいるだろう…)
そう思いながら、周りを観察していたのは
ラウル・シュトルツェ
。
茶色い髪に緑の瞳。この春から寝子島にやってきたドイツ人である。
但し、4分の1は日本人の血が入っていることもあり、会話は申し分ない。ドイツ人ハーフである母親が日本語を多用してくれたお陰である。
(やっぱり、皆賑やかだ)
そんなラウルがこそりと辺りを見ていると。
「チャオチャオ!」
突然、ラウルの視界に赤い髪の少女が入ってきた。
「初めまして! セレッソって呼んでネ!」
本来、どちらかと言うと女子に免疫がないラウルではあった。だが、ここまでフレンドリーに接してもらえるのは喜ばしいことであり。
「グーテン モルゲン。俺は
ラウル・シュトルツェ
。よろしく、セレッソ」
ぎこちなさを感じさせないよう努力しつつ、ラウルはセレッソに笑みを返せば、セレッソは上機嫌で自分の席へと向かっていった。
(色んな人がいるなぁ……)
ラウルがそう思っていると、始業の鐘が鳴り。
生徒たちは、各々の席へと向かうのだった。
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ブロンズシナリオ(100)
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3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
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